クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

創造性

見晴らしのいい場所でひと休み、雨中の鳩。 日曜日はこんなにいいお天気で、半袖でも大丈夫なほど暑かったのに。日曜日のできごとが遠い昔のように思えるほど今は雨で、天気が悪い。 大通公園で久しぶりに開催中の園芸市。ガーデンフェスタ?花フェスタ?ど…

記録的だから当分はない

夏至を過ぎても何だかうすら寒くて、もうすぐ7月!初夏!という上天気も続かない。 ほんの数ヵ月前は記録的な大雪だったから、暑さの心配をするよりは理にかなっているかも。かもかも。 ほんの数ヵ月前は、記録的な大雪だった。 記録的ということは当分の間…

もったいないを貫くから持続可能

その日のうちに使い切るつもりなら、賞味期限も消費期限も気にならない。 安ければ安いほどお財布に優しいから、見切り品でも十分。だけど、傷みが目立つようだと機械的にカットして加熱して調理してというわけにはいかず、言ってみれば検品に余計な時間がか…

旨味があるから美味しくなる

ここ最近初めて作ってみたレシピで美味しかったのは、アクアパッツァ。 魚と貝からは魚介のスープ、トマトからは野菜のスープとそれぞれの素材からたっぷり旨味がでるから、あとは油(オリーブ油)に水分(水または白ワイン)に塩に香草(パセリ)というシン…

地盤、看板、かばんの三位一体

最短距離が最速で目的地にたどり着くルートでいられるのは、渋滞しない場合に限る。 最短距離が主要幹線道路でどの車も(地理に疎くなればなるほど)、幹線道路に殺到するから渋滞する。 ものすごーく大回りで目的地までの距離は遠くなっても、道中は風光明…

ワラビがいっぱい

スズランを見に行ったついでに買ってみたワラビ。遠目から見ると手首くらいの量に見えたけど実は足首ほどの量があり、アク抜きという下処理を経ると水を吸ってか膝かな?と思うような量になった。 ワラビがいっぱい。素材がいっぱいだから、アレも作ろうコレ…

季節になると動き出す

ポテポテと狸小路を散歩していると、いつもより明るく感じたので上を見上げると屋根が開いていた。アーケードの上には青空。 よく晴れて暖かくなったとはいえ汗ばむほどではなく、外歩きが楽しい季節。外歩きが楽しい季節も日光浴も待ちわびていた。そういう…

たくましいで開く

可哀想や可愛いではもうびくともせずぴったりと閉じた財布も、たくましいを前にすると開くのかもしれない。 アメリカでは大統領の次に人選が難しいのはNY市長なんだと聞いたことがあるけれど、アメリカに限らず重ねた歴史相応の経済力と人口規模を持ち、国を…

インプットが先でアウトプットはあと

GWを振り返ってみると、花ばっかり眺めてた。 桜に梅にモクレンにレンギョウ・スミレにタンポポ。エゾエンゴサクにエンレイソウ、ウツギに多分リンゴの花に雪柳にチューリップその他いろいろ。 色絵の具をキャンバスにぶちまけたように、色とりどりの花が次…

上を向いて咲くのがモクレン

こぶしとモクレン。どちらも白い花びらで(モクレンにはピンクもあるけど)木に咲く花で、花びらだけ見てもどちらかわからない。 だけどモクレンは上を向いて咲く花で、微かな芳香がある。だから上を向いて木に咲き芳香を持つ花は、モクレンの仲間だと思えば…

ひろくうすく

牛ほほ肉が塊(500g強)で売っていたので、珍しく思って買ってみた。 赤ワインとトマトベースの野菜ジュースでビーフシチュー風の煮込みを作った残りはチャーシューに。ラフテーっぽいから一部はソーキそばの具にして、ゼラチン質(コラーゲン?)が固まって…

建設的思考のかたち

5月5日は端午の節句でこどもの日。 鯉のぼりにかしわ餅、菖蒲湯にカブト飾りで、GWに先立って鯉のぼりが早くも悠々と泳いでた。そのココロは、健やかな成長を願うもの。 暖かくなって日も長くなると、花は次々と咲いていくし新緑は日を追うごとに増えていく…

ふざけんなクソジジイにクソババァ!!!と感じる人間性

図書館になら置いてあるような、見るからに大きくて分厚い大型本は、知識や知見をより多く伝えようとしたからあのサイズであの容れ物になっている。 視覚に訴えるよう中身には図表~ビジュアル資料~も含まれていて、頁数たっぷりだから何しろ重い。重くて嵩…

減らない赤ワイン

花が早く咲くのは、日当たりのいい場所。 風はまだ冷たいけれど、気持ちよく晴れた日はただ歩いているだけでも気分がいい。雪のために通れなかった、冬期は立ち入り禁止だった場所も封鎖(あるいは封印)がとかれ、あとは日々陽が長くなってベストシーズンが…

スプリングエフェメラル待ち

小樽もある石狩湾はゆるやかに湾曲していて、条件が揃えば遠くはるかな(何てったってオロロンラインだから小樽方面からはだーいぶ遠い)暑寒別岳の山並みが見える。 晴れている。空気が澄んでいる。そんな日に対岸のちょっと小高いあたりから海の方を見ると…

あそこはいつも、そうなのよ。

水切りヨーグルトを作ったときにできるホエー(乳清)。栄養豊富とどこかの料理本が教えていたので、時にはスープや味噌汁に使っていたりしたけれど、思いつきでチャイを作るときに使ってみたら、クソまずかった。 チャイには向いてなかったけれど、ホエーと…

共通項

北海道に来た最初の年は、6月頃までニットのセーターが手放せなかった。 いつもではないけれど、暦の上ではもう初夏とは思えないほど時々むちゃくちゃ寒くなったから。暖かさを第一に選んだ家の中は大体いつも暖かくて、だからこそ寒暖差が体に堪えた。 暦の…

お商売上手

カワイイだけじゃなく、おショーバイ上手なお利口さん。 シマエナガといえば、丸まっちぃところが何よりの魅力でかわいさの源。丸まっちぃだけならちょっと頑張れば誰にでも量産可能で、やっぱりちょっと頑張れば“カワイイ”だって誰にでも量産可能なんだと思…

オリーブとオイルサーディン

小口切りにしたネギをオリーブオイルで香りが立つまで炒め、洗ったお米と種抜きオリーブを加え、お米を炊くときの水と同じ分量のスープ(固形スープをお湯で溶いたもの)を加えてひと混ぜ。缶詰のオイルサーディンをそのまま加えて炊くと、オリーブとオイル…

俗に通じるという怖さ

美男美女が身分違いの激しい恋に落ちたその舞台は、沈まないはずの豪華客船タイタニック号のなかでのことだった。 ハリウッドのトップスターを起用した“通俗的ラブストーリー”と、同時代なら誰もがそのシンガーの名とメロディーを知る世界的ヒット曲に目くら…

持続可能な資源の使いかた

騎手と一体となったサラブレッドが、トップスピードでコーナーを駆け抜ける姿は文句なしに美しい。 “早くて美しい”をめざして改良を重ねたサラブレッドのトップスピードについていけるのは、トップスピードでも振り落とされないよう訓練された騎手。だから、…

ノーストレスめざして

カセットコンロは弱火を保つのが、あるいは見極めるのが難しい。火を弱めると、すぐに消えてしまうから。 沸騰するまでは強火。沸騰したら弱火にして、沸騰するまでにかかった時間と大体同じくらい(5分だったら5分)経ったら火を止めて、加熱した時間分蒸ら…

広がるレパートリー

皮を剥くのが面倒くさかったので、ミネストローネに入れるじゃがいもの代わりにユリ根を入れてみた。 ホクホクした食感はじゃがいもに通じるものがあり、“じゃがいものような食感”が少量だけ要り用なときは、ユリ根で充分だと思った。 少量、一食分だけツナ…

子どものおやつの延長線

時々無性に食べたくなる、“日本一食べにくい”という異名を持つジャムでベタベタしたお菓子。 ジャムでベトベトという、洗練とは真逆な家庭のお菓子の延長線上にある、子どものおやつっぽいところが気に入ってる。 素朴なロールケーキタイプの焼き菓子もジャ…

裾野が広いか狭いか

冬季オリンピックではやっぱり採点競技を熱心に見たけれど。 フィギュアスケートの場合、滑り終わったあとの競技者の表情を見れば、満足できる演技だったかどうかがよくわかる。 技術面でも失敗なく、表現したい世界を存分に表現できたんだと思しきときは、…

ウィンターマジック

ひと晩、あるいは一日除雪しなかっただけでこうなるんだ。 という、雪に埋もれた通り道を歩く気分はラッセル車。ラッセル車気分でエクササイズ代わりに歩いても大したことじゃないのは、パウダースノーでフカフカだから。 湿気を含んだ重たい雪だと、どうな…

フレンチトースト

卵1個につき牛乳は1カップ、お砂糖はほんのちょっと。バニラエッセンス(=バニラオイル)を一滴か二滴垂らすと、焼き上がった時はより甘い。 (これはフルーツや果物で飾った、休日のブランチバージョン) 固くなったバゲットや食パンに卵液をすっかり吸わ…

白黒のなかの赤や色鮮やかなもの

過去の回想シーンはすべてモノクロで、赤いコートを着て登場するのはたったひとり。可愛らしい、幼さの残るまだ小さな女の子だけ。 戦時下(WWⅡ)のドイツで軍用品を製造する会社の経営者で豊かだった実業家のオスカー・シンドラーを主人公にした『シンドラ…

ドカ雪

場所によっては、人の身長より高くそびえる雪の壁。 12月半ばまでは雪はほとんど降らず、昨年に続いて今年も雪は少な目かと思っていた頃が嘘のように、どっかり降った。 毎年のように雪は降って積もるけれど、今年は雪の壁は高いままで気温も低め。気温が低…

卵抜きでケーキを焼く方法

ケーキを焼く時に必要なものは、バターに砂糖・卵に小麦粉。ふんわりフワフワのスポンジケーキにしようと思えば卵を固く泡立てればよく、卵抜きでもケーキが作れたら画期的で、卵アレルギー持ちにとっては朗報。 『日本企業の為替リスク管理 通貨選択の合理…