本日札幌の気温は26℃まで上昇。日中は半袖でもいいくらいの、大変いいお天気。陽気に誘われるように中島公園へ。
中島公園では22日まで園芸市が開催中。
マンションへの住み替えと都心回帰が進むとはいえ、立派な庭をお持ちの人も多い札幌。園芸やガーデニング好きな人も多く、春(初夏とは言い切れぬのさ)の風物詩的なイベント。
(立派なお庭をお持ちの人向けに、桜etc.の花木が並ぶ)
バラのコーナーもあり。まだ蕾もついてないような鉢ばかりなところが良心的。その方が花期も長く楽しめる。
去年より規模が縮小したような気がしないでもない。6月には大通公園で花フェスタが行われるので、そのせいか。
探していた花があったけど見つからず。シーズンが合わないのかもしれないのでまたの機会に。
(豊平館をサイドから見たところ)
6月20日にリニューアルオープンを控えた豊平館は、新館が増設されたもよう。結婚式場にもなるはずだけど、よりホテルライクな施設に衣替え。オープンが待ち遠しい。
春が遅い札幌ゆえ、八重桜が今ごろ満開を迎えている。レンギョウも雪柳もタンポポもチューリップも、今が盛りと咲き誇る。
(チューリップの小道。メルヘンやーん)
桜とライラックが同時に咲くのが北国札幌さ。ライラックは満開にはまだ遠い。
中島公園を散歩した後は、豆大福を求めて中島公園の市電最寄り駅である「静修学園前」停留所へと向かう。暇なときには食べログをチェックして、次に行きたいお店を探してる。食べログチェック中に見つけた「百代亭」は、「静修学園前」停留所から徒歩2分のはず。ここかなまだかなと1ブロック通り過ぎた後に、目当てのお店を発見。
ご夫婦でやってらっしゃる、小さなお店だった。昔ながらの和菓子屋さんらしく、和菓子と洋菓子が混在する店内。大福などの餅菓子と、ロールケーキが人気らしい。どちらも日持ちしないのが惜しまれる。ロールケーキも大変美味しそうであったけれど、今回は和菓子で。加賀豆大福を買ってみた。
近く(西線?)から移転して40年近く、お店をやってらっしゃるそう。中島公園付近は山鼻という高級住宅地でもあり、現在も大豪邸や高級マンションが立ち並ぶ。高級住宅地ほど個人商店の生き残り率が高いという肌感覚を持っているけど、検証したことはない。
(ショーケースの奥が作業場)
豆大福から連想される、一般的な大福餅の形状を大きく裏切る豆大福。「加賀」とついているだけあって、どこか雅な趣。お店の名前「百代亭」の名付け方といい、金沢あたりで修行されたのかも。なぜ「加賀」なのか。今度行ったら聞いてみよう。
塩気の効いた豆がたっぷり入って、豆を食べたい欲求を存分に満たしてくれる。うまうま。餅も弾力があってしっかりしてる。出町ふたばの豆餅の、柔らかい大福に慣れた身からすると、しっかりもっちりでお腹にたまる。お腹にたまるタイプの餅菓子を食べると、札幌あるいは北海道の郷土菓子を食べてる気がしてくる。
次回はロールケーキを買いに行こう。プラリネとりんご入りと、どちらもとっーても美味しそうだった。体重や体形さえ気にしなければ、毎日でも食べられそうな味。洋菓子にも期待大。
住宅街に唐突に現れる、「見て!見て!」とデコラティブなお宅の装飾の一部。何気ない日常に顔を出す、個性あるいはクリエイティビティの発露って感じでいい。ランドマークに乏しい住宅街にあって、ランドマークにもなっている。「百代亭」も、このお宅からすぐ近く。あのお宅の近くなのよ、で近隣の人には通じそうで便利。
札幌ラーメンショーの準備が進む、大通公園のライラックもかなり満開に近づいてきた。札幌ラーメンショーもライラックまつりももうすぐで、イベントが目白押し。雨さえ降らなければ、暑すぎもせず気持ちのいい季節。
お休みなさーい。