クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

少し不思議

いつ頃だったか、もう思い出せないほどの昔。多分インターネットも普及してなかった頃に、街でお金をバラ撒いた人が出たというニュースがあった。 新聞だったかテレビだったか。どちらかで見たのか双方で見たのか。その辺もハッキリとしないながら、どっちか…

不自然に任せると不自然

そもそも感情の振れ幅が大きな激情家で、自身でも激情を持て余すような人が好むのは、感情が揺さぶられない場所。何があっても能面のように無表情で、一見感情が欠落したかのように見えてもそれは、後天的に獲得した仮面かも。 巨大な権力持ちが、うっかり感…

楽しい人しか寄って来ない

シンプルな設計で、使ってる人からはたーのしー♪という声しか聞こえてこないようなものは、楽しいという声しか聞こえてこないように作られている。実際使ってる人はみな楽しそうで、ただ純粋に楽しんでいる。 ただ純粋にたーのしー♪という声を聞くために作っ…

語って託す

札幌にしては蒸し暑い日。きっと不快指数も今シーズンで一番高いに違いない。 あんまり蒸し暑いせいか、鳩や雀が土の中に埋まって丸くなり、じっとしながら涼をとっていた。温められた空気は上空へと昇っていくものだから、空よりも土の中の方が涼しいんだな…

お守り代わり

中間層が消滅する理由は簡単で、お金持ってない人はお金持ってる人が好きだから。 食うや食わずで持たざる人の声に耳を傾けたら、お金が欲しいあるいは仕事が欲しいという返事が返ってくる確率は跳ね上がる。欲しいのならあげましょうと、欲しかったものをく…

目的はクリアー

バンドやろうよ!と言い出すタイプは、たいてい自身が最も目立つ場所、ボーカルやセンターで活躍したいからそう言い出すもんだと思ってる。 最も目立つ場所で活躍したいから、僕・私をより輝かせてくれる仲間集めにも熱心で、前のめり。前のめりな気持ちや行…

あれ、オレ詐欺の見抜き方

巨大だったり、完成まで時間がかかっているものは、そもそも誰が「作った」と言えるんすかね。 総監督・総合プロデューサーのような立場の人が何度も入れ替わり、監督やプロデューサー的立場の人のもと、数え切れないくらい大勢の人が作業に従事した。その後…

結界の内側

21世紀でデジタル化が加速する現代では、ラテン語を学んだところで実用的な使い道はあんまりなさげ。ラテン語を学んだ成果が期待できる分野といえば、学究方面に限られる。 ところがラテン語は、フランス語やイタリア語あるいはスペイン語(だからポルトガル…

なんでもプラットフォームで考えてみる

ほとんどの日本人にとって馴染みのない、ターキッシュディライトをプリンと言い換える行為には、どう表現すればわかってもらえるかと知恵を絞った先人の苦悩や苦労がしのばれる。 一方、誰もが知ってる木の実をイチゴと言い換えたり、原典や原著にはない何か…

残雪と青空と

ぼちぼち、あるいはすでに夏休み入りしている人もいるかもしれない三連休の初日。こんな時だから、今さら4~5月の10連休を振り返る。涼しそうねー。 行って来たのは、大雪山の旭岳。紅葉の季節にも行ったことがある場所。GW前は、まだたっぷり雪が残ってい…

いつもの夏の過ごし方

嘘つきはどろぼうの始まりとはうまく言ったもので、上手な嘘には多くの人が心を動かされてたぶらかされ、大事な何かが盗まれる。大泥棒になりたかったらまずは上手に嘘がつけないと、気前のいい誰かさんの財布も締まりっぱなしで、心を盗むなんてとんでもな…

なぜとどうして

脳みそを素手でこねくり回されるような悪夢を経てもなお、悪夢の前とちっとも変わらず嬉しい!楽しい!美味しい!と感情も感覚も失くさないのは意思の賜物。残っててよかった、不味いものは不味いとちゃんと吐き出す理性。 悪夢のような経験のあとで、何を食…

どっちを見るか

何らかの疎外感を感じてる人がもしいたら、そんな時は絶対に多数派、大勢の人から支持されている側を見るようにした方がいいと思ってる。少数の人による少数のための少数の方を向いた側には、時には見れば見るほど疎外感が募るような仕掛けが潜んでいること…

鳩の身体は横に伸びる

GoogleさんにJuly 4thと尋ねてみると、花火が打ち上がる。めでたい。 花火が勝手に打ち上がる、この仕様に使われている技術は何なのか。まったく知らないけれど、結構前に同じようなものを見たことがあり、何もこんなところでこんなに凝った技を披露しなく…

内も外もなし

一点の曇りもなく100%前向きな気持ちでポジティブに取り組んだ過去のお仕事が、現在の自分を食わせている。あるいは現在の自分を助けているなら、そのお仕事はやっぱり胸の張れるお仕事だった。 逆に、200%後ろ向きな気持ちでネガティブに取り組んだ過去の…

先月食べたもののふりかえり

そもそもがカッコ悪いあるいは外聞を憚る出来事も、カッコよく言い換えるとサマになる。サマになって外聞もよくなるから、外聞の悪いことを生業にしている側は、常にカッコよく言い換える術や技を磨くんだと思ってる。 外聞の悪いこととはなーんのも関係もな…