クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

荒野のなかの嵐

原作では確か子どももいて、確執は子世代にも及んだ二組の男女を描いた『嵐が丘』をふっるーい映画で見てみた。 見た映画版では、子どものエピソードはカットされていた。1847年に書かれた原作を1939年に映像化すると、こういう解釈になるのか。という意味で…

ユートピアとディストピア

監視社会で少子化が進むと、ディストピア。自由を謳歌する世界で子宝に恵まれると、ユートピア。 ティツィアーノが描いた『ヨーロッパの略奪』は、ゼウスが見初めたフェニキア王の娘を連れ去ろうとするワンシーンを描いている。ゼウスに限らず、オリンポスの…

バッファーとのお付き合い

テクノロジーファーストで、最初期から技術や機械に馴染んで親しんできた人ほど、人にしかできないことをよくご存じ。 というのが持論で、最初期から技術やマシンに馴染んでいると、人にしかできないことは人にしかできないこととして、無理な省力化や機械化…

道具が登場すると、近代

剣に馬に銃。走る泳ぐといった、個人の身体能力の高さの証明プラス、道具を与えられた時の道具の扱いに、習熟してるかどうかが問われるのが近代。 と、考えると、なぜ“近代”五種なのかもすんなり納得する。 素手で殴り合ったり取っ組み合ったりは、士官(あ…

フロンティア消滅

何かにつけて張り合う、ライバル同士な二強国の成果は断トツでぶっちぎり。 ライバルに対する対抗意識や覇権への欲が、成果を生む源なんだとよくわかる。断トツぶっちぎりで成果をあげる二国を見ていて思うのは、どれくらい(何代前から)その国の人なんだろ…

セカンドキャリア

一見リスキーであってもセカンドキャリアが確立されていると、リスキーという理由で敬遠されがちな何かは、息長~く続けられる安定した何かに変わる。 昼間見るよりも、夜に見た方がよりきれいに見える。夜景がきれいなのは、都市の証し。 都市の証しだから…