クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

山紫水明

和食は油汚れが出ない、あるいは出にくい。 年末におせち料理を作ると実感する。昔ながらのおせちといえば、炒る(田作り)・煮る(黒豆、お煮しめ、きんとん、昆布巻き)・和える(なます、数の子、たたきごぼう)で、それだけだと物足りないから肉や魚に火…

今見ても愉快

誰かを愉快にするのは難しくて、だから愉快にした人が多数になると、誰かを愉快にした何かの賞味期限も伸びるのかも。 地下鉄の駅で野蛮人に愛を叫んだ女性の告白を、伝言ゲームでその場に居合わせた人たちが地下鉄に乗り込もうとしていた男性(=野蛮人)に…

モチモチ

お正月が近くなるとそうだお餅買おうとなる、食事回りの季節行事に乗っかると献立を考えるのが楽になると思う脳。 (これはうぐいす餅) お雑煮もいいけれど、食事系として他の食材と一緒に楽しみたいときは、餅ピザや焼き餅で。 お餅に水分を足してレンジで…

バックステージ

お正月明けは、華やかだけど軽―く読める『王室外交物語』を読んで過ごした。 古代から近代、そして現代まで。王様と呼ばれる人達による、武力のようなハードに頼らないソフトパワーの効用について書かれていた。一見華やかで時には軽くも見えるけれど、実態…

スッキリさっぱり

年末年始にかけて、食べ物でいっぱいだった冷蔵庫内も小正月前にはスッキリさっぱりして見通しがよくなった。 三が日まではおせちという名の作り置きやストックで楽しようと多めに仕込んだあれやこれやのおかげで、七草どころか小正月まで楽が続き、12月に散…

風穴の開けかた

ありとあらゆるモノを、今すぐ俺・私のもとにもってこいという欲求がなくならないかぎり、ラストワンマイルの問題は解決しない。 だけどお買い得品を誰よりも早くという、経済的時間的効率性を最短で提供するツールがその性能を最大限に発揮したとき、“そん…

テロワール

新年だけあって、力こぶの入った力作雪だるま。 ひと月前は、雪が降らなさ過ぎだったなんて信じられないくらい、元日からあるいは大晦日から雪が降って積もった。 事前に作り置きもしたけれど、おせちを本格的に作り始めたのは30日から。正月、2日・3日と食…