クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お金ちょーだいとかわいく言えない人は、代わりに世の中へ呪詛を吐く

芸のない愚痴は娯楽にはならない。仕事や同僚の悪口、世の中や政治家への不平不満、タレントや有名人の悪口。無芸なわりには増長だから、楽しくない。毒を笑いに、風刺へと昇華する川柳って、偉大だね。サラリーマン川柳は好き。娯楽に厳しいのは暇人だから…

火星でボッチのわりにはポップなSF『オデッセイ』見てきた

孤独が友のわりには明るく脳天気。火星ひとりぼっちな宇宙飛行士を描いた『オデッセイ』を見てきた。DASH村と見るかロビンソン・クルーソーと見るか。いずれにせよ、知識と知恵とテクノロジーさえあれば、孤独とは無縁で生産活動にだっていそしめるのさ。 映…

アイスランドを舞台にした『ひつじ村の兄弟』見てきた

おじいさんと羊が出ずっぱりで主役の映画、『ひつじ村の兄弟』を見てきた。映画の舞台としては珍しい、アイスランド辺境の村で牧羊とともに生きる人たちを描いた、アイスランドとデンマークの合作映画。台詞は耳慣れないアイスランド語だった。 アイスランド…

Like Water for Chocolateとはいきませぬ

デートは昨日済ませているので、バレンタインの今日は夕食をちょっと手の込んだものにしてみた。創作意欲がわいてこない、焼肉プリーズという声はガン無視した。 (ぼーとしてる間に雪まつりも終わってしまった。。) ・オージービーフのグリルドステーキに…

もっすごい今さらだけど『スターウォーズ/フォースの覚醒』見た

見たのは1月、レビューを書くのは2月と出遅れまくり。見ただけですっかり満足。足りないものもなく盛りすぎもなく、そのままの君がただただ好きなスターウォーズ。 「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」予告編 それでも思わずにいられない。老けちゃったね…

風変わりな贋作師にしてアウトサイダーアーティストを描いた、『美術館を手玉にとった男』見てきた

実在するスゴ腕贋作師を主人公にしたドキュメンタリー映画、『美術館を手玉にとった男』を見てきた。古い宗教画から、印象派にディズニーのようなカートゥーン風のイラストまで。あらゆるジャンルの贋作に長け、その腕があれば素晴らしいオリジナルだって生…

ブログを続ける人が少ないのは、途中で足を引っ張りに来る人がいるから

今のブログを書き始めて、早2年半。人気となって別のステージに上がった人を除けば、細々と書き続けてる人はやっぱり少ない。更新を停止したり、アカウントそのものが消滅してたり。色んな人がやって来ては去っていったという実感、確かにあり。残存者利益で…

フランス版リバースモーゲージを扱った『パリ3区の遺産相続人』見た

遺産相続で豪邸を相続。いいっすね。誰もが一度は憧れる、夢のシュチュエーション。もしも一文無し同然の時にそんな美味しい話が転がってきたら?棚からボタモチと思った相続物件に、訳あり老婦人が住んでいたら?という状況を映画にしたのが『パリ3区の遺産…

アーティストという人種は、やっぱり果てを可視化した姿

春節も近いせいか、外国人観光客の姿が目につく今日この頃。観光客で賑わうのは観光都市としては大変結構なことなので、カフェ難民となるくらいは甘受しますとも。 観たいような、観たくないような。尖りまくった感性を作品にぶつけたドキュメンタリー映画に…