クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

熨斗つけて返す

道徳の教科書にぴったりなお話の主人公は、大体いい子で善人。 いい子や善人が可哀想な目に遭うけど健気だと、健気だから聴衆や読者の関心を惹くパターン。ところで道徳の教科書を量産する側や、毎回お説教を聞かされる側の立場になると、ワンパターンは飽き…

アナログから見る世界

都会と田舎、あるいは大人とガキ。 二項対立思考法の利点は、何といってもわかりやすいこと。わかりやすいから必要以上に違いを強調するけれど、典型的なパターンは実のところそんなに多くないことは、もうみんな知っている。 都会と田舎でいえば、都会のな…

抽象的な方は、元気いっぱい

耐久年数に賞味期限に寿命と、カタチあるものは大体有限で、有限だから終わりにできる。 耐久年数も賞味期限も寿命もカンケーないものって一体何さ???と考えると、大体抽象的なものに寄っていく。だから、耐久年数も賞味期限も寿命もカンケーないカタチあ…

気が長いか短いか

他の人が気付くより前に、足りないものを足せる人は重宝される。 だけど、他の人もすでに気付いているしわかっている、欠けてるものを足して満たそうとする人は、重宝されるとは限らない。 みーんな気付いているのに欠けたままなのは、欠けさせているものだ…

カップリング

人格や生活態度が、一般的な基準や水準から大きく逸脱していても生活そのものは破綻していない。 破綻するどころかむしろ水準以上だったら、生活を営む何らかの技術や技量は標準以上だってことになる。 人格や生活態度の向上と生活水準の向上がワンセットで…

ひとつ増えたところで

心にいつまでもわだかまっている悪感情が「恨」で、植物を地中にとどめているのが「根」。 右側にある“つくり”の部分は、どちらにしても「とどまる」の意味。心にひとつ加わると左側にある“へん”の部分は木になって、いつまでも地中にとどまる根っこになる。…