クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

札幌駅前の息抜きスポット、空中庭園

リオのオリンピック、ハーフや海外にルーツを持つ日本選手が増えたことが、とにかく印象的だった。4年後の東京オリンピックは、きっともっと増えてるんだろうな。

 

駅前のような“地面のお値段が高い場所”には、無料でのんべんだらりと過ごせる場所が少ない。ついでにお金出す用意はあっても、駅前はそもそもにぎやかな場所だから、場所はキープできても静けさからは遠かったりもする。

 

にぎやかな駅前なのに、それなりに静か。あるいはにぎやかさが気にならないとっておきの場所、駅前にもあり。

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エスタという札幌駅に直結した商業ビルがありまして、地下食料品街には、魚屋さんもお肉屋さんも八百屋さんも入ってる。それ以外にも、お土産になりそうなスイーツやフードコートもあり。赤れんがテラスほど垢抜けた雰囲気がないから、万人に対して敷居の低い場所。

 

札幌駅の一日の乗降客数が、9万3千人あまり。北海道一利用客が多いとはいえ、JR東日本でいえば、赤羽より多く、飯田橋より少ないレベル。札幌駅前でまったりするのは、飯田橋あたりでまったりしてると考えれば、やや垢抜けないエスタがしっくりくる。

 

そのエスタには、ラーメン街を含めたレストラン街もあり、レストラン街を1フロア上がったところに、空中庭園「そらのガーデン」がある。

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ビルの屋上を緑化した憩いのスペース。上野ファームのガーデナーと同じ人が監修した、グラス(草)ガーデン。

 

さほど広くないとはいえビルの屋上なので、抜け感のある景色が楽しめる。北国ゆえ、冬季は休業となる期間限定の場所。多分9月いっぱいは一般公開されている。それ以降になると、戸外に居るには寒すぎるようになるからな。。

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(椅子とテーブルもあり)

公園にまで出掛けなくとも、緑が味わえる貴重な場所。ついでにエスタ内にガーデニング関連ショップもオープンしてくれないかな。おしゃれガーデニンググッズが欲しいのさ。

 

大阪駅前のグランフロント梅田や大阪ステーションシティにも空中庭園があるように、駅前にあるからいいのさ。

 

無駄が許されそうにない場所に、わざわざ無駄をもってきてるところが、よいところ。何もしなければ、人が多くて殺伐とし過ぎてしまう場所。そこにあえて緑を配置すれば、過剰に殺伐とすることもないから。

 

観光都市と呼ばれる都市は、世界中どこに行っても〇〇との玄関口と呼ばれるような、公共交通の駅ほど治安が悪くなる。豊かさを求めて国境を越えてはきたものの。。な人たちの吹き溜まりになりがちだから。

 

だから吹き溜まりにならないよう、余裕がある人があつまりやすい場所を、あえて駅前のような場所に作るのが大事。便利な場所が、生活者にとって使いにくくなるのは、どこか変。

 

その実態は赤羽・飯田橋に近くても、国際観光都市の玄関口でもある札幌駅。駅前は、年々きれいになっていっております。

 

お休みなさーい。

さようなら、さっぽろスイーツカフェ

王冠のマークが目印、「さっぽろスイーツカフェ」。

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札幌市内の人気ケーキショップのスイーツを、ワンストップでまとめて味わえるたいへん便利かつありがた~いお店だったのに、残念ながら8月21日で閉店してしまった。

 

札幌商工会議所設立110周年記念事業である「北海道お菓子フェア」も無事に終了し、一定の役割を終えたってことなのか。さびしいのぅ。。

 

おやつ時に通りかかると、結構いつも混み合っていた。近頃はもっぱら焼き菓子を買う場所として利用してたけど、なくなると地味に不便。ケーキもパフェも、札幌市内にそれぞれお店はいっぱあれど、スイーツの数も多ければ、新商品がならぶ頻度がいちばん高い場所だったから。いつ行っても、フレッシュな気分が味わえた。

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8月に入ってからは、閉店セール(?)として好きなケーキを3個も選べるケーキセットを提供。観光シーズンであることも手伝って、いつも混み合ってた。カフェ最終日が近づくと、混雑にも拍車がかかり、入れませんがな。。状態の大盛況だった。

 

よそ者の道外出身者なので、北海学園が88年ぶりに甲子園で決勝出場よりも、さっぽろスイーツカフェ閉店の方が、はるかにビッグニュース。

 

満員であきらめること2回。3度目の正直でようやくカフェへの潜入成功。

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ケーキ3個とはいえ、シブーストとほうじ茶シフォンだから。こってりケーキはさくらんぼ入りのショコラ・ノワールしか選んでないから。ついでに言えば、朝ごはん兼用のブランチだから。

 

ケーキバイキングのケーキと違って、それぞれちゃんとしたサイズのケーキ。立て続けにたいらげると、さすがにお腹いっぱいで満足した。ケーキ単価で選べば、フルーツいっぱい、それこそイチゴがいっぱいのフルーツタルト系を選ぶべきなのかもしれないけど、イチゴいっぱいケーキには忌まわしい思い出があるのでスルー。

 

さっぽろスイーツカフェは全然関係ないんだけど、1個1000円もしやがるイチゴいっぱいケーキが、びっくりするほど美味しくともなんともない普通のケーキだったことを、まだ根に持ってるのさ。見た目は完全に美味しそうだったのに。。

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店内はお客さんでいっぱい。店内の写真を撮るわけにもいかず、飾ってあったバラの花を記念にパシャリ。女性一人でも、安心して使えるお店でした。

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さっぽろキナコ焼きショコラという、焼き菓子。ロイズもルタオ六花亭も北菓楼も、メジャー過ぎるお菓子屋さんのお菓子は各地の物産展でも手に入るから、贈り物として重宝してた。お値段もお手頃。サクサクとした食感が、軽くてお茶請けにちょうどいい。

https://www.instagram.com/p/1dQC83u1Jm/

#food #foodpic

あぁ私はこれからさっぽろ焼きショコラをどこで買えばいいのか。。と、0コンマ45秒くらい絶望できる。

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ステラ・マリスのアイシングクッキー。たっぷりかかった表面のアイシングが、美味しくてかわいい。これもやっぱりお気に入りだった。

 

いちいち郊外のお店に買いに行くのは、ちょっと面倒くさい。

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お口直しに、台風襲来前の札幌の空。

 

さっぽろスイーツカフェの跡地利用は何になるのか、まだ決まってないみたい。

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地上にはででーんとラオックスも鎮座するようになって、できればローカル色豊かなお店が望ましいけど、国際的観光都市の地下街という好立地ゆえ、それは難しいかも。重ね重ね、さびしいのう。

 

お休みなさーい。

 

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怖い話は人にした方がいいっていうじゃない?

Twitterから、テロ助長アカウントが一掃されたようで喜ばしい。平和にハラヘリーとかケーキ美味しかった💕と、つぶやくことメインで使ってるサービス。

https://www.instagram.com/p/BDacZp9u1BP/

#sapporo #さっぽろスイーツ

お出かけ楽しかったーとつぶやいて満足なユーザーのすぐそばに、テロリストやテロリスト予備軍が潜んでいたらオソロシイ。日本語ユーザーにどのくらいその手の人がいたのか、よくわかんないけど。

 

例えば、社会を変えるために寝食忘れて打ち込んでるような人のそばを、SNSで通り掛かっただけで殴り掛かられるなんて、理不尽でしょうがない。

 

Twitterをはじめ、悪逆無道でネットから追放された人が、次に向かうのはきっとリアルな場。ネットの使い方もピンキリだから、悪口雑言をネットに書き散らすことで小金を得ていた人が、いても不思議はない。そして、悪口雑言を書き散らかすオシゴト場ごと消滅しちゃったものの、悪口雑言を言い散らかさずにはいられない人が次に向かうのは、リアルの場。

 

噂がどうして流行るか考えたことある? それはね、みんなが望んでるからだよ、それを。(恩田陸『球形の季節』より引用)

 

パブリックな場所で、人に聞こえるような大きな声で、聞き苦しいことを言い散らかせばOK。「法律に触れないギリギリ」のところで世間に対して復讐したいほど、暗い情熱をため込んでいる人を利用するのは、いつだって立ち回りの上手な人。

 

小金で動く市井の人を使って、社会実験的なゲームを企むのは、うなるほどお金を持ってるけど退屈な人の、気晴らしにもちょうどよさげ。

 

たくさんの人間が噂をすればさ、それは大勢で繰り返し呪文を唱えてるようなものだろ?それはだんだん“真実”に、“本当”になっていくのさ。それって凄く怖いことだよね。恩田陸『球形の季節』より引用)

 

閉鎖的な場所に流す噂には、ネガティブなイメージの尾ひれをつけ、明るい場所に流す噂には、ポジティブなイメージの尾ひれをつけ。

 

噂がどんな形で育って最終的にはどこまで“異形なもの”に化けるのか。市井の人をはるかに見下ろす場所から実験したら、さぞ面白かろ。ついでに、「価値観の違うクラスタ」の育成にもなる。

 

噂の口火を切った人、ある事態を特定方向に導こうとして、噂を呪法のように使いこなした人、噂にのった人の罪はどこまで問えるのか。

 

人海戦術”に頼らなくてもすむ進化したネットの世界は、今まで検証不可能だったことも、検証可能になる世界。

 

偽造・ねつ造もネタが割れるのはずいぶん早くなって、ネットっていうのはすぐバレちゃう、が実感できる。

 

環境の方がクリーンに変わっていけば、個人が死力を尽くして跳ぶ必要もなくなる。ただ生存のためだけに使っていた力も、違うことに使えるようになる。

 

資本主義というゲームに参加して、お金の力で社会を変えられるほど遠くまで跳んだ人が、次に見る夢ってなんだろな。

 

根拠なき噂は、人よりも大きな声で騒ぐスピーカーに吹き込むとより効果的なこと。呪法のように噂を駆使して、コミュニティの神的にふるまう少年が出てくるお話を読み返したのに、気になるのはそんなこと。

 

お休みなさーい。

白い人

地下歩行空間を通行中に見つけた、白い人。

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 東京から遠征してこられた、ストリートパフォーマーの方。快く写真撮影にも応じてくれた、愛想よし。パントマイム中でもあるのか、無口だったけど。写真撮られるのも、ショーバイのうちだものね。

 

地下歩行空間は、観光客もいるけどどっちかっていうと地元比率高めの場所。目的地に向かって黙々と歩く場所だから、日常とは違う景色を目にしておや?と思いつつも、つい習慣で足は前に進みそうになる。

 

たぶん同時刻でも、地上の方が通行客の食いつきももう少しいいような気がする。大通公園があるせいで、暇人比率や観光客比率は地上の方が多いから。

 

バラエティ番組もキュレーションメディアも、あんまりお馴染みじゃない。「東京ハック」で検索してはじめて、彼らがどういうグループなのか知った。

 

顔と手をブルーに染めた3人組のパフォーマー「ブルーマン」は、舞台の上でユニークかつ豪快なパフォーマンスで楽しませてくれた。ブルーマンも、ことばを使わないパフォーマー。ときどき片言っぽく日本語のカードを使うだけ。

 

白い人は、パフォーマーというより広告っぽい。ツイッターアカウントにも「広告生命体」と入ってるくらいだし。

 

何を広告してるのか。目撃時点では、よくわからない。検索してはじめて「そういうことなのね」と納得。SNS時代の広告手法でした。画像検索だけだと、何を宣伝してるのか、やっぱりよくわからない人たち。

 

自己紹介つきの「名刺」も頂戴した。“白い人”“名刺”でつい検索してしまう、なんでも検索脳。そうして、白い人、名刺というワードが検索結果に入り込んでくるんですね。ひとびとの行動様式を、よく読んでるなーと感心した。

 

みながみな、意味ある検索をするとは限らないのよね。Kindle積読になってる、『検索の新地平』を思い出した。まったく中身には目を通してないままなんだけどさ。

 

お休みなさーい。

フライパンで作る、ほんのりピンクな桃のコンポート

桃だ。

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梨もぶどうも嬉しいけど、今の季節もっとも嬉しいのは桃かもしれない。なにしろ美味しそうな、いい香りがするから。猫にまたたび、孫悟空に桃。この芳香があるから、仙果として珍重されていたとしても納得。

 

桃フレーバーより、100倍はいい香りがするフレッシュな桃。が、いかんせんフレッシュな桃は傷みやすい。傷んでいても、がっかりすることなくコンポートにすればいいさ。

【材料】

  • 桃 1個 水1カップ 
  • ラニュー糖 大さじ3 
  • レモン果汁 大さじ1 
  • 白ワイン 大さじ1

 1個からできるレシピ。1個なので、フライパンで作るとちょうどいい塩梅。

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まずは桃を軽く水洗いし、種にそって包丁で縦にぐるりと一周させて切れ目を入れる。アボカドをカットする時と同じ要領で、まずは半分にカット。桃をひねると、半分に割れる。半分にカットしたものを、好みの大きさにさらにカットする。

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剥いた桃の皮はとっておき、お茶パックに入れる。

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フライパンに、シロップの材料となる水・グラニュー糖・レモン果汁(あるいはかぼすやすだちなど柑橘類の果汁でも可。今回はかぼすの果汁を使ってる)・白ワインを入れて、ひと煮立ちさせる。

 

フライパンに、カットした桃とお茶パックに入れた桃の皮を入れ、蓋をして5分~10分弱めの中火で煮る。八等分にカットすると、煮る時もまんべんなくシロップに漬かる。

 

余熱でも火が通るので、10分煮れば缶詰の桃のように柔らかくなる。もう少しフレッシュさを残したかったら、5分煮て余熱で火を通すくらいでちょうどいいかも。

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10分煮た状態。桃の皮から色素が溶け出すので、ロゼワインのようなピンク色のシロップになる。白ワインを赤ワインに変えた時よりも、自然なピンクの仕上がりがきれいなので、このレシピがお気に入り。

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粗熱が取れたら冷蔵庫でじゅうぶん冷やす。

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完成。食べはしないけど、彩りにミントの葉を添えて。

 

シロップはかなり甘め。きれいなピンク色なので、このシロップでゼリーを作っても美味しそう。面倒くさいから、作りはしないけど。カットしただけのフレッシュな桃を、シロップに漬け込んでお手軽に再利用してたりする。

 

桃をイチジクに変えても、やっぱり美味しいコンポートができあがる。イチジクの場合、皮は入れなくても果肉そのままで、きれいに発色する。

 

桃もイチジクも北国では高値の花で、あんまり気軽には買えないんだけど。もっともコンポートにしやすいくだものなので、手に入った時にはせっせと仕込んでる。

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最後にもう一回。桃だ💕

 

こちらのレシピで作ってる。

cookpad.com

お休みなさーい。

 

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夕張で夕張メロンを食べ、キネマ街道を歩く

夕張日帰り旅行記の続きです。

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 夕張といえば、なんといっても夕張メロンが有名。車を走らせていても、そこかしこに「夕張メロンあります」の看板やのぼりがはためいている。

 

お昼時もとっくにすぎ、わりかしハラヘリだったので、とりあえず道の駅へと向かう。飲食店が少ないエリアでは、道の駅ならレストランが併設されているケース多々あり、名物が食べられることも多し。

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ということでたどり着いた、道の駅「夕張メロード」。見るからにメロン押し。どこを見てもメロン押しで、メロンがいっぱい。

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ちなみにこの「夕張メロード」は、JR石勝線新夕張駅に隣接してる、珍しい道の駅。お盆休み中とあって、駐車に困るほど賑わっていた。

 

メロン以外にも、美味しそうなものはないかいなと見渡すも、レストランの姿なし。ここは、スーパーと道の駅が一体化した、周辺住民の利便性にも配慮した場所。ソフトクリームやザンギなどの、ファストフード勢つよし。

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そして、当然カットメロンの姿もあり。ひと切れ500円なり。甘―い。美味しー。完熟した夕張メロンの果肉は、スプーンでもすくえるほど柔らかい。

 

ハラヘリながら、メロンですっかり満たされた。ちゃんとした夕張メロンは大層よいお値段がするので、もっぱら贈答用。自家消費するのは、それ以外の北海道産メロンや、夕張メロンでもやっぱりカットメロンくらい。完熟にありつこうと思うと、カットメロンの方が当たりが出やすいのさ。

 

夕張メロンはブランド品なので、厳しくブランド管理されている。JAの基準に達しないものは等級外として扱われ、等級外の夕張メロンは、札幌あたりではあまり見かけない。ところがここ、道の駅では、等級外のメロンも売られているので、驚くほど安くなっている。

 

安いとは聞いていたけど、札幌だと1個しか買えないお値段で、4個は買える。

 

お土産にする人も多いせいか、箱入りメロンが次々と買い上げられていく。メロン、大人気。

 

夕張メロンを使った、道の駅限定発売のバームクーヘンもあり。気温が高過ぎたので、購入は見送ったけどね。

 

あっさりお蕎麦にラーメンに、簡単な食事を求め、さらに夕張市内中心部へと向かう。が、お盆ということもあって見つからず。ついには、JR夕張駅前のホテルに到着。

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ここならレストランくらいあるでしょ、という淡い期待もあっさり裏切られ、すでにランチタイム終了だった⊙︿⊙

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ハラヘリで眺めたホテルのロビーの景色。ホテル内は、ふつうにキレイ。

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ホテルマウントレースイのすぐ裏はゲレンデ。しかもゲレンデとホテルは、ブリッジで繋がれ、直結してる。しかも、ホテルそのものもJR石勝線夕張駅の目の前という好立地。ナニコレすごーい便利なんですけど!?(゚〇゚;)と驚いた。

 

雪道の運転に自信が持てない人や、車なしの人にもやさしい造り。真冬には、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の会場にもなるホテルなのに、夕張市はJR北海道に石勝線の夕張駅から新夕張駅の区間について、廃止を申し入れたとか。悲しいな。。

 

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭の開催地だけあって、「キネマ街道」なんてものもアリ。古い映画の雰囲気ある看板が、そこかしこを飾ってた。ちょっとよそでは見れない、ノスタルジックな景色だった。

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盆休み中とあって、バイクで旅するミツバチ族もいっぱい。ミツバチ族に襲撃されたのか、最後の頼みの綱セイコーマートでも、まさかのホットシェフ売り切り状態⊙︿⊙ 盆休み恐るべし。

 

お弁当持ってくるか、道の駅で何か買っておけばよかったと激しく後悔しながら、帰途につく。なんか疲れちゃったから。

 

帰りは234号線で由仁町・栗山町を経て、岩見沢インターへと向かう。咲き誇る蕎麦の花畑とか(写真撮ってないけど。。)高速の道と違って、なんでもない田園風景がいちいち絵になる。

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夕張・由仁町・栗山町と、それほど人口が多いともいえないエリア。なのに、通り過ぎる景色のなか、お寺や神社がそこかしこに点在していたのが印象的。冬季ともなれば厳しい冬が待ち受けていて、「最後は神頼み」と神様にでも祈るしかなかったのか。

 

そこそこ豊かな都市と、その周囲に広がるそう豊かではない街の凸凹。フラットにするのは、現代でも神様の視点をもった人のお仕事。

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鉄道の先行きもあやしい今、数年経てば相当変わってることが予想される、今しか見れないものがいろいろ残された場所だった。

 

お休みなさーい。

 

 

夕張市にある千鳥ヶ滝を見に、「滝の上公園」に行ってきた

好天にめぐまれたお盆休みのとある一日、夕張市の「滝の上公園」に行ってきた。

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夕張といえばメロンの産地、そして財政再建団体としてもすっかり有名になったところ。

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北海道はでっかいどうとはいえ、観光もピークも迎えるこの時期は、有名観光地はどこに行っても混み合いそう。

 

渋滞キラーイ、人混みキラーイ、滝はスキーなので、それなら空いてそうなところで滝のあるところをめざしましょ、で行ってきた。

 

行きはスイスイ。

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雲海で有名なアルファトマムのある占冠近辺は、渋滞情報が出ていたけれど、渋滞知らずでスイスイ進む。途中高速に架かった陸橋の上を戦車が行くというオモシロな光景も目にしたけれど、残念ながら写真には撮れず。惜しいことをした。。

 

インターを出て、一般道へ。滝の上公園は、夕張市中心部とは逆方向にある。

 

千鳥が滝のある滝の上公園は、JR滝の上駅のすぐそばでもある。雪除け???雰囲気満点な建物を越えると、公園到着。

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お盆で里帰り中でもあるのか、同じように人混みギライでもあるのか、予想以上に人が居た。

 

レンガ造りの現役水力発電など、フォトジェニックかつインスタジェニックなブツがそこかしこにあり。が、微妙に人が多くて、ここでもシャッターチャンスを逃す。紅葉の時期には一般公開もしてるそうなので、また来ればイイサーという安易な気持ちで見逃した。お目当ては千鳥が滝なので、それ以外には関心が薄いのさ。

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この緑いっぱいの遊歩道の先に、滝がある。橋の上から滝を眺める趣向になっている。現地案内図を見ると、夕張川にかかる橋は二か所あり、二か所の橋をめぐるように遊歩道が整備されている。

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やたらとトンボが飛んでいた。

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いい感じにさびれた橋を渡ると、やや遠くに見えるのが滝。遊歩道を歩いている時から、水のせせらぎの音が半端なく聞こえてくる。水辺スキーなので、「あー私今水辺を歩いてるわー」と多幸感でいっぱいになる。

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数日前に雨が降った後のせいか、水は濁りがち。

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千鳥が滝にズームイン。もうちょっと近くに寄れれば、多幸感もマシマシになるけれど、かなり急峻で危険そう。そのため水辺に近づくことは叶わず。

 

木製の遊歩道がス・テ・キ。周囲は緑いっぱい。人少なし、天気よし。お盆休みなのに、人口密度の低さにホッとする。

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(ズームインしてわかる、祠のようにも見える謎の穴)

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橋の下を通り過ぎ、遊歩道を進んでいく。周囲は、緑しかない景色。ええわぁ。

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蟻の巣穴???女王蟻が、この中に鎮座しているのだろうか。

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北海道のいいところは、これだけ緑いっぱいでも蚊がほとんどいないこと。虫除けスプレーなしで、ぶらぶらしてた。

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もうひとつの橋は、最初の橋より小さく足元もコンクリじゃないから頼りない。より“吊り橋”っぽい。高所恐怖症にとっては、わりと恐怖になる橋だった。怖さを押し隠しながら、撮った景色。揺れるからさ、怖いんだよ。

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こっちの橋の方が、橋としてはよりフォトジェニックかつインスタジェニックではあっても、正直景色を楽しむ余裕はなかった。。

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カブトムシやクワガタムシが取れそうな、樹液の塊。

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どでかいキノコ。キノコの大きさを強調するために、葉っぱを載せてみた。載せてみた葉っぱも、そもそもデカいのよ。

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色鮮やかなバッタ。

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蝉の抜け殻(そのわりには蝉の声は聞こえない)と、蚊はいない代わりにナントカモンシロチョウなど図鑑に載ってそうな昆虫がいっぱいだった。お子様連れにとって、教育上たいへんよろしげ。

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本当は、円空仏を奉納した岩」というものも鑑賞ポイントになっていたけれど、案内図のやる気ない様子からも明らかなように、なかったことにされている。

 

もしも本当に円空仏だったら、売っぱらって財政再建の足しにでもしたのだろうか。好事家かいい値段つけそうだし。鬱蒼とした緑に阻まれ、特に岩も何も見えない。

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帰りは線路沿いの遊歩道を選び、行きとは違うコースを歩く。自撮り棒をのばせば手が届きそうなくらい、線路が近い。よくわからんけど列車も通っていたので、鉄道好きにとってもポイントの高い公園ではなかろうか。

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駐車場のそばにはちょっとした広場があり、お弁当を食べたりするのに最適。木陰でのーんびりお弁当を食べてるご家族連れの姿が、お盆休みを実感させる。ええ景色や。

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立派過ぎる石碑があったり、謎のキノコ型水飲み場があったり。トイレも完備されていて、そのあたりは行き届いてる。

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(ちびっこが遊ぶ小川とは、橋を挟んで反対側の小川)

広場のそばには小川が流れていて、網もったちびっこたちが、キャッキャと大喜び。線路すぐそばの小川なので、小さなトンネルがかかっており、ちびっこにとってはきっと探検心がそそられるスポット。大人でもとりあえず、トンネルの中をのぞきたくなった。

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公園そばの売店はすべてクローズ。お盆休み中なのでそれなりに人の姿があったけど、あとは紅葉の時期でもなければ閑散としてそうな場所。

 

周辺にもコンビニを含めて飲食店が皆無(車で相当市内中心部に移動しないと見つからない)なので、お弁当持ってくるのが正解。この後、食べ物難民となって苦しむことになった。。

 

夕張市内中心部は、また別のエントリーに続く。

 

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