クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

『終わりで始まりの4日間』、大して期待してなかったけど良かった

朝起きたらしっかり雪。白い悪魔が散らついてた。

 

ついにやってきた冬将軍に意気消沈。最高気温もひとケタ台と可愛らしい数字が並び、望みは何かと聞かれたら冬眠したい。寒い屋外に出るのがイヤさ。

 

というわけで、外出たくないわーとアマゾンプライムビデオを漁っていて見つけた掘り出し物、『終わりで始まりの4日間』。

 ナタリー・ポートマンが超かわいい。2004年公開の映画だから、今より10歳以上若いナタリー・ポートマンの笑顔が、キラキラ輝いてる。溌剌。キュート。『レオン』のあの子がそのままスクスクと育ち、眩しい笑顔を見せてくれるからいいの。

 

かわいい子役がひん曲がって成長した姿なんて、見たくもないやね。

売れない役者のアンドリューには喜怒哀楽の感情が欠落していた。それは過去のトラウマからなるものだったが、彼はその事実と向き合おうとしない。

そんなとき、母が亡くなった。LAから久々、故郷のニュージャージーに帰ってきた彼は、天真爛漫な少女サムに出会い、少しづつ心を開いていく。
Amazon作品紹介より引用)

 主人公のアンドリューを、ザック・ブラフが演じてる。主演で監督で脚本も書いてる、多才やーん。

過去にトラウマありだけあって、無気力・無感動。ついでに無慈悲も加えてもいいかもしれない。母を亡くしたばかりの父親にも冷淡だから。

 

過去のトラウマ、それも相当に重いやつを、ギリシャ神話のアトラスみたいにどどーんと背負っちゃってるから、アンドリューはいつも憂鬱そう。暗いんだ。

 

母の死でもなければ近寄りもしなかった故郷に、戻って来たアンドリュー。旧友との再会もあれば、新しい女の子との出会いもある。

 

新しく出会った女の子・サムを演じるのがナタリー・ポートマン。超キュートなヒロインで、元気いっぱい。アンドリューとは対照的に、家族からの愛情をいっぱいに受けて育っている。

 

家族間トラブル持ちで陰鬱な青年と、家族から愛情をいっぱいに注がれて育った天真爛漫な女性との組み合わせが、意外としっくりうまくいく。

 

サムがいい意味で鈍感で、アンドリューの憂鬱オーラに染まることがないのがいい。

 

人生のしょっぱなからトラブル続きで、その後の人生も決して順風満帆とはいえず、にもかかわらず、ある程度は裕福だからガムシャラになる必要もなかったら、アンドリューのような青年が出来上がっても不思議はない。

 

人生も家族も思い通りにいかなくて、憂鬱な毎日に突如差し込んだ、まばゆいばかりに輝く女の子がサム。

 

アンドリューのように憂鬱なタイプの男性が惹かれるのは、同じくトラウマ持ちとは限らないとこが面白い。もしかすると同類相哀れむのは、むしろイヤなのかもしれない。

 

足りない部分を持ってる相手だから惹かれていくけれど、帰省中のアンドリューには帰るべきところがある。どうするのかな???という当然抱く疑問に、ラブストーリーらしさ満点、かつそれまでの家族間トラブルにも見事にオチをつけてくるからいい。

 

帰省してたきた街のどんよりした空気。今さら面白いとは思えない遊びに興じる同世代への戸惑いや違和感も、一度故郷を離れた人ならきっと心当たりがある。気怠いけど、幼馴染はアンドリューに気を使ってもいて、優しくもある空気。

 

盛り上がりに欠ける展開を、それでも最後まで面白く見れたのは、見てるこちらが刺激にはもう飢えてないせいか。それとも脚本が上手いせいか。

 

家族や人生の重みも、最後にはスルッと解決して、思いがけない爽快感が待っていた。

 

公開された映画 → DVD → アマゾンプライムのような見放題サービス

になるたびに、”漏れる”作品が出てくるのはきっとある。それでも、映画なら映画を商材に選んだ人たちは、自分たちのサービスに付加価値をつけるために、掘り出し物を掘り出してくると思ってる。

 

おすすめ作品には、見たことも聞いたこともない映画のタイトルや俳優さんの名前が並び、割とラクチンに、出会うこともなかった作品に出会っておりますことよ。

 

お休みなさーい。

 

 

 

 

リンゴとクルミとパイナップルのケーキ

絶賛断捨離に行き詰まり中。

 

なぜ書類という名の紙ゴミが、我が家にはかくも多いのか。重要と書かれた書類が10も20もあれば、重要の価値もダダ下がり。シュレッダーにかけるのも面倒さ。あぁイヤ。

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断捨離は一向に進まないけど、リンゴならシャリシャリ食べ尽くせる。リンゴの季節、我が家にコロコロ転がっているリンゴとクルミとパイナッポーで、ケーキを焼いた。

【材料】

  • リンゴ(できれば紅玉)小1個
  • クルミ 50g
  • パイナップル 缶詰だとスライス2枚分
  • 卵 2個
  • 砂糖 100g
  • 無塩バター(室温に戻しておく)80g
  • ★薄力粉 100g
  • ★ベーキングパウダー 小さじ2
  • ★シナモン 小さじ1
  • ★塩 少々

★の材料は、合わせてふるっておく。無塩バターの代わりに有塩バターを使った場合は、塩なしで。オーブンは180℃に予熱しておく。

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リンゴ、パイナップル、クルミを細かくカット。缶詰のパイナップルでもいいけど、今回は生のパイナップルが余ってたので、生パイナップルを使用。缶詰パイナップル使用だと、ドライフルーツっぽい仕上がりかな?という個人の感想。

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室温に戻しておいたバターを、ハンドミキサーでクリーム状にする。腕力に自信がある人なら、泡立て器と人力でも可。その方が空気をたくさん含むので、滑らかかつ美味しいような気がする、気分だけナチュラリスト。機械に頼った方がラクチンなの。

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クリーム状にしたバターに、砂糖を数回(3~4回)に分けて加える。一度に加えると、分離してやりづらいったらないのさ。一度に混ぜてはいけないものは、徐々に徐々に慣らしていくしかない。

 

砂糖が混ざったら、割りほぐした卵を加える。こんな時でもないと使い道のないハンドミキサー、よく見るとナショナル製だった。ナショナルといって、何のことかわからない人もすでにいるに違いない。これもやがて消えゆく生活遺産かな。単純なつくりで単純な作業しかさせてないから、とっても長持ち。すでに10年選手。

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ボウルにふるった粉類の半量を加え、スプーンで混ぜまぜ。ここからスプーンが活躍する。

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残った粉類の半量を、カットしておいたリンゴ・クルミ・パイナップルに加えてまぜまぜ。こうしておくと、リンゴその他のフィリングが、自重で底に沈むのを防いでくれる。はずなんだきっと。初心者のためのお菓子作りでは、大抵そういう説明がなされているんだけど、検証したことはなし。

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すべての材料をスプーンで切るようにざっくりと混ぜ、型に流し入れる。今回は市販の紙製の型を使用。これも断捨離の一環さ。

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180℃のオーブンで、35分~40分焼く。

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完成。そんな気はしたけど、焼き過ぎで焦げてしまった。。焦げが気になる場合は、途中でアルミホイルをかぶせるとよし。わかっちゃいるけど、手間を惜しんだ結果がこれさ。自家消費用なので、これでよし。

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粉糖とミントの葉っぱを飾って、気持ちレシピブログっぽく。リンゴその他がゴーロゴロで、美味しゅうございます。

 

暇つぶしに眺めたいものナンバーワンが美味しそうな食べ物の写真なので、レシピブログには時々お世話になっている。

 

が、いくら貰ってるのかいくら稼いでるのか知らないけど、これでもかっ!と過剰にデコレーションされた素敵レシピ写真を眺めていると、どんよりした気分にも襲われる。

 

ちゃんとギャラもらって仕事してると思えるプロの写真が使われた、ちゃんとしたレシピ本を口直しにしたくなるのはそんな時。

 

ビーントゥバーで子供の奴隷労働を排したチョコレートが生まれる時代。“ダーティ”な要素が少しでもあるものは、もう身に着けたり身近に使ったりするのもイヤなんだ。

 

焼き立てホカホカよりも、翌日など時間を置いた方がしっとりしてより美味しくなる。焼き立てはかなり甘く感じたものも、時間を置くと、いい感じにこなれる。2~3日は日持ちするので、作り置きに最適。たぶん、パイナップルがいい仕事してる。

1つのボウルでできるお菓子―型も1つで全部できます

1つのボウルでできるお菓子―型も1つで全部できます

 

 この本からいくつレシピ拝借してるんだよ。。というくらい、お役立ちのレシピ本。今でも入手可能なんだから、ロングセラーと言っていいのでは。スタンダードへの道は、険しき道だね。

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大通公園では、ホワイトイルミネーションの準備が始まっていた。冬ですな。

 

 

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シネマ歌舞伎で『スーパー歌舞伎Ⅱワンピース』見てきた

人気漫画『ONE PIECE』を新作歌舞伎にして、さらに映画化した『スーパー歌舞伎Ⅱワンピース』を見てきた。


ONE PIECE×歌舞伎!映画『シネマ歌舞伎 スーパー歌舞伎II ワンピース』予告編

兄弟愛と友情と師弟愛と。FriendshipにPartnershipで、Ship、Ship、Shipと海賊だけに船がいっぱい。彼らが乗ってるのは、友情と友愛の船なんだね。

 

大人気とはいえ、『ONE PIECE』については、“麦わら帽子の少年ルフィが主人公“くらいしか知らなかった。ルフィの本名も、今回初めて知ったくらい。猿之助がルフィを演じるのも、何かの運命か。

 

ライブで観れた人が羨ましい反面、映画ならではの編集もあって、ONE PIECE初心者が見るのにちょうどよかった。贔屓のキャラが登場するだけで盛り上がれる通じゃないから、無編集のライブだと何が何やらさっぱり???の可能性もあったかも。何しろ登場人物がいっぱいだったから。

ルフィと仲間たちは、大秘宝ワンピースを探す大いなる航海の途中。しかし、シャボンディ諸島での海軍との戦いでルフィと仲間たちは散り散りになってしまう。

一人になったルフィは兄エースの処刑宣告を知り、救出のため監獄インペルダウンへ向かうが、エースはすでに海軍本部マリンフォードへと移送された後であった。

エースを救おうとする海賊団やルフィと、海軍の間で壮絶な戦いが今始まる!(シネマ歌舞伎公式サイトより引用)

衣装も音楽も全然歌舞伎じゃない

“スーパー”歌舞伎だけあって、当たり前の歌舞伎とは何もかもが違ってた。衣装にびっくり(@_@)音楽にびっくり(@_@) パンチにアフロに金髪に青い髪と、自由過ぎ。スーパー歌舞伎を創出した自由な市川一門こそが、海賊王を演じるのに最もふさわしい。

 

時折鳴り響く柝の音(きのね)の乾いた音が、そういや歌舞伎だったねこれは。。と思い出させてくれる。

 

歌舞伎らしい衣装をつけてる人が、そもそも殆どいない。衣装デザインをする人は、さぞかし楽しかったのではなかろうか。エース役を演じる福士誠治はカッコいい現代風の衣装なのに、ルフィ演じる市川猿之助は、奴(やっこ)さんみたいであんまりだ。。

 

主人公だけは、濃厚に伝統の衣をまとってた。

 

キャラクターの名前が出てこなくて説得力に欠けるんだけど、地下帝国のシーンはまるでミュージカル。歌舞伎見に来て足でリズム取るとは思わなかった。しかも衣装も大胆で、ドラァグ・クィーン風でヘドウィグ・アンド・アングリーインチ風。

 

大衆に近いエンタメは、敏感に貪欲に、大衆が好むものを取り入れてくる。その心意気さえあれば、メインカルチャーサブカルチャーが入れ替わったとしても、きっと続いていけるよどこまでも。

 

二次元の壁に、正面から挑んでいく伝統芸カッコいい。

 二次元には重力がないから、キャラは簡単に宙を飛んで、変幻自在に姿を変える。漫画だから楽しくゲラゲラ笑える表現を、重力のあるヒトが演じるのは難しい。重力もあれば生活という重荷も抱えてるヒトは、簡単に空を飛んだりできない。猿之助、宙を舞ってたけどね。

 

一切の重みを感じさせずに、二次元の世界と遜色ない動きを見せるには、子供の頃から鍛えに鍛えた人たちが最適なんだ、やっぱり。重力を感じさせずに、花道でバク転を繰り返す人、飛んだり跳ねたり、チャンチャンバラバラやったり。

 

そもそも歌舞伎は、身体を使って演じる芸。身体能力の高さとキャラ立ちした歌舞伎メイクが相まって、二次元に限りなく迫っていく。伝統に裏打ちされた鍛錬と身に着けた型で、彼らなら二次元並みの無重力を手に入れられるのかも。

 

福士誠治をはじめ、普通の俳優さんも出演してたけど、彼らはやっぱり“重い”んだ。イケメン担当だからそれでいいとはいえ、地に繋がれたかのようで、飛んだり跳ねたりしない。できない。

 

軽やかに宙を舞えない、変幻自在に姿を変えることもできない。ハリウッド並みのVFXで誤魔化すことも無理っぽい日本では、重力に囚われた人があがくしかない。

 

水まみれの戦闘シーン、ライブではどう表現されていたのか。

 

高くそびえる二次元の壁に、舞台全体で真っ向から挑んでいるからいい。14歳の頃夢中だったものに、もう一度熱狂するのは難しい。単なるアニメ映画化だったらきっと見に行かなかった。誤魔化しのきかないライブだから、どうなるのか見たかった。

 

型があるから、変幻自在。

ルフィだけでなく、女帝ボア・ハンコックに赤髪のシャンクスと、猿之助は三役も演じてる。どれもルフィとは性別も年齢も違う役。

 

型がしっかりしてるから、アレンジ自在に演じ分けている。正義の役柄を演じるに必要な要素がわかっていれば、その逆の悪役だって演じられる。若者役に必要な要素が身についていれば、そこから年齢をプラマイするのも自在。型が身についている人は、何にだって化けられるんだ。伝統芸強し。

 

トーリーよりも、型破りの舞台を楽しんだ

ONE PIECE通であれば知識で補うこともできたに違いないけど、なにしろこちらはルフィの名前しか知らなかった人。詰め込まれたストーリーに、ついていくのが精いっぱい。漫画のように、説明セリフがスクリーンに映し出されていて助かった。

 

わかりやすかったけど、ライブではどう処理してたのか???

 

セリフも多く、歌舞伎らしい口上や見得も少な目。そういう意味では、限りなく普通の舞台に近かった。歌舞伎の伝統芸に慣れた人が見たら面食らうけど、歌舞伎ビギナーの人にとってはきっとワクワクする。

 

ルフィの強さや能力については、よくわからないまま。しょっちゅうハグしては仲間を増やしていたので、それが彼の能力なんだと納得するしかない。主役であるルフィよりも、白ひげ(=エドワード・ニューゲート)とエースに焦点をあてたストーリー。彼らのための花道って感じー。それと、海賊たちの結びつきの強さとにスポットをあてていた。

 

窮地に陥った仲間を救おうと、全力を尽くすルフィ達。

 

白ひげとエースを救うために集結した海賊たちの船は、助けられてきた者たちが今度は助けようとする姿。愛を捧げる対象が具体的な人たちに、博愛主義者は太刀打ちできっこない。人類全体に対する愛より、顔の見える友人・知人や家族に対する愛の方が、ずっと深いのさ。

 

メインカルチャーサブカルチャーを取り込んで、進化していく番がやってきた

かつてイロモノ扱いだったサブカルチャーは、音楽・文学・ファッションと、メインカルチャーを取り込むことで進化してきた。

 

著名な音楽作品や文学作品をモチーフやテーマにして、メインカルチャーの人をうならせてきたからこそイロモノ扱いから昇格して、評価されるようになったんだ。

 

アニソンが売れ、小説などの文芸作品よりもコミックが売れる、メインカルチャーサブカルチャーがすっかり入れ替わったこれからは、その逆の現象が起きる番。

 

サブカルチャーを取り込んだメインカルチャーが、進化して評価される世の中へ。

 

流行りや人気に迎合しているわけではなく、そうでなきゃ生き残れない。大衆に近いエンタメほど敏感で貪欲だから、きっとこれからも見たことのない新しいものを生み出してくれる。

 

ライブで見れた人がやっぱり羨ましい。けど、シネマ歌舞伎という編集が加わった作品だからこその見やすさもあって、個人的にはこれくらいの距離感の方が落ち着いて鑑賞出来たから良かった。上映時間は2時間弱。札幌シネマフロンティアにて11月11日(金)まで。

 

ところで冒頭に出てきた人魚、どこ行っちゃったんでしょうね???それだけが気がかりさ。

 

お休みなさーい。

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甘酸っぱさがいい、ハッセルバック焼きりんご

ハロウィンなのに、空気を読まずにりんごのお菓子。りんごが美味しい季節になったので。

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もう11月。今年もあと2ヶ月かぎり。月日は百代の過客で過ぎ去っていく。今年覚えたものの名前もイロイロあれど、ハッセルバックもそのひとつ。要は蛇腹に切り込みを入れること。

 

じゃがいもとかさつまいもとか。ハッセルバックとついたレシピや食べ物を、むやみやたらと見掛けたのはきっと今年のこと。今年より昔のことは、覚えていたくもない。

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【材料】

  • りんご 1個
  • A:溶かしバター・ブラウンシュガー・各大さじ1 シナモン 小さじ1/2
  • B:バター 大さじ1・薄力粉 大さじ3・グラニュー糖 大さじ1       

 りんごと一緒に写真に写っているのは、材料A。シナモンシュガー入り溶かしバター。

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りんごの皮を剥いて、芯をくり抜く。こういう時に便利でお役立ちな、りんごの芯くり抜き器を装備している、焼きりんごスキー。半分にカットした内部。ど真ん中を外してるのが、丸わかり。取り切れなかった芯は、スプーンでくり抜く。

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ここから緊張の作業が始まる。りんごに蛇腹を入れていく。じゃがいもなどのイモ類よりカットしやすいけれど、油断するとついガッツリ切り過ぎてしまう。でも気にしない。大抵のことも気にしない。

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りんごが蛇腹に切れたら、Aの材料【溶かしバター・ブラウンシュガー・大さじ1 シナモン 小さじ1/2】をりんごに回しかける。まんべんなくかかるようにすると、よい出来上がりに。200℃に温めたオーブンで、20分焼く。

 

りんごを焼いてる間に、Bの材料でクランブルを作る。バター大さじ1を細かくカットし、 薄力粉・グラニュー糖とスプーンでよく混ぜる。バターの形が残っていても可。テケトーでも許されるのが、ホームメイドの良いところ。

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焼きあがったりんごにクランブルをかけ、220℃に温度を上げたオーブンで15分焼く。

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完成。

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焼き上がり間近になると、りんごの甘―い香りが室内に立ち込める。ハッピー。

 

アイスクリームでもいいけど、マスカルポーネチーズがあったので、マスカルポーネチーズを添える。

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クランブルはカリカリ。焼きりんごは甘酸っぱくて、マスカルポーネチーズの淡泊さが、くどくなり過ぎるのを防いでくれる。ウマウマ。

 

丸ごと1個のりんごで作る焼きりんごよりも、見栄えもよくてお腹も膨れる。満足。

 

動画レシピを参考にした。蛇腹の入れ方も、動画ならわかりやすくていい。今年は爆発的に増えたね、この手のレシピサイトも。後から見返しやすく保存するのがネックなんだ。

 

Tasty Japanさん(@tastyjapan)が投稿した動画 -

 刹那に嬉しいや楽しいを、地味に積み重ねていくだけさ、こっちは。遠くに行きたい人は、さっさと銀河の彼方まで行くがいいやね。

 

お休みなさーい。

 

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かぼちゃかぼちゃかぼちゃin札幌ハロウィンデイズ

ハロウィン商戦がバレンタイン商戦を越えたのも納得。街中いたるところにかぼちゃが居る。

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バレンタインと違って、恋愛からはもう足洗いましたわな人も、そもそも恋愛なんて。。な人も双方楽しめるからいいね。

 

妖精やお姫様の仮装をしたちびっ子が可愛くて目の保養。大人の仮装はスルー。そもそも札幌の今日の最高気温は、ひとケタ台ではないかと思われる寒さ。露出多め、あるいは薄着の仮装だと、寒そうという感想が先立つだけ。

 

見頃を迎えた北大のイチョウ並木は、今日・明日とライトアップされる。週末とあって、イチョウ並木の紅葉を見に来た人で、例年通り混み合ってた。

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(まだちょっと、青さが残るような。。)

 たくさんの観光客で賑わってたけど、入場料も取らない北大には一銭も入りません。警備の手間が増えるだけ。イチョウ並木饅頭でも売ればいいのに。。

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なかなか見事だけど、足元には銀杏もテンコ盛り落ちているので銀杏臭も半端ない。臭かった。。

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周囲を見渡せば、あっちでもこっちでも紅葉の写真を撮りに来た人たちの姿が目に入る。ポケモンGOをみんなでやる楽しさ、ちょっとわかったような気がしたね。

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ジャック・オー・ランタンたち。表情がいいやね。

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何の木か忘れたけど、渋い色合いが雰囲気あってよい。

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卒業生はきっと、こんな光景に郷愁を誘われるのではなかろうか。卒業した後に、あの頃は良かったと昔を懐かしむ先輩たちに、ドン引きしてた学生の頃もはるか遠くになりにけり。みなさん今頃はどうしてるのかしらねぇと、渋茶すすりたくなる。会社がイロイロあってアレしてこれして。。な人が多いのさ。

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風が強くて大層気温が低い日でもあったけど、ちょっと足を伸ばして赤れんが庁舎近くの北大植物園にも行ってみる。中島公園もきっと混雑(といっても札幌なので、東京や大阪の混雑とは比べものにならない)してるに違いないので、外から眺めてるといい感じに色づいてる北大植物園の紅葉が見てみたかった。

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冬期は閉鎖される、北大植物園。11月4日からは、温室しか見られない。入園料が420円かかるだけあって、思った通り閑散としてる。歩きやすくていい。モミジが少ないせいか、北海道の紅葉は黄色が目立つ。ドラマチックに色づいた、「燃えるような赤」という景色にはなかなかお目にかかれない。

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やや赤いけど、まだ色味が足りない。

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こういう何気ない葉っぱの写真でも素敵に撮りたいものだけど、いかんせん技量不足・努力不足で一向に進展しない。カメラの進歩に頼るのみ。

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フォトジェニックなブツ。

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みごとだけど黄色い。黄色が続く。ちょびっと赤。

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北大植物園にはバラ園もあり、細々とバラが咲いていた。

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ピンク・パフェという、名前も見た目も可憐だね。

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バラが見頃の時期は、つるバラで覆われてるはずの小道。

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こいつはスイカズラ科のスノーベリー。

 

北大植物園は、1886年(明治19年)に設立されただけあって、札幌の原地形を色濃く残す場所。すくすくのびのび育った樹が、あちらにもこちらにもそびえてる。

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でっしりずっしり大地に根を下ろした巨木の姿に、ただ癒される。オウチスキーにお金スキーにお散歩スキーと、多々ある好きなものに、巨木スキーも追加しようそうしよう。

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札幌の玄関口である、JR札幌駅から徒歩圏内だというのにこの大自然。春までサヨナラ、またね。

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裏から見た赤れんが庁舎。近くから見ると、やっぱり趣がある。

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札幌三越前のライオンも、ハロウィン仕様。無理してる感じがいい。お店の中もとってもハロウィンに好意的。ここはなんと、記念にお写真どうぞの撮影スポットだった。お店の熱意とは裏腹に、閑散としてたあたりが地方都市。観光客の姿もまばら。

 

三越の近くの歩道では、一部歩行者天国にしてハロウィンイベントをやっていた。仮装するには気温が低すぎる札幌では、足を止めるのも大ごとになってしまう。寒いよ。モッコモコの着ぐるみでもないと、ちと辛そう。

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痛車の上にもかぼちゃ)

“商戦”になってるだけあって、おショーバイしてる場所ではかぼちゃ目立ちまくりだった。

 

お休みなさーい。

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ホットサンドに夢中

朝食はパンかご飯か。

 

年配の人ほど手軽に食べられるパン食を、一方若い人は、腹持ちがいいからご飯を好むとか聞いたことがある。真偽は知らね。

 

準備をする方としては、「トースト+コーヒー+α」の方が「ご飯+味噌汁+鮭や納豆」よりはるかに楽。でも確かに腹持ちしないのよね。。じゃあ、パン2枚食べれば腹持ちもしていいんじゃね?ということで、近頃はホットサンド派。色んなフィリングを試せるのも、いいところ。

 

チーズ大活躍、チーズがあれば何とでもなる

 ハム&チーズが王道。王道過ぎて、写真さえ撮らずにパクパク食べていた。マメにホットサンドの写真撮ってたつもりだけど、当たり前過ぎて食べてる本人にもスルーされていた。スルーするくらい、間違いのない美味しさ。

 

ツナにチーズも間違いのない美味しさ。ブラックオリーブをトッピングにして。

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チーズにブラックオリーブがプラスされると、ピザっぽい。ピザっぽいせいか、満腹感もマシマシ。ちなみに、大抵はハーフカットしたホットサンドで十分満腹になる。トースト2枚分のホットサンドは、相当空腹でないと食べきれない。

 

時には角食パン以外のパンを使って。ツナにチーズにちくわでちくわパン風

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ハムやベーコンがなくても、ちくわさえあれば心強い。ちくわもたんぱく質。自宅で作れるちくわパンで、朝から多幸感に包まれる。美味しいと上機嫌になれる。美味しいは正義さ。

 

レコルトのホットサンドメーカーを愛用中

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 こんな感じのホットサンドメーカーを使っている。電気で温めるタイプの奴。レコルトは、女性にのみ知名度が高いと思われる調理家電ブランド。スムージーが流行った時に、レコルトのソロブレンダーもよく売れたはず。

 

DMMもアフィリエイトも近年知ったけど、レコルトはそれより以前から知っていた。倉敷意匠と同じくらい以前から知っている。興味関心が異なると、ノーマークの会社や製品があるものさ。

 

食パン以外にも使える。イングリッシュマフィンもホットサンドに変身。もれなくチーズが零れてしまうのが悩みの種。つい盛り過ぎちゃうんだな。

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ピーナツバター+ブルーチーズ+くるみに蜂蜜をトッピング。甘じょっぱいの極北のような、個性的な味。万人にはお薦めできないけど、ブルーチーズ好きなので結構イケると思ってる。

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こちらは失敗編。やる前から失敗することがわかっていたけど、ミラクルを期待してついやってしまった、あんこペースト+生クリーム。

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プレスした途端、温まった生クリームが流れ出して洪水となってしまった。。生クリーム系は、温めずにそのまま食べた方が美味しいという、真理を確立したね。公式レシピには、水切りヨーグルトを使用したレシピもあったけど、以後クリーム系はオープンサンドで食べることにした。その方が間違いない。

 

意外とイケるのは缶詰系

 ホットサンドは、一枚からでも出来る。

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半分にだけフィリングを載せたり、半分にカットしたもの同士を重ねたりすればOK。

 

ちなみにフィリングは、ピーナツバター+バナナ+ベーコン。時々行くサンドイッチ屋さんでは、エルビス・プレスリーが好んだ組み合わせ」となっていた。真偽は知らね。でも意外と美味しい、イケる。コーヒーよりもコーラが欲しくなる味で、気分「だけ」アメリカンダイナーな雰囲気に浸れる。あくまで気分「だけ」ね。

 

ピーナツバターにバナナ、あるいはヌテラにバナナは、おやつっぽいけどお腹が膨れる組合せ。朝食というより、軽いお昼に最適。おにぎりは腹持ちがするけど、手が汚れないから、ホットサンドメーカー重宝しまくり。

 

ほうれん草にベーコン。あるいは卵とハムなど、朝食にありそうなトッピングは大体合う。時々画像が暗いのは、夜に作り置きしてるから。朝は軽く温めるだけなので、ますます楽チン。あれやこれやと用意しなくていいから、朝もゆっくりのんびりできる。

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夕食の残り物、焼肉の残りにねぎトッピングや、カッテージチーズに煮リンゴといった、おやつっぽいものまで。ランチパック感覚で、好きなフィリングやトッピングで遊んでる。

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こいつはチーズに海苔、ジャコといった和の朝食にもありそうなトッピング。一見合いそうにないものでも、チーズがすべてを解決してくれる。

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改めて食べたホットサンドの写真を見ると、当たり前のトッピングしか試みてないのがよくわかった。珍食・寄食の趣味ないしな。。世界人口が増えて食糧危機がきたら、虫よりも人造肉を選ぶタイプ。ソイレントでも可。変わったものではなく、いついかなる時も当たり前のものが食べたいのさ。

 

予想外に美味しかったのが、缶詰を使ったトッピング。

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ありがちな焼き鳥の缶詰や、チキンのトマト煮といった缶詰は、フィリングとして最適。特にチキンのトマト煮+バジル+ブラックオリーブにチーズの組合せは、缶詰そのままを食べるより美味しく感じた。缶詰特有の、癖のある風味をやっぱりチーズがかき消してくれる。チーズ、ほんとにいい仕事する。

 

とろけるチーズ > カマンベール > モッツァレラ > ブルーチーズ の順で、いい仕事する。言うまでもなく個人の感想です。 

 

写真が残ってなかったけど、カマンベールにスプラウト(あるいはカイワレ大根)に黒胡椒という組合せも、たいへん美味しかった。モッツァレラは、淡泊かつよく伸びるのが難点で、カマンベールの方が味が締まっていい感じ。

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ホットサンドを作るようになってから、チーズの消費がいや増した。もともとチーズが好きで、空腹時にはむしゃむしゃ食べてたけど、備蓄するチーズの種類も豊富に。バターは時々品薄になるけど、チーズなら年中安定して手に入るので安心。

 

もれなくチーズが焦げ付くので、せっせと重曹水をスプレーして掃除してる、ホットサンドメーカー。テフロン加工済みなので、手入れしやすい。出来上がったホットサンドは、トングで掴むと取りやすくて、盛り付けやすい。

 

都市居住者の定めとして、一定以上の消費はしないといけない(なんてったって周囲には、パン屋さんもいっぱいあるからさ)ので、パンは作るものではなく「買うもの」。買ったものだけど、好きにアレンジして遊んでる。たった4千円ぽっちで、大いなるヨロコビをもたらしてくれたホットサンドメーカーに、大いに感謝する毎日。

 

公序良俗に反することなく、何でもない日常を綴りたいのさ。

 

お休みなさーい。



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はてなは静かに書かせてくれないところ

チーズタルトのパブロがアイスバーになって、しかもそれがすこぶる美味しいときたもんだ。おまけに製造元はまさかの赤城乳業で、ガリガリ君から華麗なるイメチェンかとダブルで驚ける。

 

アイスだけだと喉が渇くから、一緒に飲むのはキリンのハードシードル。看板に偽りなしで、思いっきりハードモード。シードルらしい甘さはゼロ。そんなつもりはなくても、淡々と日常を営んでるだけで、脱資本主義の叛徒になれるのが都市居住者さ。

 

人里離れた離島にでも住まない限り、資本主義の楔から逃れようもない。ってかおカネスキー、あるいはおカネとってもスキーなので、資本主義の懐に抱かれている方が心地いい。都市居住者でありながら資本主義を否定するのは、逆にハードルが高いっす。

 

Etsyやミンネのはるか昔から、今でいう手作り市に地味に出店を重ねて生計を立ててきた人が、昔知り合いに居た。バブルとバブルの崩壊も2回くらい経験したその人が、「普通の主婦が市場に参入してきた時が、バブルの終わりなんですわ」と言っていたのが今でも忘れられない。

 

市への出店費用だって、馬鹿にならない。玄人はだしのモノは作れても、地味に市への出店を重ね、取引先や販路を拡大し、何よりリピーターとなる固定客を掴まえるのは簡単じゃない。

 

簡単じゃないことも見抜けずに、「あら私にもできそう」な主婦が大挙して雪崩れ込んできた時が、ある種の見切り時なんだと言っていた。「これ全部お任せしますわ」的な美味しい商売が、ひとつ減りふたつ減り。我慢の時代に入るものなんだってさ。

 

私自身に商売っ気がまったくないのは、商売で苦労する人を間近に見てきたから。安易に手を出すものではないという戒めの気持ちが、とてつもなく強い。今現在どれほど景気がよくても、商材によっては10年20年先はまったく闇。恐らく10年も20年も持たずに暗転する人がほとんど。

 

確実な需要があっても地獄を見た、地獄を見ても「人生イロイロですわ」と穏やかに微笑んで老境を迎えてる人もいるから、何がどうなるか本当にわからない。

 

リターンが大きいものはリスクも大きく、リターンに目がくらんでるうちは、リスクの大きさにも気づけない。

 

人手不足の今、もっとも高値がつくのは「労働力」。コンプライアンスや人権意識も高まって、無茶な奴隷労働も滅多にはさせられない。体壊してまで無理に働く必要はないやねという、労働側の防衛力も高まって、文句も言わずに働く人を見つけるのは至難の業。でもさ、「訳あり」な人なら働く場所を選んでもいられない。

 

滅多やたらと起業を勧めてくる人は、胡散臭さ満点。ほぼ失敗するだろうと思われる事業にだって、喜んでお金を出す人はいる。胡散臭っ。借金返済のために働いてもらえばいいだけだから、そりゃ財布の紐だって軽くなる。

 

有用性や必然性がさして感じられないのに残り続けてるのは、そんな仕事。それでも馬車馬のように働いてれば、いつかは借金も返せるから邪悪なだけでもないんだけどさ。

 

無くなっても一向に困らない仕事のために、無理繰り仕事に駆り立てられる人が哀れやね。ドナドナ。

 

奴隷をもっとも欲するのは奴隷で、雇い主よりも、奴隷にならない脳天気に憎悪を向けてくるから滑稽なんだ。

 

プロフィール通り、暇な人が自分のために書いてるブログだから、誰かのために書くつもりは毛頭ない。暇だからといって、無くてもいいとしか思えない仕事にやり甲斐もヤル気もみせるほど、殊勝でもない。嘘つきの嘘を本当にするために提供する、労働力の持ち合わせもない。

 

Leave me aloneが通じないのがはてな。書くことが好きな人から、離れていくような気がしてならない。残るのは、文字をお金に換えるのが好きな人か。同類と思われたくないから、離れていくんだよ。

 

お休みなさーい。