午前中の気温は18℃だったはずなのに。用心のために上着を羽織ってみたけれど、外に出て三歩で脱いだ。暑くて着てられない。リラ冷えはどこに行った???
満開に見える大通公園のライラックは、これでもまだ八分咲きなんだとか。濃い紫色のいかにもなライラックより、ほんのりピンク色のライラックの方が好きさ。花粉症による鼻詰まりのせいで、芳香はよくわからず。
好天にめぐまれたさっぽろライラックまつりの初日は、平日とはいえまずまずの人出。天気がいいと、出歩く人も途端に増えるのが北の国。紫外線強し、シラカバ花粉も飛びまくり。鼻炎の薬もちっとも効かずに、涙目。紫外線予防も兼ねて、サングラスでもしたいところ。
ラーメンショーよりも、興味があるのはワインガーデン。
年々参加するワイナリーは、増えてるっぽい。ついでに、楽しみにしてる人の数もきっと増えてるはず。屋外でのフードイベントが始まると、大通公園もイベントシーズンの始まり。賑やかなのは、そうじゃないよりきっといい。
異性やファッションを語るように政治を語ることには、総論賛成各論反対で、やるならクローズな場に限る。
おしゃれにスマートに。異性やファッションを語るように政治をオープンな場で語っていると、心ならずも泥臭い方法で政治に関与せざるを得なかった人たちが、おしゃれにスマートに語らせてなるものかと、泥沼に引きずり込みにくるからやめといた方がいい。やるんだったら、オールドタイプが死に絶えてから。ニュータイプは、いつの時代も迫害の対象さ。
泥沼に引きずり込まれた人が、無知な後進を餌食にしようとやたらファッショナブルにステキに語ったりすることもあるので、注意。政治は合理化できない最たるもののひとつだから、ファッショナブルに政治を語る人の裏には、泥臭~いことをやらされてる人がいると思って間違いない。
経済誌がエロ小説に肩入れする時は、内部で地殻変動が起こっている時。という仮説を立ててみたけれど、検証する気はサラサラなし。新聞小説という形態も、10年後も残っているのかどうか、そろそろ怪しいもの。
そろそろ通じなくなってきた常識、あるいは知識として「北海道では昔、米はとれなかった」というのも加えた方がいいかも。かもかも。松前藩という藩は江戸の昔からあったけれど、お米経済とは無縁な異端の藩だった。というのは最近知ったトリビア。
ゆめぴりかにななつぼし。道外でもそれなりの知名度を獲得し始めた北海道の米作は、思えば品種改良という科学の成果でもあるんだな、と。北海道では蕎麦の栽培も盛んだけど、蕎麦はそもそも荒れ地でも育つ作物の代表で、蕎麦の栽培が盛んなのは、言い換えればお米が取れない、昔の感覚で言えば痩せた土地。だったんだよな。
昔読んだワイン栽培に関する本の中で、温暖化の影響でワインの原料となる葡萄の産地は北上すると予言されていた。一気に増えた北海道ワイナリーの数と、5月とは思えない高温の日が、北海道でさえ訪れることを思えばとっても説得力がある。
ということもほんの少しだけ脳裏におきながら、さてどのワインを試してみましょうかと、100種はあるというワインリストを吟味中。
消費者の目で見てもわかるくらいの変化は、問題の所在と対処についてもそれとなく教えてくれる。ような気がするのは、気のせいか。
お休みなさーい。