クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

八紘学園の花菖蒲園、近隣の人にとっては行く価値あり!

久しぶりにすっきりと晴れた一日。

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あっちもこっちもお出掛けしたいリストを消化すべく、八紘学園の花菖蒲園へとイソイソと向かう。毎年7月上旬から下旬にかけて期間限定で一般公開される、農業専門学校の敷地内にある花菖蒲園。

 

2ヘクタールに約450種、7万株もの花菖蒲が植えられた、国内でも有数の花菖蒲園だとか。北海道にいるとバラやラベンダーはお馴染みになるけれど、「和」の花との馴染は薄いので珍しい。

 

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札幌市内中心部、時計台からも約10キロほど、地下鉄東豊線福住駅からもがんばれば徒歩圏に広がるのがこの景色。2ヘクタール程度だともう広さに驚くこともないけれど、広々とした景色はやっぱり気持ちいい。ついでに吹く風もとんでもなくさわやかで、この場所にいることがすでに気持ちよかった。

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7月6日に開園したばかりの花菖蒲園なので、満開にはまだ遠い状況。満開になったらきっとみごと。でもいいんだ、これはこれで。

 

450種もあり、当たり前だけどひとつひとつに名前がついている。菖蒲とあってか、和風な名前がならぶ。

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「ことすが」優雅や。。

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はっきりした青が特徴のこちらは「ブルーボンボン」。

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「千鳥の舞」よく見れば鳥が舞ってるように見えなくもない?

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「千代の春」お相撲さんみたいっすね。

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蝦夷桜」こちらは北海道オリジナル品種か。

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濃い紫色のこちらは「夜明け前」。言われてみれば、なんとなく納得する色合い。。

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真っ白なこちらは「残雪」。こちらも北方オリジナル品種か。

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ひらひらした花びらを持つこちらは「スティップルド リップルス」と名前もポップ。

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端正なたたずまいのこちらは「山紫水明」。背筋がのびるようだ。。

まだ花は咲いてなかったけど「イの壱号」なんてのもあり。

 

花の名前、バラもライラックも菖蒲でさえも、個性があって面白いんだ。

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牧草地のふもとに、菖蒲園が広がっている。並木道を登っていくと、木立の向こうに菖蒲園がのぞく(注:牧草地は立入禁止です)。

 

足元は舗装されていないので、フラットシューズがおすすめ。敷地内にはラベンダーもあり。

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ラベンダーと菖蒲の競演。あまり一緒に見ることはない花同志の組み合わせがいい。

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白樺林もあればポプラ並木もある。地下鉄駅からも徒歩圏で、周囲にはマンションや戸建てのお家が立ち並ぶベッドタウンとは思えない景色なんだ。

 

都市と自然が隣り合わせなあたり、いかにも札幌(やや郊外)らしい。

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菖蒲以外の花も販売中。

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シロツメクサの花冠。だだっ広い農地のどこかには、きっとシロツメクサくらいあるんだろう。いいね。

 

八紘学園内には農産物直売所もある。菖蒲園を出て、道路を渡ればすぐのところ。学校敷地内の建物は、どれもこれも歴史的で趣がある。この雰囲気は、できるだけ長く保存して欲しいもの。

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この学園で採れた野菜もあるのかもしれないけれど、恵庭や千歳産の野菜が並ぶ。ここは、ソフトクリームが美味しいと有名。レジで先にお会計をし、ソフトクリームを作ってもらうシステム。

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ここのソフトクリームを食べるためだけに、立ち寄る人もあり。菖蒲園帰りのお客さんでか、ソフトクリーム売り場も混雑してた。

 

小サイズのソフトクリーム。さっぱりとして美味しい。どこもかしこも、札幌のソフトクリームはレベル高いな。。農産物直売所の隣には、広場っぽいスペースがあり、ご家族連れが、ちょっとお子様を遊ばせるにも良さげ。

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広場の隣には農地が広がり、オブジェのように古い農機具(かな?)が飾られていた。並木道を歩いて行った先に、菖蒲園がある。

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 こういう所に来ると、ついヘンテコなものに手を出してしまう(^-^;

 

初めて見た花ズッキーニ。花には味がないらしいので、花の部分にブルーチーズを詰めて、フリッター風天ぷらにしてみた。

 

ズッキーニ部分が、柔らかいアスパラガスのようですごーく美味しかった。あまり見ない食材だけど、また食べたい。ジュンベリーという果物も、ワイルドさのあるブルーベリーのような味で、なかなか美味。ヨーグルトと合いそう。

 

ラベンダーも見頃を迎えている今日この頃。天気のいい日には、あっちにもこっちにも出掛けたくなる。

花菖蒲園 | 学校法人八紘学園 北海道農業専門学校

八紘学園花菖蒲園の開園は、今年は7月23日(土)まで。入園料大人400円、小学生100円、駐車場無料で50台くらいはとめられそうだった。

 

お休みなさーい。

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