クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

デコレーションで遊ぶ

雪が降る前が一番寒い。

 

一瞬小雪が散らついたけれど今日の札幌は晴れていて、そのせいかおかげか先週までとは違って空気も冷たい。本当に怖いのは雪より凍結。転ばないよう両手でバランスを取る、ペンギン歩きのシーズンがまたやって来る。


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ハロウィンが終わると、街中のディスプレイもいきなりクリスマス仕様。クリスマスや年末のことは、本来勤労感謝の日が終わってから考えたい。

 

クリスマスケーキを紹介する動画などを見ていると、特別なのは飾り付けでデコレーション。簡単そうに見えて、慣れないときれいにも手早くもできないのがこの種のデコレーション。キャラ弁作りでキャリアでも積んでいれば、また別。

 

仮装もパーティもしないけれどハロウィンプレートを作るのは、デコレーションを試す(というより遊ぶ)いい機会だから。今年のハロウィンは、パングラタンバージョンとオムそばで作るオバケバージョンの二通り作ってみた。


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(デコペンでのお絵描きは、たまーにしかやらないからちっとも上達しない)

薄焼き卵の中身はオムライスではなく焼きそば。付け合せはガーリックシュリンプや鮭フライで、食材を使い回して普段の食事にも使おうとすると、デコレーションでそれっぽさを出すしかない。

 

ビーツの水煮に漬け込んだうずらの卵はしっかりピンクに染まり、今年はうずらの卵でオバケも作ってみた。うずらの卵で作るウサギは割と簡単。キャラクターものをそれっぽく可愛く作ろうとすると、やっつけではちょっと無理。


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(ウサギがのったパングラタンのお隣は、お月見用のウサギまんじゅう)

ミートソースの上を歩くブラックオリーブの蜘蛛は、溶岩やマグマの上を歩く蜘蛛を表現したかったけれど足が壊れやすく、マッシュポテトの方が扱いやすかったかも。だけど、白いマッシュポテトの上は歩かせたくなかったんだ。

 

人によっては勤労感謝の日(というより感謝祭)、クリスマスに年末年始、バレンタインと続くホリデーシーズン。つい、がんばって凝ったものを作りたくなるけれど、深呼吸でもしてクールダウン。


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(左側は一見ハロウィンっぽいけれど、実はメキシコ?の行事、日本で言えばお盆のような日の飾り付けなんだとか。松ぼっくりの使い方がステキなのは、クリスマス仕様)

 

揚げただけのただの真ん丸なドーナツ、(しかも不揃い)に粉砂糖を振って、イチゴやヒイラギの葉っぱで飾っただけのクリスマス向けデザート(料理研究家土井善晴氏がテレビの料理番組で作ってた)は手作り感いっぱいで、ものすごく納得感のある”手作り”デザートだった。

 

今年作ったハロウィンプレートのデザートは、かぼちゃプリン

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(器の底面が狭かったので、ちょっと前のめり気味。)

ケーキの方が日持ちするので、かぼちゃでスイーツを作るならケーキになりがち。一般家庭でプリンを長期保存するのは難しく、2,3日はプリンばっかり食べる羽目になったけれど、プリンが上手に作れた時はやっぱり嬉しい。

 

どこでも売ってるスイーツ。家庭で作るより、圧倒的にリッチでバラエティ豊富。だから作るより買うになりがちだけど、作る人が全くいなくなったらと考えると恐ろしい。

 

たかがまんじゅう、たかが団子。手作りするなんて思いもよらない、想定外となった時、レシピは門外不出になって素材も入手困難になりそうだから。


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今はまだそれなりにどこでも買えるけれど、レシピはすでに簡単には手に入らない。お菓子作りの本は世の中にあふれているけれど、いまだかつてそのスイーツの作り方は見たことがない。そういうスイーツにこっそり心当たりがあるけれど、それはきっとわざとで、大げさに言えば文化の盛衰や興亡に関係していて、素材や何かに高値がつく頃に復活するんだろうと思ってる。

 

スーパーやコンビニ、あるいはカルディなどの輸入食品を扱う日本のお店では割とよく見かける。だけど、そのスイーツやスナックの本国(母国?)では、すでに入手困難か製造中止となって久しい。みたいなものもあるのかも。かもかも。


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