日本文化の黄金期、文字通りお金、特に外貨をたっぷり稼いでくれた文化となると、はていつのことになるのやら???
浮世絵か、それとも漫画にアニメかそれともサンリオか。ハイカルチャーで動くお金は天文学的。とはいえローエンドで日々消費されるお金、それも世界で何十億という単位で消費されるキャラクターグッズという小金だって、積もれば山となる。
火事と喧嘩が花で、宵越しのお金は持たないのがいなせでカッコいいというメンタリティーは、金融とは相性サイアク。
相性最悪だから、江戸っ子メンタリティーを持つ文化が廃れない限り、子孫に美田が残せるちゃんとした金融文化も根付かないのかも。日本には本物の金融業は根付いてないと余所から見た人が言う時には、メンタリティーの違いをまずは指摘してたのかもね、かもかも。
切実な理由があって子孫に美田を残そうとする相手から、宵越しのお金を巻き上げようとするのは金融でも何でもない、単なる金融っぽいもので、だから監督するにも値しないってことさ。
さて年度末も近くなり、年度末が近いという格好の理由を見つけたので、すっ飛ばしてた12月に食べたものを振り返る。会食が多いシーズンだから、会食で増えたカロリーと会食に伴い消費したお金を補うために、日々の食事は如実に質素。お茶漬けの登場頻度が高かった。
ホリデーシーズンだから自分へのご褒美に好きなものを作ろうと選んだのは、カニクリームコロッケ。滅多に作らないものだから、作ってみたくなった。
牛肉ときのこのせんべい汁は、せんべいでお腹がふくれるので他の炭水化物はなし。せんべいの代わりに餅や、あるいはすりおろしたとろろで作る団子でもいいのかも。食感が面白いから、今のところはせんべい一択で、オクラのごま和えを添えた。デザートはりんごのシロップ煮をシャーベットにしたものに、(多分)バニラアイスを添えて。
きんめにも見えるけど、きんめはお高いからきっと近縁の赤魚か何かの西京漬けに、ひじきのマリネサラダにかぼちゃと白花豆の煮物、ほうれん草とえのき・にんじんの出汁和えで和定食風。
豆乳スープうどんには、なすの南蛮とひじきのマリネサラダで、デザートはりんご。りんごが美味しい季節には、デザートとしてりんごがよく登場してた。
麹で作った三升漬けは、ソースとして重宝かつ大活躍した。蒸し鶏の三升漬けソースには青菜と春雨の炒めもの、かぼちゃの煮付けで、見た目の彩りがきれいだとだいたい味のバランスもいい。
里芋入りミートカレーには、サラダを添えて。里芋でも大根でもミートカレーにすると、おさまりがいい。里芋でも大根でも受け入れる、ミートカレーは懐の深い奴。
やせうまという、幅広の麺類がありまして。きなこをまぶしておやつのように食べる物だけど、焼うどんのように炒めてミートカレーソースとあえるとボロネーゼ風パスタになった。幅広の麺なので、粉物好きには嬉しい味になり、冷奴、青菜と春雨の炒め物を添えた。デザートは美娘という柑橘類で、くだものの一般名称が美娘ってどうなのよ???呼びにくいしわかりにくいじゃんと思ってる。
クラムチャウダーには、ミートパイとブロッコリー。食後にはいちごとあずき煮をトッピングしたバニラアイス。なめたけ豆腐丼には、キャベツの三升漬け和えと味噌汁であっさりと。
鶏の照り焼きにはトマトの甘酢あえとミニグラタン。ひとり晩ごはんは、昆布の佃煮とお茶漬けであっさり。デザートは甘酒オーレとりんごのコンポートをブレンドした、りんご甘酒オーレで、見た目よりもお腹がふくれる。
豚肉の生姜焼きにはサラダと、メインとなるタンパク質は何か忘れたけど南蛮漬け。デザートには再度りんご甘酒オーレが登場する。
カニクリームコロッケにはピラフを合わせ、大根と帆立のサラダで自分へのご褒美に。フルーツババロアでケーキよりもあっさりなデザートに。小松菜と豆腐の中華炒めになめたけときゅうりのあえもので、取り過ぎたカロリーを調整してた。毎日毎日御馳走なんて、食べてられない。
蒸し鶏とキャベツの三升漬け和えに、きゅうりのねぎしょうが風味で野菜がたっぷりだと、たっぷり食べても罪悪感は薄い。焼き鮭に大根おろし、照り焼きこんにゃくに白和え、かぶのポタージュで罪悪感をさらに薄めにかかる。
鶏肉と白菜の蒸し煮には大根おろしをたっぷり添えて、ポン酢で食べる。白和えにカイワレで多分海藻系の小鉢付き。揚げ玉入り山菜蕎麦と、あっさりさっぱりメニューが続くのは、たっぷり食べ過ぎの反動か。中途半端に今日はここまでで、あとはまた別の機会に。
ストレスがたまった時、生産に向かうのかそれとも消費に向かうのかは、個人の性格を如実に反映してる。
ストレスがたまった時に、過剰に生産に向かう側と過剰に消費に走る側と。両方を手中にしてたら、生産調整なんて思いのままで、過剰と過少を繰り返していくうちに、どちらも飼い慣らされていくのさ、きっと。