クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2023-01-01から1年間の記事一覧

何かしら、どこかしら新しい。

大通公園から北の方を見れば、今なら”絵に描いた道庁”が見える道庁南門。 道庁南門から南方向へ向かうと、10分~15分もあれば市電通りにも狸小路にも着く。桜が満開の季節だったら寄り道や回り道して桜見物するように、イルミネーションの季節はイルミネーシ…

『ナポレオン』は当事者視点のナポレオン

世界史上のスーパースター、ナポレオン・ボナパルトを描いた史劇『ナポレオン』を見てきた。 素材はスーパースター。なのに、二時間半というスーパースターを描くには短すぎる上映時間内で、スーパースターをどう描くのかが一番の関心事。 ロザリー、あるい…

燃費よし

お正月といえば紅白の色合わせで、紅白の組合せ=めでたいだから紅白まんじゅうも縁起が良く、お祝いの席で使われる。 ブッシュドノエルにチョコレートケーキにアイスケーキ。Xmasのケーキもいろいろあるけれど、いちごのショートケーキは今でも人気。思えば…

観光客に優しい場所で観光する

ホワイトイルミネーションが始まったのに雪はなく、雪が降らない師走は師走気分も薄くて気持ちはまだ晩秋。 雪が降らないと秋が長い。秋が長くなると紅葉も長く楽しめる。今年は例年になく、北海道でも紅葉を楽しんだ人が多かったんじゃないだろうか。 マル…

ありし日の

かぼちゃのポタージュを作る時は、いつも皮まで使う。 色味は悪くなるけれど、煮物だったら皮ごと食べるから。勤労感謝の日に作るかぼちゃのポタージュは皮無しで。いつもなら使う部分を使わないとごちそうっぽく、雑味がないからいつもより美味しく感じた。…

富士は日本一の山

田子の浦にうち出でてみれば白妙のふじのたかねに雪はふりつつ 十人十色の10倍だけあって、百人一首は叙情でも叙景でも多彩。技巧を凝らしたものもあれば、素朴なものもあり、巧拙という点でも多彩。 春夏秋冬それぞれの季節に寄せて、嬉しい楽しいといった…

写真には写らない

この見事な紅葉にまたはなし。今年の猛暑も二度とごめん。 寒暖差が激しいと、紅葉はより鮮やか。 夏が過ぎても例年よりずっと暖く、秋が長い。そう思っていたらやっぱり突然冬がやってきて、いつものように寒くなった。札幌は今日が初雪、例年より十日は遅…

鮭、鮭、鮭

たまにしか食べないジャンクなものや、栄養バランスが著しく悪そうでカロリーが高そうなものは、朝に食べるに限る。 (朝からケーキ、朝からハロウィンプレート) そんな日はいつもより運動量を増やして、カロリー消費に勤しめばいいだけだから。 しみじみ美…

いつも通りの大通公園、いつも通りじゃない大通公園

例年になくしぶとく長く続いた厳しい暑さだった。記録的な猛暑に見舞われた2023年の夏のことを、一体いつまで覚えていられるのか心許ない。 いつまでも暑かったせいで、秋の訪れはゆっくり。青々としていた大通公園を彩る街路樹も、いつの間にか紅葉し始めて…

遠くに行きたい

地名としてはポピュラーでも(少なくとも北海道内では)、自分にとってはポピュラーではない場所、釧路に行ってきた。 (朝の釧路川沿い。ウォーキングするのにちょうどよかった。) サービスエリアの少ない道東道(どうとうどう)をただひたすら東へと走る…

さつまいもとプルーンを合わせてみた

さつまいもとりんごの組合せ → よく合う ◎ スイートポテトにりんご、アップルパイにさつまいも。よく合うからスイーツの組合せとしてもポピュラーで、一定の認知度もある。 さつまいもにレモン → さわやかな酸味が加わる 〇 酸味が加わると、保存性も高くな…

フランス版細雪だと思って『最高の花婿』見た

アットホームではない、ホーム(=家庭)を舞台にしたホームドラマ『最高の花婿』を見た。 フランスの地方都市で豊かに暮らす夫婦が、家庭内では移民問題に直面して右往左往する。アットホームではない家族をドラスティックかつドラマティックに描いてた。 …

小さな旅

例年なら9月も半ばを過ぎると薄手の羽織りものが欲しくなるけれど、今年はまだまだ暑い。特に、日中。とはいえいきなり涼しくor寒くなりそうで、油断がならない。 よく晴れた真夏の暑っーい日に、小樽に行ってきた。 いつもは車で行くことが多い小樽方面だ…

この夏、いちばん暑かった夏。

一般的には夏でも冷涼だと思われている札幌なのに、今年はどうしたことだか35℃を超す猛暑に何度か見舞われた。 札幌駅前の通りと大通公園が交差するあたりは、観光客でいつも賑わっているところ。いつでも人口密度が高いせいか、体感温度高めで直射日光にも…

ポテトサラダ的なるもの

保存がきくので常備するようにしている切り干し大根。 定番は、副菜にちょうどいい煮物。変化球は、水で戻したあとにサラダに使ったり、炒めてホットサラダにしたり。 定番としての煮物に舌が馴染みすぎているから、変わった食べ方はあんまり思いつけない。…

夏野菜もそろそろ終わり

日曜日は激しい雨と雷で、ひと雨来たあとはすっかり涼しくなった。 日中の日差しは晴れていればまだ強いけれど、風はヒンヤリ。8月末のいつもの涼しさで、北海道マラソン前に涼しくなるとよかったのに。例年にない暑さと湿度というバッドコンディションで、4…

青白黄色に緑

空や海。水辺の青に、山や森に林、野原の緑。雲は白く、風にゆれるタンポポや菜の花、キスゲにひまわりなどの黄色い花。 (これは、お盆を過ぎたというのに真夏日だった日に見た夏空) ステキな景色を種々取り揃えたなかから選んだ一枚は、青に白・緑に黄色…

緑のトマト

ナマズのフライを食べるのは、米南部。それが嘘か本当かは知らないけれど、ガンボスープにスパイシーな肉料理と、郷土食がより豊かなイメージがあるのは南部。 緑のトマトを見ると思い出すのは、『フライド・グリーン・トマト』という古い映画。キャシー・ベ…

シャリシャリ

スルスルつるつると喉を通っていく、麺類を筆頭に冷たくて喉越しのいいものしか食べたくなくなる。それさえ食べられなくなる。 そういや夏バテというものがあったと久しぶりに思い出した、今年の夏。連日30℃越えの暑さで、油断するとつい冷菓でお腹を膨ら…

都市を冷やす

朝6時前で既に27℃。 数字だけ見れば暑っ!と思うけれど、日中に比べれば涼しい風が吹き、風が抜ける場所があれば数字のインパクトほど暑くはなく、むしろ心地いいとさえ思う。 夏だもの。 歩くたび、体を動かすたびに汗が吹き出してくるのは当たり前。暑いだ…

引き算がごちそう

北海道産のとうもろこしが手頃な価格で出回るようになると、作りたくなるのがコーンごはん。 豆ごはんの豆の代わりに粒状にしたコーンを入れるだけ。近頃のとうもろこしは生でも甘く、お手頃価格のとうもろこしでさえ甘いんだから、ブランドものはとびきり甘…

岩をも砕く季節

本日7月20日正午の気温は28℃。(←との表示だった) 北海道としては暑いけど、本州に比べればずっとマシ。昨日までは20℃前半と涼しかったせいか、風もひんやり。日差しは夏、空気はひんやりで、場所さえ選べば避暑地気分で過ごせる。 北海道新幹線の札…

足りないもの

為すこともなくつれづれに、あるいは欲にまかせて食べ続けていると運動不足になって、食べ過ぎ太り過ぎに一直線。 運動量が激減し、激減した運動量に応じて食欲や胃袋も小さくなってくれれば無問題なんだけど。 例えば常人の1・5倍の運動量と食欲を満たすた…

全力出さなくてもいい場所

高校野球はキビキビ。プロ野球はそうキビキビでもない。 どちらも、球場で観戦した経験はほんの少し。ほんの少しだけど、特に真夏の炎天下にすり鉢の底のような場所で、猛ダッシュしたり一生懸命プレイできるのは”これっきり”だから。 甲子園球児であればプ…

メロン、焼いてみた

夕張メロンに代表される赤肉メロンが、スーパーでも買えるフルーツとしてレギュラー入りする頃かそのちょっと前は、摘果メロン(すぐりメロンという名で売られていることも)の出番。 (赤肉メロンを連想させる、花の色) メロンと違ってフルーツというより…

ゼリーで遊ぶ

気温が上昇して薄着の季節になると、気になるのは二の腕にウエスト周りに背中のプルプル。太りたくない。 というわけで、夏場のおやつは甘さ控えめの冷菓、寒天にフルーツのコンポートをあえたものの出番が増える。寒天よりもうちょっとプルプルした食感にし…

30年

その世界には十二の国があり、それぞれの国には王と麒麟(きりん)と呼ばれる存在がいる。 十二国あるけれど、主役級として扱われるのは超大国「ではない方」。 女王が即位すると国が乱れる国、慶。武人として名高い強い王と麒麟にしては珍しい”黒麒”と呼ば…

作り置きの収支その2

ブラウニーのような焼き菓子はそのままでも日持ちするし、冷凍してストックしておけばいつでもおやつになる。 何なら朝ごはん代わりにもなるので、あると便利。ブラウニーにバナナブレッド、キャロットケーキ。どれにしようかと迷うけれど、日持ちを考えた時…

1が2になって、3が4になる。

肌がきれいと評判の美人女優やタレントであっても、生まれたばかりのわが子わが孫に比べれば、”うちの子のほうが可愛い”になる。 つきたてのお餅か剥きたてのゆで卵か。つるつるプニプニで思わず突っつきたくなって引っ張ってみたくなる。 赤ちゃんはそんな…

自分で作るウスターソース

トマト、りんご、たまねぎ、にんじん、セロリにしょうがとにんにく。 どこのスーパーでも手に入るありふれた野菜に、酢に砂糖と塩にクローブやナツメグなどのスパイスがあれば自家製のウスターソースができた。 カラメルソースで作るカラメルプリンが作れれ…