クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

鳩の身体は横に伸びる

GoogleさんにJuly 4thと尋ねてみると、花火が打ち上がる。めでたい。

 

花火が勝手に打ち上がる、この仕様に使われている技術は何なのか。まったく知らないけれど、結構前に同じようなものを見たことがあり、何もこんなところでこんなに凝った技を披露しなくても。。と残念に思った。

 

凝った技はたくさんの人に見てもらって、スゴイねと喜んでもらってこそ価値があるってもの。

 

July 4thといえば花火で、花火といえばJuly 4thだから、季節感とお国柄あふれるこの仕様には納得しかない。日本だったら、春先に桜の花びらがチラチラと舞い散っていたら、季節感とお国柄を感じるように。美しさを競う日本の花火大会とはまた別もので、煙も含めて物量で圧倒しにくるのがアメリカの花火だった。

 

いいねやリツイの数がものをいう。物量で攻めてくるSNSの世界も、どこまでいってもアメリカン。

 

仲よく並んでポッポーと鳴いていた二羽の鳩。一羽の鳩がおもむろにもう一羽の鳩の上に乗り、下敷きになった鳩の身体が横に伸びて鏡餅のようになっていた光景は、写真に撮って残しておきたかった景色ナンバーワンで、撮り損ねた今でも残念に思う景色ナンバーワン。

 

踏み台にされた鳩の身体が、あれほど伸びるとは知らなかった。あんなシーンに立ち会う機会は、ちょっとない。

 

いいねやリツイの数がものをいう、SNS経済圏では嫌われたら生きていけないように感じるけれど、案外そうでもないかも。

 

憎まれっ子が世に憚っているのもまたSNSの世界で、何かがうまくいかないのはみんなこいつのせいと、すべての責任を押し付ける存在があれば都合よく思考停止できる。事実は思考停止でなーんにもしてないだけなんだけど。なぜうまくいかないのか?と尋ねられた時には「こいつが悪いせいです」と言える存在があれば、便利。

 

便利なものは重宝されるから、重宝がられて生き長らえる。SNSの中では嫌われてるはずなのに、長生きじゃん。という存在の人がもしいれば、案外真相はそんなものかも。

 

管理する側としては、判で押したように毎回「こいつが悪いせいです」と同じような答えしか返ってこなかったら、普通は焦れる。焦れて自分の目で現地調査を行い、事実を確認したあとで「どうしてうまくいかないの?」と聞いてみても、やっぱり判で押したように同じ答えしか返ってこなかったらさてどうしましょ。

 

判で押したように同じ答えしか返せないのなら、同じようなことを延々とやってりゃいいんじゃないのと日常をループさせると、違う結果が出るかもね。

 

そもそもループする日常に生きてる人にとっては苦でも何でもないことも、非日常に生きる人にとってはきっと苦痛。苦痛だから、苦にする人から離脱する。

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遠出した時のもの。

天気がよかったら、遊びに行きたいんだけどさ。