クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

幼年期の終わり

大雑把に言って、お弁当箱には2つの種類がある。 ご飯とおかずを一緒に詰める一段のものと、ご飯とおかずを別々に詰める二段のものと。お弁当を作るのも詰めるのも、使い終わったお弁当箱を洗うのも自分ひとりだったら、迷わず一段のものを選ぶ。 お弁当を作…

眺めのいい場所

きれいなお庭で有名な、眺めのいい場所にある観光地のとある寺社を訪れた時のこと。 眺めがいいのは、辺鄙な場所にあるから。きれいなお庭と眺めを堪能しているすぐそばで、どうすれば寺社の持ち物であるお墓に入れるのかと尋ねている、ひとり旅の人がいた。…

聖と俗

応仁の乱から戦国時代といえば、荒廃というイメージがぴったりくる。 国境のような大きなものから、集落を隔てる小さなものまで。境界をめぐって、そこかしこで小競り合いが起こっているのが荒廃の具体的なイメージ。 大きなものから小さなものまで。戦費に…

精神的にきつい方が、ダメージは大きい

きつい・汚い・危険。頭にくる三つを並べて3K職場。 体力的あるいは物理的にきつくて、実際問題として汚れるから洗濯が必要で、時には怪我するから危ないと言われていた。 物理的なものは改善の余地が充分にあって、物理的なものは成果がわかりやすくて目に…

余裕の産物は余裕の賜物

余裕の産物を、物心なんてとっくについてから究めようとしても、大体ヨユーであっという間に打ちのめされる。 時間とお金。ともに不自由しない人向けなのが、余裕の産物。だから、時間にもお金(予算ともいう)にも事欠きながら、時間にもお金にも不自由しな…