クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

有明の滝と滝野霊園のモアイと

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先日、大雪山国立公園内にある『羽衣の滝』を見に出掛けたけれど、天候のせいもあって残念ながら見ることはできなかった。

 
 
それから深まった『滝』への愛。
 
 
ちょっと調べたら、札幌市内近郊にもいくつか滝があることがわかり、そのひとつである清田区にある『有明の滝』に行ってきた。

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札幌市内、かつ市内中心部・テレビ塔からでも20kmほどしか離れてないはずなのに、相当山深いエリアにその滝はあった。
 
 
真駒内滝野霊園と滝野すずらん丘陵公園を通り抜けたところが目的地。道中もすでに紅葉が始まっていて、目の保養になった。

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住所は清田区だけど、南区と接してるようなところ。
有明の滝と、小滝と。同じような名前が並ぶけれど、目指すは落差13m『有明の滝』の方。
 
 
こちらは駐車場から10分ほどで滝にたどりつくらしいので。
10分ほどでたどりつくという前情報に基づいて、街中へショッピングに行くような恰好で出掛けた。
 
 
そうしたら結構山深い。

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さすがは自然探勝路の森。いやがおうでも自然と触れ合える仕様になってた。

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毒々しい植物。

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きのこ2種。ナメコみたいで食べられそうだけど、きっと安易に食べてはいけない。きのこは怖い。

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奥山に紅葉踏み分け。。が、体感できる山道を行く。鹿の鳴き声よりヒグマの咆哮の方がぴったりくるワイルドさ。熊よけに、大きな声でぺちゃくちゃと話しながら歩く。

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清流を横目に。
 
 
街中を歩く10分とは密度が違う、濃厚な「徒歩10分」で、目的の滝が見えてきた。が、崩れてる。。

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去る9月、大雨特別警報により札幌市民70万人に避難勧告が出された、豪雨の爪痕はこんなところにも。

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滝壺を真上から見下ろす絶景ポイントまではたどり着けなかったけど、まぁまぁ満足。なにせ徒歩10分だから。

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有明小滝へのルートもあれど、ちゃんとした登山スタイルじゃないと辛そう)

 
 
滝を見て満足した後は、滝野霊園へ向かう。
 
 
ここは珍百景として有名な公園霊園。霊園とは思えないフレンドリーさで、一般にも開放されている。

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モアイによるお出迎え。
 
石像がやたらと多いのは、南区の歴史は採石場とともにありというアイデンティティーの発露なのか。

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立派な石像、しかも有名どころのコピーが多く、学ぶは真似ぶだろ、オラオラと迫ってくるよう。

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制作中?の大仏。古代へとタイムスリップした気分になれる。

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石像だけでなく、園内には花も咲き乱れ、公園墓地を公称するだけあって、全体的に陽気。
 
 
ピクニック気分で出掛けられるようなところだもの。宗派を問わず誰でも受け入れますとのことで、ますますピースフル。
 
 
墓参りとは縁のなさそうなご家族連れや、休日を楽しむ人々で賑わってました。
 
 

 『羽衣の滝』にたどりつけなかった旅行記はこちら。

大雪山・旭岳と天人峡と - クローズドなつもりのオープン・ノート

 

石ばっかりの石山緑地へ行ってきたエントリーはこちら。

「石山緑地」に石を見に行ってきた - クローズドなつもりのオープン・ノート