クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

京極町の『ふきだし公園』に行ってきた

今日も風の強い、そのくせ妙に蒸し暑くて、涼しいんだかそうでないのかよくわからない一日だった。
 
 
先日、京極町というところにある『ふきだし公園』に行ってきた。

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京極町は、名水の里として有名なところで、道民ご用達のセイコーマートにも、『京極の名水』というミネラルウォーターが売られてる。
 
 
全国どこにでも、〇〇富士と呼ばれる富士山と比べられるような名山があるものだけど、羊蹄山蝦夷富士とも呼ばれる美しい山。かなり富士山っぽいと思う。まだ少し雪が残ってた。もう少し雪がたくさん残っていると、より富士山っぽい。

 

この羊蹄山からはこんこんと湧き水が流れ出ていて、湧水地を公園として整備されたのが、『ふきだし公園』。

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羊蹄山百名山のひとつだし、京極の水も日本名水百選のひとつ。百のうちのひとつとはいえ、かなり上位にいくんじゃなかろうかと、身贔屓込みでそう思う。
 
 
『ふきだし公園』として紹介されてる写真とそっくり同じ景色が目の前に広がってるだけなんだけど、それでも実際に目にすると「おぉっ!」と声が出た。

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びっくりするほど広くはないけど、斜面から流れ落ちる水、湧き水が流れ込む湧水池を廻るように設置された通路がとても印象的。人がうじゃうじゃと居たので、ひと気のない水方面しか写真は無いんだけど。

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ひゃっこくて美味しい水だった。ペットボトルから飲むより数倍は美味しい。
 
 
ものすごい数のウォータータンクを持ち込んで、大量に水を汲む人の姿もちらほらと。1週間分くらいまとめて汲みにきてるのかな。腐らないのかそっちの方が心配だけど、どうなんだろ。
 
 
今は無き作家の有吉佐和子さんが、娘さんの大学合格を祈願してどこかでご霊験あらたかなお水を入手してきたものの、お腹壊すのを恐れた娘さんはお祖母さんと相談の上こっそり捨てたというエピソード、思いだしちゃうんだよね。
 
水汲み場に至るまでにはいくつもの観音像が。
開拓当初より神聖な水汲み場として、地域の人から大切にされてきたとか。那智の滝がご神体だったりするように、素朴な民間信仰の場だったりもする、その由来がまたステキな場所だった。
 
次回はお弁当持ってきて、芝生でゴロゴロのんびりするのもいいかも。
 
 
帰りに愛する農産物直売所に寄って行きたかったけど、この日はなんと駐車場が満車で入ることもできず。週末になると、みんな遠方から車飛ばしてやってくるので、駐車スペースが圧倒的に足りないんだよね。

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 (多分じゃがいも畑)
 
かといって、きっと平日はガラ空きだろうから、むやみに駐車場広げるわけにもいかないし。道の駅周辺だけダダ混み。それ以外は閑散としてるように見えるんだけど、意外と空いたスペースなんかないんだよね。
 
 
お休みなさーい。