クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

もうすぐ夏と言っても差し支えない

水道の蛇口をひねったら、茶色い水あるいは汚れた水が出てきたら困る。日々大勢の人が使い目にするものは、だいたい何でも水道の蛇口と一緒で茶色い水が出てくるなら、日用には向いてない。

 

彼方に不安の垂れ流しがあり、こなたに不安に効果があるという何かがワンセットになっていたら、不安の片割れは不安が大きいほどよく売れそう。無用とも思える過剰な不安の垂れ流しを目にすると、不安の片割れのプロモーションにずいぶん熱心ねぇと、なぜそんなにも不安の片割れが売りたいのかと邪推する。

 

在庫、積み上がって困ってるんだね。というのが率直な感想。

 

余人をもって代え難い地位を世襲で手に入れる人を意味なく嫌うのは、いつでも取り換え可能なポジションの人と考えるとしっくりくる。

 

いつでも取り換え可能で堕ちる恐怖と背中合わせだったら、何があっても取り換えられることもなく堕ちることもないポジションは、そりゃ羨ましかろ。羨ましいから時には口汚く攻撃し、攻撃に同調する人も大勢いるかのように装うけど、そんなの嘘。

 

嫌う人よりも、好ましく思ってる人の方が圧倒的多数で、余人をもって代え難い役目を代々世襲で受け継いできた家に新しいメンバーが加わった日には、圧倒的多数の人がめでたさに浮かれてた。寿いでいた。口汚く攻撃する人は、圧倒的多数が目撃した事実は無視したいから、ことさら口汚く負のイメージを植え付ける。

 

そのままでも立派な人たちに、立派、文句のつけようのないことをされると立つ瀬のない人たちが、その口を閉じに来る。

 

余人をもって代え難い役目を世襲で代々受け継いできた家は、捨てられないものを多数背負ってるもの。

 

下克上の地位争いで激しく争って手に入れた地位なら、前任者の影響を感じさせるものは邪魔。だから前任者の影響は極力排し、捨てられるものはポイポイ捨てて、まっさらな状態からのスタートを強調しがち。

 

捨てられないものを確実に受け継ぐには、世襲で。捨てたいものを確実に捨てるには、下克上の地位争いで臨むとだいたいうまくいく。世襲と下克上の組合せは、思い通りに断捨離を進めるにはちょうどいい。捨ててはいけないものは捨てないまま、刷新をアピールできる。

 

中島公園にお化け屋敷が出現すると、札幌まつり、北海道神宮祭ももうすぐそこ。

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ついこの間までは、甘い香りを漂わせていたニセアカシアの花ももう散り際で、公園に目立つのは緑ばかりですっかり初夏。すっかり初夏なんだけど空気はヒンヤリで、遅れてやってきたリラ冷えっぽい。ライラックまつりの頃は、馬鹿げた暑さだったのに。