クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ホッとするのはシンプルなもの

昔っからなぜかボルシチが好きで、なぜボルシチが好きなのかと考えると、ビーツとキャベツとサワークリームに行き当たる。

 

土地柄か。生のビーツも手に入るので、生のビーツをスープ煮にして、ポテトサラダと和えたりそのままサラダのトッピングにして、美味しく頂いた。

 

今月作ってみたもののなかで、いちばん気に入ったのは牛肉とキャベツのサワークリーム煮。ちょっとボルシチ風のスープに、たっぷり摺り下ろしたチーズを加えたもの。水切りヨーグルトに生クリームを加えると手作りサワークリームができるらしいけど、今のところ試すつもりはなし。

 

牛肉とキャベツのサワークリーム煮に、ピーマンのオイル煮にゆで卵とアンチョビを加えた和え物と、初めて作って気に入ったものはどっちかって言うまでもなく洋風。

 

先月作ったものの写真を眺めていても、全体的にどっちかっていうと洋で、意識しないと和定食風にはならない。彩りを意識するとどうしてもカラフルなものを使いがちで、マリネやお浸しにしてパプリカも重宝した。

 

マンネリ化するのがイヤという動機で、もの珍しいものはとりあえず作ってみるものの、結局食べた時にいちばんホッとするのは、シンプルに鶏肉をしょうゆ味で煮たものだった。

 

変わったものはもの珍しいけど、飽きないのは定番もの。定番ものがいつも美味しいというのは安定の証拠で、安心する。