網走より札幌の方が、低い気温だったかったかもしれない一日。雪を遮るビルが林立し、比べものにならないほどたくさんの人が住んでるのに、同じですか。。と、膝から崩れ落ちそうになる。
崩れ落ちてもフカフカのスノーパウダーが受けとめてくれるさ、きっと。
寒くなると、お魚コーナーでよく見かける鱈(タラ)。鍋ものやムニエル以外にも、淡泊な味を生かしてグラタンにしてみる。年に1、2回は。
【材料】
- 鱈(タラ) 人数分。二人だったら二切れが目安
- ジャガイモ 2個(ジャガイモを煮るためのバター20g、塩こしょう少々、牛乳1カップ)
- 玉ねぎ 1個
- ハムまたはベーコン 適量
- トマトの水煮缶 1/2量(200g)
- トマトケチャップ 大さじ3
鱈は、甘塩を振ったものでも真鱈でも。甘塩を振ったもので作ると塩気がキツ過ぎるので、真鱈で作る方が好き。塩コショウし、軽く小麦粉をまぶして油(またはバター)少々で両面をソテーし、別皿に取り出す。
(写真では小麦粉を振り忘れたので、身が崩れまくり。。)
ジャガイモは輪切りにして、できれば水にさらしてから水気をきって鍋に入れ、牛乳、バター、塩・こしょうを加えて中火~弱火で約20分、煮汁がなくなるまで煮詰める。
ハム(またはベーコン)玉ねぎを千切りにして、油(またはバター)で炒め、小麦粉を振り入れてさらに炒め、トマトの水煮、トマトケチャップを加えて5分ほど煮詰める。
耐熱皿に、ジャガイモのペースト → 鱈 → トマトソース の順で加えていく。今回中途半端にあまったミートソースがあったので、それも加えてる。
最後に溶けるチーズと粉チーズを全体にまぶして、220℃のオーブンで15~20分、表面に焼き色がつくまで焼く。
完成。
ジャガイモを使用しているので、主食抜きでもお腹いっぱいになるけど、一応パンを添え、あとはサラダでもつけたら、もう十分さ。
ジャガイモのペーストがいい仕事して、適度に鱈の生臭さを取っ払ってくれる。このレシピを覚えて以来、鱈が苦手じゃなくなった。
鱈といえばなぜか、「ブーリッドソース」という単語がパブロフの犬のように反射的に出てくる。あるいはブーリードソースかもしれないけれど、実際に食べたことがあるというよりも、視覚、文字情報で飛び込んできて記憶にこびりついてる可能性大。
鱈と言えば。。でワンセットで語られた時代が、きっといつか、瞬間風速でもあったに違いない。クイニーアマンやカヌレみたいに。
変わった名前のスイーツが、続々と市場に投入された時代があったなぁと、遠い目。ナタデココはまぁまぁ市民権を得ているけど、その他は名前と実物が一致する人の割合は、いかほどになるんですかねぇ、と渋茶すする。
ブリザードにはならなくても、終日間断なく、切れ間なく、絶え間なく降り続く方が、積もるんだよな。。類語辞典が欲しい。
お休みなさーい。