王冠のマークが目印、「さっぽろスイーツカフェ」。
札幌市内の人気ケーキショップのスイーツを、ワンストップでまとめて味わえるたいへん便利かつありがた~いお店だったのに、残念ながら8月21日で閉店してしまった。
札幌商工会議所設立110周年記念事業である「北海道お菓子フェア」も無事に終了し、一定の役割を終えたってことなのか。さびしいのぅ。。
おやつ時に通りかかると、結構いつも混み合っていた。近頃はもっぱら焼き菓子を買う場所として利用してたけど、なくなると地味に不便。ケーキもパフェも、札幌市内にそれぞれお店はいっぱあれど、スイーツの数も多ければ、新商品がならぶ頻度がいちばん高い場所だったから。いつ行っても、フレッシュな気分が味わえた。
8月に入ってからは、閉店セール(?)として好きなケーキを3個も選べるケーキセットを提供。観光シーズンであることも手伝って、いつも混み合ってた。カフェ最終日が近づくと、混雑にも拍車がかかり、入れませんがな。。状態の大盛況だった。
よそ者の道外出身者なので、北海学園が88年ぶりに甲子園で決勝出場よりも、さっぽろスイーツカフェ閉店の方が、はるかにビッグニュース。
満員であきらめること2回。3度目の正直でようやくカフェへの潜入成功。
ケーキ3個とはいえ、シブーストとほうじ茶シフォンだから。こってりケーキはさくらんぼ入りのショコラ・ノワールしか選んでないから。ついでに言えば、朝ごはん兼用のブランチだから。
ケーキバイキングのケーキと違って、それぞれちゃんとしたサイズのケーキ。立て続けにたいらげると、さすがにお腹いっぱいで満足した。ケーキ単価で選べば、フルーツいっぱい、それこそイチゴがいっぱいのフルーツタルト系を選ぶべきなのかもしれないけど、イチゴいっぱいケーキには忌まわしい思い出があるのでスルー。
さっぽろスイーツカフェは全然関係ないんだけど、1個1000円もしやがるイチゴいっぱいケーキが、びっくりするほど美味しくともなんともない普通のケーキだったことを、まだ根に持ってるのさ。見た目は完全に美味しそうだったのに。。
店内はお客さんでいっぱい。店内の写真を撮るわけにもいかず、飾ってあったバラの花を記念にパシャリ。女性一人でも、安心して使えるお店でした。
さっぽろキナコ焼きショコラという、焼き菓子。ロイズもルタオも六花亭も北菓楼も、メジャー過ぎるお菓子屋さんのお菓子は各地の物産展でも手に入るから、贈り物として重宝してた。お値段もお手頃。サクサクとした食感が、軽くてお茶請けにちょうどいい。
あぁ私はこれからさっぽろ焼きショコラをどこで買えばいいのか。。と、0コンマ45秒くらい絶望できる。
ステラ・マリスのアイシングクッキー。たっぷりかかった表面のアイシングが、美味しくてかわいい。これもやっぱりお気に入りだった。
いちいち郊外のお店に買いに行くのは、ちょっと面倒くさい。
お口直しに、台風襲来前の札幌の空。
さっぽろスイーツカフェの跡地利用は何になるのか、まだ決まってないみたい。
地上にはででーんとラオックスも鎮座するようになって、できればローカル色豊かなお店が望ましいけど、国際的観光都市の地下街という好立地ゆえ、それは難しいかも。重ね重ね、さびしいのう。
お休みなさーい。