クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

先月食べたものから考える

朝食にご飯類(雑煮やお茶漬けも含む)を食べたのは5回。パンを食べた回数は23回。遅い朝昼ごはんに麺料理を食べたのが1回。朝に食べるものは、圧倒的にパンが多い。

 

1ヶ月のパン消費額についてはテケトーにしか把握してないけれど、確実にお米代よりは多い。お米はだいたい1ヶ月に5キロほど消費する。パンは、食パンばかり食べてるわけでもなく、時には自分で作ったりもするので、量的なものは把握していない。

 

1ヶ月に必要なお米が5キロで、年間だと60キロ。時々お赤飯やおこわも作るから、それ以外にももち米を少々。お米の質について特に強いこだわりはないから、買ってるのは普及品。値段は早々上下しないから、1年にお米を買うのに必要な金額も、だいたい把握できる。

 

晩ごはんとしてパンが主食になることは少ないから、晩ごはんに登場するのは圧倒的にお米。時々、パスタなどの麺類。主食は圧倒的にお米なんだけど、消費額としては朝ごはん用のパンに使ってる方が、圧倒的に多い。

 

朝ごはんのパン食を、パンから小麦に変えて自分で作る回数を増やすと、家計はスリムになる。その次に、小麦からお米に変えるともっとタイトになる。つまり、伝統食に回帰すればするほど、家計もスリムになる。主食ってそういうもの。

 

ご飯をたくさん炊いて、ただの白いご飯でも美味しく食べられるように、ジャムやバター類の代わりに飯の友を常備して、あとはお味噌汁でもあればそれなりにお腹は膨れる。潤いからは遠くなるけどさ。ついでに、個人にとっての最適化が集団の最適化からは遠くなり、集団をビンボーにするにも繋がるけどさ。

 

冷凍もののパンやパンケーキにホットケーキは、小麦が主食の国からやって来たものの方が安く、安いのは小麦が主食だから。安くなった、もともとは主食でないものを主食として頼るうちに、豊富にとれたはずの元々の主食の供給が細ると、そのうち元々はお安かった主食だったはずのものもお高くなり、冷凍ものの方が安いということになるのかも。

 

炊きたてのご飯が贅沢品になる未来なんて、イヤねぇ。

 

イヤだけど、冷凍もののパンやパンケーキにホットケーキあるいはホットビスケットなどが頻繁に食卓に登場する国やエリアを想像すると、きっと焼き立てのパンが買えるパン屋さんなんて、至近距離にない。あっても予算オーバーになるから、冷凍ものが選ばれる。自分で作るには時間か腕か。どちらかが足りないから普及しない。ということもありそう。

 

お米といで、あるいはとがなくてもいい無洗米に水を注いで、炊飯器や鍋に放り込むだけでOK。というお米は、やっぱりどう考えても重宝する。毎月お米を買うのは、できるだけ精米したてのものが食べたいから。

 

1年分最安値の時にまとめて買うなら、玄米にして精米機も買うけどさ。毎月たった5キロほどしか消費しないのに、精米機までいるのか???と考えるとちょっと過剰。

 

主食のお米については、消費量も消費額も把握しやすいから自然と頭に入ってる。もっとタイトに家計のやり繰りに頭を悩ましている人なら、きっともっと幅広い品目についての消費量も消費額も頭に入ってる。

 

もっともよく消費するものの各品目について、年間の消費量と消費額が最初から頭に入っていれば、何をどれくらいタイトにしてあるいはリッチにするのかも自由自在。足りなくなるという不安からも、自由でいられる。

 

基礎データが揃うまでは、試行錯誤で四苦八苦。あるいは無我夢中。

 

いつ、何が、どれくらい。そのつど必要なもののデータが頭に入っていたら、不足や過剰に振り回されることもない。一個人や一世帯が、多少の不足や過剰に悩まされていても修正は容易。

 

集団が不足や過剰に悩まされないためにコツコツ集めた基礎データは、害意を持った相手に渡るとロクなことに使われない。害意を持った相手に渡る前にモザイクをかける、あるいはフェイクやダミーを作るくらいの用意がない相手には無防備に渡さない。それくらい用心しないと、真のデータであっても真の方がフェイクやダミーにされてしまう。

 

害意を持つって、そういうことさ。