クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ワンクッション

使いたい。欲しい。

 

そう思った時に、呼べばすぐやって来るというのはとにかく便利で、便利だから広まりやすくて定着しやすい。

 

ところが使いたい・欲しいの前にワンクッション、例えば経済性や安全性、場合によってはもっと高尚な何かを考え始めると、使いたい・欲しいという欲求もしぼんで小さくなっていく。

 

使いたい・欲しいという欲求が、じゃあ使おう手に入れように直結するのはなーんにも考えなくてもいい時期限定。なーんにも考えなくてもいい。真っ白でまっさらで便利なものが、使いたい・欲しいで手に入る時は、拡張期で拡散期。

 

拡張期で拡散期には、なーんにも考えず、ただ真っ直ぐに使いたい・欲しいものに一直線だと、使いたい・欲しいものがザックザク手に入る。

 

真っ白でもまっさらでもなく、便利や欲しいの前に何かを考え始める時は、一歩引いて踏みとどまって様子見する時。

 

という行動様式を身に着けて愚直に繰り返していると、欲しいものや使いたいものにだけ囲まれる状態に近付けるのかも。

 

ちょっと前に、欲しかったし使いたかった。

 

という何かがお買い得だった時。一時はおさまっていた欲しかったし使いたかった欲求も目覚めるけれど、そういえばどうして欲しい使いたい気持ちがおさまったんだっけ???という、何らかのこだわりも同時に目覚め、やっぱり真っ白でもまっさらでもなかったと我に返る。

 

欲しいものや、使いたいものだけ。そういう状態を保ちたかったらやっぱり、真っ白やまっさらなものが呼べばやってくる、すぐ手に入る時限定にとどめておくと、悔いも少なく残さないのかも。