クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

イタリア鍋

晴れ時々曇り。寒かったけど、去年の今頃ほどには寒くないような。

 

寒くなってくると、1週間に1度くらいの頻度で、夕食には鍋、または鍋っぽいものが登場する。寒いから体が温まるものをという配慮よりも、献立思いつかない時は鍋に逃げる。同じ理屈で、夏場は素麺が緊急避難メニューとして頻繁に登場する。あって良かった季節の味覚。

 

寄せ鍋だったり水炊きだったり、キムチ鍋だったり。最近はレトルトパウチ入りの鍋用スープがイロイロ出てるので、変わり種鍋にも手が出しやすくなってるんだよね。

 

ごま豆乳鍋とか、トマト鍋とか。イチから作るとなると、あらめんどっちいと思うようなものも、中の具材さえあれば簡単にできるので、とっても楽ちん。

 

トマト鍋、作る前はどんな味なのか、結構期待してた。でもいざ出来上がってみると、トマトスープの海で全てがトマト色に染まった具材見てたら、これトマトシチューと一体何が違うのか。全然わかんなくなっちゃった。後メーカーにもよると思うけど、味付け甘過ぎた。

 

かなり甘口なので、輪切り唐辛子をひとつかみ程ぶち込んで、何とか食べた。メーカーとしては、最後はご飯と溶き卵入れて、「オムライス」風リゾットにして食べて欲しかったみたい。そっか、オムライス味だから激甘だったのねーと納得の味だった。

 

変わり種鍋も食傷気味なのと、鍋すると部屋中鍋臭くなるから、何かこう、今までにない鍋との出逢いを求めてレシピ検索してたら、大変素晴らしいレシピ見つけた。

 

ザ・イタリアン鍋 by クッキングパパレシピ [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが159万品

 

クッキングパパの記念すべき第一話に登場してたらしい。そんな昔のこと覚えてないわー。

 

美味しんぼは薀蓄読むのが楽しい料理マンガで、クッキングパパの方が実用的料理マンガっていうイメージ。連載始まったのがいつ頃か知らないけど、共働きだし、料理男子でイクメンの荒岩課長。当時はもの珍しかったはずだけど、いつの間にか時代が荒岩課長に追いついてる。フィクションの中に撒かれた「未来の種」、しっかり現実に根付いたねーって思う。

 

肝心のイタリアン鍋は、大変美味しゅうございました。

 

野菜の重ね蒸しにチーズをトッピングして、野菜から出たほんのちびっとのスープをもって鍋と呼ぶ。そう名付けたところが一番素晴らしい。これも鍋と呼ぶのか。呼んじゃっていいのか。そーかそーなのか。鍋の懐の深さに恐れ入った。

 

今夜は鍋。そう思って買い物に行ったとしても、大根おろし用の大根買って、白菜買って。そういや牛乳無かったから、牛乳も買わなくっちゃ。買物カゴに入れたところで我にかえる。ダメ、重い。人生は選択の連続で、自分が持てる荷物の重さにも限度があるので、大根諦めたり、白菜の代わりに葱やほうれん草にしたり。

 

自分で持って帰るのなら、重いガラス瓶に入った鍋のつゆよりも、レトルトパウチ入りつゆ選ぶ。ネット通販で宅配してもらう時は、重かろーが軽かろーが、「安い方」選ぶ。

 

重い荷物が嫌いな人向けか、近頃ではコーヒーミルクのように、ポーション入りになった鍋用スープまであるのね。200gもしないの。思わず買っちゃった。これでいつでも鍋、または鍋っぽいものできるなーって思ったから。

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お休みなさーい。