クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

根が伸びる

根が伸びるって大事。

 

スクスクと育って蕾をつけ、花が咲くのを楽しみに待ってる観葉植物を見ると実感する。スクスク育った株は、根ものーびのびで伸び放題。一方で蕾は固く閉じたまま、一向に花を咲く気配さえ見せない方の株は、そもそも根が伸び悩んでる。

 

なぜ根が伸びないんだ???と栽培キットを点検したら、栽培キットの一部が腐食し、どうしたって何回お掃除してきれいにしたところで、根の一部が腐ってくるからどうやっても根が伸びないようになっている。

 

栽培キットそのものが腐ってたら、根なんか伸びるわけもスクスク育つはずもない。ましてや花なんて、咲くわけがない。

 

あら、こんなタイプの栽培キットもあるんだねと、もの珍しさで手を出したもの。今までにない素材を使ってるところがもの珍しかったけど、今まで使われてこなかった理由もよーくわかった。すぐ腐る素材だから、そもそも栽培キットには向いてない。

 

例年の今頃だったら、雪深くてとても歩けそうにない場所に行ってみたらサクサク歩けた。

 

雪、ほんとに少ないんだと思いつつも、ウォーキングする場所には困らないから例年より運動不足に悩まされることもなく、快適。ただし厳しいはずの冬が快適過ぎると、次は夏が恐ろしい。

 

降る雪がこんなに少なかったら、どう考えたって次に待っているのは水不足。雪という天然資源に恵まれていた札幌だったら、渇水の経験もなければ備えも手薄そ。

 

将来的に値上がりが期待できるあるいは品薄になりそうなものを安上がりなうちに囲い込み、狙った通りの状況になったら高値で売りつけ、それまで顧客になり得なかった層まで顧客として取り込む。

 

という僕・私の顧客はどこだ、居ないなら作ってしまえというお手本のようなやり方は、お手本になれる人が徹底的にやると、えげつない。えげつないし、誰もが真似できるものでもないから、二度はない。つまり、脅威を見せつけるあるいは見世物にするにはピッタリね。

 

山に降り積もった雪が、春になると雪解け水となって流れ出して水源を満たす。

 

という自然の理がどこかで崩れてしまうと、不本意でも不自然に頼ることになる。

 

タダだと思っていたもの、タダでも使ってもらえるよう付加価値を高めてきたあるいは守ってきた経緯も無視して、タダでは使えなくなる。

 

もっとも下位に位置するものでも生きられるエコシステムの中では、上位にいるものほど旨味が大きくなる。

 

モノポリーと大衆は相性が悪いなんて、ちょっと考えればわかること。みんなのものと僕・私のものが、仲よしこよしでみんな仲良くなんてできるはずがない。できるはずがないから、みんなのものな時には僕・私の側がみんなに譲ってるだけで、僕・私のものな時には、みんなの側が譲ってるだけ。