クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

2020-01-01から1年間の記事一覧

個人的な覚え書き

絶対に負けられない戦いは、例えばこんなやつ。期日、例えば4/20までに貸した金、耳揃えて返せと迫られながら、返せなくてすべてがご破算になるようなやつ。 担保を差し出して、多少期日をのばしてもらったところで、返さない限りオ・シ・マ・イ。何しろ信用…

覚え書き

行ったこともない場所を、さも行ったことがあるかのように偽ったり、あるいは住んだことがあるかのように偽ることは簡単にできるようになった。 簡単に偽ることができるようになったけど、行ったこともなければ住んだこともないという事実は1ミリグラムも動…

不機嫌とご機嫌とお片付け

面白きこともなき世を面白く。と、考えがちな人が真っ先に思いつくようなことは、特に面白いことがなくても無問題で生きていける、大多数の人にとっては単なる不愉快でノイズ。 いわゆる面白いことがなくても無問題で生きていける人が考える面白いと、面白い…

すったもんだでゴタゴタ

もともとは6つに分かれていたものがひとつになって、ひとつになった後にはまた分裂して7つに分かれた。 と聞けば、あ、揉めたんだなとすぐわかる。 手許にある一覧できる世界地図は、何しろ一覧できるくらいだから昔のもの。ひと昔とちょっと前の世界地図を…

新旧

江戸時代から続く名家のご出身。という人物の結婚式は、お庭が美しい先祖から受け継がれてきた由緒ある邸宅で執り行われ、花嫁衣装も祖母だか曾祖母から譲り受けたもので、余人には真似できないという意味でプライスレス。だったらしい。 その式の様子を伝え…

12月に食べたもののふりかえり、続き

古典とは、タイトルだけが有名で、その中身をちゃんと読んだ人は少ないもののことを言うんだとか。オリジナルの古典そのものよりも、解説の方がより広く読まれている。そんなものかも。 解説者の解釈込みで拡散していくから、伝言ゲームのようなもの。最後は…

12月に食べたもののふりかえり

日本文化の黄金期、文字通りお金、特に外貨をたっぷり稼いでくれた文化となると、はていつのことになるのやら??? 浮世絵か、それとも漫画にアニメかそれともサンリオか。ハイカルチャーで動くお金は天文学的。とはいえローエンドで日々消費されるお金、そ…

こき下ろされてた方が、元気いっぱい

20年も経てば、当時は大きな話題となった金融事件であっても風化する。30年40年も経てば、その傾向は一層顕著になる。 というのも、真実の一面ではきっとある。その反面、ちょっとボケちゃったおじいちゃんおばあちゃんが、昔のことほど鮮明に思い出すことも…

先月食べたもののふりかえり

ホニャララしたかったと、ホニャララしてあげたかった。 どっちも未練っちゃ未練で欲望っちゃ欲望。どちらの欲望がより強いのか。あるいは、より大きく世の中を回すのか。大きな壁や何らかの障害にぶつかった時の突破力の強さが、物語ってそう。 記憶が定着…

バッファー

知者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶとか言うけどさ。 例えて言うならそこは真っ白なキャンバスで、いまだかつて誰も見たことがない、人類未踏の領域にはそもそも学ぶべき歴史なんかなし。 脳ミソではなくまずは身体を使うのなら、そこはフロンティア。フロ…

先月食べたものから考える

朝食にご飯類(雑煮やお茶漬けも含む)を食べたのは5回。パンを食べた回数は23回。遅い朝昼ごはんに麺料理を食べたのが1回。朝に食べるものは、圧倒的にパンが多い。 1ヶ月のパン消費額についてはテケトーにしか把握してないけれど、確実にお米代よりは多い…

しぶとい

海によって隔てられた寒冷地という地理的・気象的条件のおかげとそのせいで、北海道では採れないあるいは量産が難しい野菜や果物というものもありまして。 そもそも採れない、あるいは量産ができないものだからお値段はお高くて、お高いから北海道以外では日…

棚からボタ餅

宝くじの高額当選者に進呈されるという、高額当選者の心得的な読み物。 本当に、そんなものが存在するのかどうか。何しろ知り合いには宝くじの高額当選者なんていないから、真偽は知らね。確かめようもなし。ただ、金銀財宝がここにあるよという情報は、タチ…

偏愛

常識の内側にいる、当たり前の人間の想像力なんてたかが知れている。 たかが知れているから、常識の内側にいる当たり前の人間の想像力を試したところで、すぐに尽きる。だから圧倒的な想像力、イマジネーションやクリエイティビティを枯れることなくコンスタ…

古くて新しい

見下せる、あるいは侮れるとなった途端にスリスリ寄ってくるなんて、フツーに考えなくてもイヤな奴。 昭和の時代の立志伝中な人物の中には、左から右へと立ち位置を変え、立ち位置を変えて成功した人が時々いる。評伝のなかでは「運動に挫折し」あるいは「運…

気が長い

鳴かぬなら、鳴くまで待とうと言った(らしい)気長―な人が、最終的には超長期かつ繁栄した政権を築いてた。 鳴かない鳥を殺そうと言った(らしい)人や、鳴かぬなら鳴かせてみようと言った(らしい)人は、結局は待てなかった。いつまでも待てる、環境を整…

その方が早い

倫理を持ち出されたら、革新なんて進むわけがない。 人でなしと罵られることは、だから革新をめざす側にとっては単なる褒め言葉。そもそも人間らしさなんてめざしてもいなかったら、人でなし、人ではないものになった方が早い。 なのに取り扱い要注意な倫理…

ニーズがない

100歳まで生きたい人手を挙げて。と、国民投票で信でも問うてみた時、圧倒的過半数が賛成票を投じる可能性ゼロパーセント。 ニーズがないものは、どれだけゴリ押ししてプッシュしても定着なんかしない。定着するならニーズがあるってことだけど、一体誰のニ…

走らない

紳士は決して走らず、歩いてる。 と、スティングも言ってるけどさ。自転車操業に火の車は急いでる。よく燃えてる火の上は、急いで渡らないと大火傷。自転車は、ペダルをこぎ続けない限り前に進まない。 走る必要がなく、急いでるわけでもないから紳士は歩い…

裏口からこっそりゾロゾロ

少資本、元手がかからなくて再現が容易で真似しやすいものは、何度でも繰り返せる。世界最古の職業が、現在でもしぶとく生き残っている理由は結局それ。 ハードルが高くなるほどに普通は新規参入も減っていく。だから、高くなったはずのハードルをわざわざ下…

焼マシュマロ

祭りに使ったもの。祭りが終わったあとは思い切りよく火に投げ込んで始末するのは、思えば小正月行事のどんど焼きや左義長っぽい。 その火で焼いた餅を食えば、無病息災のご利益があったという故事も、キャンプファイヤーの火で芋焼いたり栗焼いたり、別の形…

不毛

勝者総取りの最たる弊害は、勝者以外全滅。 勝ちました~。でも最後の一兵まで戦い抜いたので、敵も味方も全滅しました~。だから、獲得できたものは何にもありませ~ん。という状態は、勝ったと言えるのかどうか。 人材・資源・資金。最終的には何にも新た…

読み返す

雨の日には傘を差し、寒さが厳しい日には着込んで出掛ける。 事実をもとに行動すれば、そうなるのが自然。雨が降ってるのに傘を持たずに出掛け、寒さが厳しいのに薄着あるいは夏服で出掛けるのは不自然極まりない。不自然だから、事実ではなく不実をもとに行…

風聞

何しろ不細工だったらしい。 おまけに性格も悪く、馬鹿にされ嘲笑されながら育ち、成人後に大金持ちになったあとも家族は苛め抜き、所有する農奴や使用人には残酷な仕打ちをしたらしい。そんな母親の振舞いを見ていた息子のツルゲーネフは、母親の死後に農奴…

不経済

いい大人がわりと必死に突進してゆく。 その先には、おもちゃの電車が大人を乗せて走ってた。お子様は学校その他に行ってる時間、週末はどうせお子様でいっぱいになるに決まってる。お子様がいない時間帯を狙って、童心にかえった大人が楽しそうに使ってると…

先月食べたもののふりかえり

12月分をすっ飛ばしてたけど、そのうちに。写真アプリ、どうしましょうかねぇと熟考かつ沈思黙考するうちにたちまち時間が経った。だから写真はないけど、気が向けばいつでもアップできるから、まぁいいや。 逐次新しいソフトやアプリに乗り換え続け、クラウ…

粗食と暖衣飽食

結構どころか相当汚い勝ち方してんじゃん。 二枚舌に海賊もどきのアウトローとの協働、あげくにコレと目を付けた土地(あるいは国)の民をまずは薬漬けで腐らせ、骨抜きにしてから武力で圧倒したり。 サイクスピコ協定にバルフォア宣言、アヘン戦争に古くは…

ペタペタ

財産を数えられるうちは、本物のお金持ちじゃないとか言うけれど。 いつまでもほったらかしにできるのは数のうちにも入ってないからで、数のうちにも入ってない「財産」が数のうちに入るのは、財産を洗い直して整理でもする時。代替わりやその他。何らかの理…

へっぽこ

負の遺産を抱え込んだことがない。負の遺産を抱え込まずに強く大きくなってきた相手に無理やり負の遺産を押し付けると、負の遺産を抱えた相手との競争条件も対等になるんだけどさ。 そういうのはどっちかっていうまでもなく悪平等と呼ばれる奴で、不公平を広…

ヒビ

アウトローやアウトサイダーと呼ばれるような人たちの結束は、そうではない人たちよりも一般的には強いと思われている。真偽はどうだか知らないけどさ。 少なくとも、そう思わせるエピソードをふんだんに盛り込んだフィクションは多い。 ところが切れそうに…