保存がきくので常備するようにしている切り干し大根。
定番は、副菜にちょうどいい煮物。変化球は、水で戻したあとにサラダに使ったり、炒めてホットサラダにしたり。
定番としての煮物に舌が馴染みすぎているから、変わった食べ方はあんまり思いつけない。あんまり思いつけないなか異種格闘技的な組み合わせで、簡単に作れて美味しかったのが、豆腐と合わせて白和えにする食べ方。
水で戻す必要はなく、使うのは豆腐の水分。
水切りしない(とはいえパックから出したあとは、水を張ったボウルに入れて洗ってる)豆腐に、食べやすくカットした切干大根をそのまま加えてなじませるだけ。
公共放送朝の情報番組では絹ごし豆腐を使ってたけれど、カットした木綿豆腐と切干大根をこねるように混ぜて時間(10~15分)を置くだけでもちょうどいい具合になった。
情報番組内では、生ハムにくるみ、はちみつと甘じょっぱくデザート風に仕上げていた。ツナやサラダ野菜と混ぜたサラダっぽい白和えをアレンジすればいいかと、切干大根、木綿豆腐、スモークサーモン、ブラックオリーブ、塩・こしょうにドレッシング(あるいはシーズニング)にカイワレをトッピングしてポテトサラダっぽくしてみた。
豆腐と切干大根を混ぜた、ベースとなる生地(種?)がポテトサラダっぽかった。だから、ポテトサラダに合う具材ならだいたい何を合わせても、マヨネーズ抜きでも美味しくなりそうな気がする。
甘くないから、ポテトサラダがそうであるようにちょっと小腹が空いたとき、おやつ代わりにつまむのにちょうどいい。合わせる具材がもうちょっと洗練されると、案外お酒のつまみにもなるのかも。カッテージチーズ混ぜたりして。
水がない。水戻ししたい。それなら、そもそも水分たっぷりの豆腐を使って戻せばいいじゃない?というアイデアとトッピングの具材は異種格闘技的かつ場外ホームランっぽい。
木綿豆腐の買い置きがあったのでまずは木綿豆腐で作ってみたけれど、次は絹ごし豆腐を使ったデザートっぽい白和えも作ってみたい。
天高く馬肥ゆる秋ももうすぐそこ。なんでも美味しく食べられそうなシーズンだから、節制を心掛けたいときにもちょうどいい。