クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2020-01-01から1年間の記事一覧

海老とサワークリーム

遠い微かな記憶によると、胡麻を煎る専用の道具、胡麻煎り器というものがあって、ミルクパン程度の大きさのフライパン状のものに、網がついていた。 煎った胡麻を料理に使う時は、そのつど煎っていた。家庭内のことだから、煎った胡麻を使った料理といったっ…

クリスマスの振り返り

家庭で作るご馳走の限界を決めるのは、冷蔵庫。 冷蔵庫が大きいと肉に魚、野菜にくだものに調味料と何でも入るから、テーブルに並ぶ御馳走も豪華で品数の多いものになる。容量が小さいと何でもは入らなくなり、使い回しを考えるようになってハレとケ、日常と…

オリジナルにはない

オリジナルにないことは一切付け加えてはならないと、本当に本人が言ったかどうか。今となっては確かめようもなく、代理人がそう言ってる以上オリジナルにないことは、すべてただの蛇足でしかないんだけど。 ひとりで完結する趣味は、同好の士を見つけるのが…

同工異曲

クリスマスのご馳走は、何にしようかと考えるシーズン。鶏の丸焼きに豚肉の塩釜といろいろ作ってきたけれど、家庭でできる御馳走にはやっぱり限りがあるから悩ましい。 ハンバーグ、ミートローフにパテ・ド・カンパーニュと名前は変わって作り方も少しづつ複…

栽培限界

今日のお昼頃に見た天気予報では、太平洋側はみごとに晴れマークが並び、日本海側はしっかり雪だった。 北海道はでっかいどうだから、ひとまとめに北海道といってもいろいろで、特に日本海側と太平洋側では全然違う。顕著なのは積雪量で、例年よりイッジョー…

高効率のススメ

生活してる場所に生活の匂いがあるのは当然で、生活してる場所、それも長時間過ごす場所にもかかわらず、いつもピカピカだったらその秘訣は念入りに掃除をしているからに決まってる。 生活してる場所がいつも小奇麗な人は、だからだいたいスリム。 というこ…

味覚は保守的

チャーシューの代わりに天ぷらがトッピングされたラーメンを食べたことがある。麺も具材も全体的にあっさりした味付けで、こってりだと持て余すから個人的にはちょうどよくて美味しかった。 ただし、ちょうどいいと思ったのは個人の好みで、“チャーシューの…

大人向けお子さまランチ

去年だったか。「大人のためのお子様ランチセット」を自分のために作ったことがある。 大人のためのお子様ランチセットは、何から出来上がっているかのリサーチからまず始め、炭水化物と炭水化物に揚げ物と甘いものから出来上がってると自分勝手に定義した。…

頑丈で丈夫な下駄

補助金が打ち切られたら終わりと、関税障壁が高くなったらおしまいは相似形。 どちらにしても、マーケットに参入するために履かせてもらっていた下駄、外されたらマーケットには入れないという意味で一緒だから。 食べ物でいえば、素材が集まるのが市場でマ…

自分で作るしかないのが中級品

海外のライフスタイルショップのサイトを、時々眺めにいく。 キッチンやリビングなどなど。インテリア商品が豊富で、目の保養になるから。調理家電や製菓用のツールも豊富で、お手本のように上手にできるようになるかどうかは別として、とにかくツールが豊富…

ワンクッション

使いたい。欲しい。 そう思った時に、呼べばすぐやって来るというのはとにかく便利で、便利だから広まりやすくて定着しやすい。 ところが使いたい・欲しいの前にワンクッション、例えば経済性や安全性、場合によってはもっと高尚な何かを考え始めると、使い…

理屈にあわない

キレイではないものが長らく目立つ場所にあったのなら、キレイにするつもりなんてなかったってこと。 揉めるに決まってる仕組みで毎回揉めるなら、揉め事を起こすつもりだからそのまんま。 合理より非合理で、理屈に合わない合わせないから、そうなっている…

シンプルに考える

カジュアルな質問にはたいていカジュアル、つまりお気楽な答えが返ってくる。 日本の文化や伝統、あるいは習慣といったものに疎い相手から“お盆って何?”と、例えばカレンダーでも見ながら聞かれた時。1分で返答しようと思ったら、「亡き人、特に先祖を偲ぶ…

お仕事の作り方

弱い者いじめが好きな集団の好きなことや得意なことといえば、やっぱり弱い者いじめ。 だから弱い者いじめが好きな集団をトレースすると、アンフェアや不平等が面白いように見つかるはず。 弱い者いじめができるのは、強者。“ある種の“というただし書き付き…

ホニャララはかくあるべし

ホニャララはかくかくしかじからしくあるべしは、供給サイドあるいは生産者目線。 例えば花壇。 流行り廃りを反映するとはいえ花壇らしい花壇の花は、くっきりはっきりのビビッドカラーが多い。ところがビビッドカラーの花を、個人の庭やベランダにそのまん…

覚醒

呼べばやってくるで互いに融通し合えるのは、そもそも互いに持ってる者同士だから。 例えば日々のやり繰りを特定時間で締め切った時に、すぐに返すからちょっとお借りしますが通用するのは、そもそも互いに持ってる者同士だから。 綱渡りの綱が切れそうだか…

カラスはなぜ、土をほじくり返す

今年はちょっとアレだけど、札幌のカラスはそもそもいいものを食べているはず。 観光地。ついでに関東以北で最大規模の繁華街を擁すると、エサもピンからキリで景気のよいときには、ピンのエサめがけて突進していく。キリなんて見向きもしない。だったんだけ…

ホッとするのはシンプルなもの

昔っからなぜかボルシチが好きで、なぜボルシチが好きなのかと考えると、ビーツとキャベツとサワークリームに行き当たる。 土地柄か。生のビーツも手に入るので、生のビーツをスープ煮にして、ポテトサラダと和えたりそのままサラダのトッピングにして、美味…

名付けは大事

仮想通貨に暗号通貨。呼び方は今どきっぽくその時々に応じて変わっても、本質そのものはそう変わらない。 その種のモノは一体何かと考えた時、個人的にいちばんしっくりくるのは“軍票”。 実物を見たわけじゃない。ただそういうものがあったと、聞いて知って…

銭の箱がしんどくなったら

アレは何だったっけ???という、疑問が解けるとスッキリ。 余裕で10年どころか15年は経っていて、その当時は古臭いと言われていたものが、今では古臭いという形容詞もなしに受け入れられてるっぽい様子を見ると、印象を左右しているものが何だったのか。今…

真似したがり

知ってることの方が多い。その反対側には、知らないことの方が多いがある。その状態が、情報の非対称性。 だから、知ってることの方が多い側に立つと、何が隠されてるのかもよくわかる。 一見すると同じ地平に立っていても、そもそも持ってる情報量が全然違…

強冷房、つけると周辺の気温はますます上がる。

先月、8月のなかばにはスコーンを作っていた。 夏真っ盛りといってもオーブンを使っても構わない程度には涼しかったということで、例年にない暑さであっても、やっぱり本州に比べればたかが知れてる。 強冷房が効いた室内なら、いざ知らず。 本州のような40℃…

積み重ねて、薄くなる

歴史が積み重なってゆくにつれて、記述する内容は本来増えていくはずで、増えた内容に合わせてぶ厚くなっていくのが、ツラの皮とボリューム。 歴史を積み重ねても、ボリュームもツラの皮も変わらず特にぶ厚くなっていなかったら、ワザと。あるいは努力の賜物…

悪目立ち

それは果たして日本語でしか表現できない内容なのかどうかが、近頃気になること。 試しに“精神の漬物石“をWebの翻訳サービスで翻訳し、出てきた英語をまた同じような工程で日本語に翻訳し直すと、途方もなくおかしなことになって、”精神の漬物石“からははる…

思いついたことをただダラダラと

思い出しただけで、あー泣いちゃう。涙出るというトラウマな出来事を、個人的には「精神の漬物石」と呼んでいる。だって漬物石は、乗っけると水分が出るから。 漬物石といったところで、そのビジュアルが想像できない人には、わからないに違いないけど、普通…

着るものくらいではどうにもならない。

寒さは着込めば何とかなるけれど、暑さは着るものくらいではどうにもならない。 札幌はこの夏いちばんの暑さで、いちばんの暑さなのに札幌に限らず夏休みはどこも短縮気味で、要するにこの夏の経験値は特殊で特別だから、特殊要因に基づいた数値はあてになら…

自分語り

大事なのは、今は夏休みだってことで、夏休みは日常と非日常が出会いやすい季節。 今年はちょっとアレだけど、休みに海や山やその他にわざわざ出掛けに行くのは、非日常と出会うため。非日常を求めている人たちだから、日常では見過ごしてしまう非日常にも目…

熨斗つけて返す

道徳の教科書にぴったりなお話の主人公は、大体いい子で善人。 いい子や善人が可哀想な目に遭うけど健気だと、健気だから聴衆や読者の関心を惹くパターン。ところで道徳の教科書を量産する側や、毎回お説教を聞かされる側の立場になると、ワンパターンは飽き…

アナログから見る世界

都会と田舎、あるいは大人とガキ。 二項対立思考法の利点は、何といってもわかりやすいこと。わかりやすいから必要以上に違いを強調するけれど、典型的なパターンは実のところそんなに多くないことは、もうみんな知っている。 都会と田舎でいえば、都会のな…

抽象的な方は、元気いっぱい

耐久年数に賞味期限に寿命と、カタチあるものは大体有限で、有限だから終わりにできる。 耐久年数も賞味期限も寿命もカンケーないものって一体何さ???と考えると、大体抽象的なものに寄っていく。だから、耐久年数も賞味期限も寿命もカンケーないカタチあ…