クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

夜明けのドライブ

空振りに終わったけど、日曜深夜というか、月曜の夜明け前はアイソン彗星見に行くつもりで、夜明け前徘徊してた。車で。

 

夜が明けるまであと1時間くらい。午前4時頃のそんな時間帯だと、ほんっとに道空いてて、車も人も走ってないし誰もいない。街から音が消えたみたいにシーンとしてた。

 

夜遅くまで人通りが絶えないような所に住んでるので、普段はずっと、街のノイズ聞いてる。今は寒くて窓開けることもないけど、気候がいい時だと、酔ってていい気分の人が、割に大声でいい加減な歌を歌ってるのが聞こえてきたりする。救急車や、今どきまだ生き残ってたのねーって感心するような、威嚇音と共に走り去る単車の爆音とかも。

 

そばで聞いたら嫌だなって思うようなノイズも、壁や窓越しなら案外気にならない。気配を感じるなーくらいのノイズに包まれてると、かえって繭の中にいるみたい。

 

ノイズが一切聞こえない、人も歩いてない。たまに見る明かりといえば、コンビニか自動販売機か。夜明け前の時間帯だと、明かりついてるお宅も滅多に見ないんだよね。目的は「彗星を見る」だから、ひと気の無さそうな山に向かってみた。眺望開けてるし、周囲の人家も少ないから、暗かろう。

 

そう思ってたんだけど、いやーこの街なめてた。

 

夜明け前にも関わらず、夜景めっちゃきれい。東の方角見ると、100万ドルとはいかないけど、煌々と輝く街の灯が明る過ぎて、星も見えない。そもそも曇りだったし。背後を見れば、満月がやっぱり煌々と輝いていて。

 

きれいはきれいなんだけど、彗星観察には最悪の場所選んだみたいで、そこからまた、もっと辺鄙な場所に移動した。

 

郊外に向けて車走らせたんだけど、どこまでいっても外灯の明かりが切れないから、どこまで行っても明るい。おまけに郊外の幹線道路だと、夜間でも車の往来も激しいだよね。さっきまでの静けさとは別世界の賑やかさだった。

 

ウロウロして、ようやく普段なら立ち寄るのも遠慮しそうなもの寂しい場所見つけて、彗星探してたけど、曇りだったし、そのうち夜が明けてきて、タイムアウトしちゃった。

 

せっかく夜明けの写真撮ったのに、貼り付けると、なぜか回転して天地がおかしくなってしまう。。何故??? 

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 (ちゃんとアップロードできた。)

今回は空振りだったけど、次回は最初から郊外に向かおうっと。見頃もいつのまにか後ろ倒しになってるし。23日までと、12月4日~10日も見頃になってた。彗星前線予報するのも大変ねー。

 

お休みなさーい。