ここから先は女性ファーストだから男は入ってくんなという態度と、ここは男の領域だから女は入ってくんなという立場はそっくりね。誰が入れ知恵したのか、すぐわかる。
令和の始まりはお赤飯で。めでたさを端的に表す食べ物は、めでたい気分を演出したい時には便利。おめでたい席以外でも登場するらしいけど、まぁ儀礼食ということで。
メロンが出回り始める季節。観光客が食べている、スティック状にカットしたメロンが美味しそう。のどの渇きを癒すのは、フレッシュフルーツか冷菓か。北海道はそこまで暑くないけれど、夏は亜熱帯のように気温が上昇するようになると、食べるものもより亜熱帯地方に近くなるはず。
メロンはメロンでも摘果メロンという、小さくて若く非デザート用のメロンを見つけたので、ピクルスにしてみた。お漬物にしてもいいけれど、ピクルス用きゅうりのガーキンに似た味わいで、ハンバーガーが食べたくなる。というわけで、牛肉100%ハンバーガーを作ってみた。牛肉を買ってくるところから始めて、フードプロセッサーでひき肉にする。
バンズからはみ出ないように、小さく成型するのは意外と手間。そして、バーガー用のバンズは探すと意外に見つからないという発見をした。高齢化社会になると、固いパンは噛み切りにくくなるはずなんだけど。おしゃれや流行りにのると、だいたい実用性が犠牲にされる。
どこに需要があるのか。くっきりはっきり証明されると、おしゃれや流行りを主張しても通りにくくなり、実需に偏り過ぎると“上”もめざしにくくなる。
アスパラガスのシーズンでもあるので、アスパラガスの出番もやたらと多かった。アスパラガスとベーコンのあんかけ丼風は、あんが足りずに丼風に。電子レンジでも作れるカリカリベーコンなのに、加熱してもカリカリにならないベーコンはもはやハム。まぎらわしいから、ベーコン風ハムと表記して欲しい。
- お赤飯と鯛の刺身、アスパラといかくんの和え物、もずくスープ
- フキとタケノコの鶏そぼろ炒め、干しシイタケのフライ、カブのマスタード和え
- ホットサンド、鰺のマリネ、ポテトとシイタケのバター炒め、にんじんのジャコ炒め
- ラムの野菜炒め ポークピラフ、にんじんとグレープフルーツのマリネ、さつまいもソテー、アスパラと卵のサラダ
- 鶏のトマト竜田揚げ 塩肉じゃが、トマトと大根の甘酢和え 鶏手羽元とかぶのおろし煮、セロリのきんぴら
- 昆布締めのお刺身とたまねぎマリネ、アスパラと卵、ふきのホットサラダ ひじきのパスタ、スープ
- 豚バラとホウレン草のさっと煮、里芋の煮物
- なすと牛肉のピリ辛味噌炒め、摘果メロンの浅漬け、ブリとすき昆布の煮物、大根と油揚げの煮物
- 豚肉の梅ソース、大根と油揚げの煮物
- ナスとしめじのベーコントマトパスタ
- 蒸し鶏の梅ソース、自家製ポテトチップス、にんじんの白和え、味噌汁
- しめじの鶏そぼろ弁当、トマトのベーコン巻き、玉子焼き、味噌汁
- 鶏ひき肉と春雨の炒め物、ポテトサラダ、エリンギのごま和え
- ゴーヤーチャンプルー、山芋とオクラのチーズ焼き、トマトの甘酢和え
- アスパラベーコン丼風、山菜の煮物、ズッキーニのナムル
- しめじとにんじんの混ぜご飯、山芋とベーコンのマリネ、ピーマンのおかか和え
- チーズハンバーガー、摘果メロンのピクルス、ポテトチップス、ブルーチーズ
- けんちん蕎麦、トマト
- 肉野菜炒め、にんじんのマリネ、ズッキーニとししとうの甘辛煮
- アスパラつくね、ナスとオクラのさっぱり煮
- 枝豆入りおこわ、にんじんとカッテージチーズのマリネ、ナスとオクラのさっぱり煮
- 鶏肉とごぼうの酢醤油がけ、干しシイタケとトマトのマリネ
- タケノコとしめじのそぼろ炒め、すき昆布の煮物
北海道のタケノコといえばこんな奴。
皮を剥いていると不安がこみ上げてくるほど、細くて可食部が少ない。
摘果メロンに細竹に。農産物直売所に行くと、スーパーではあまり見かけないものも安価に手に入る。その代わり、スーパーに並ぶものほど簡単には食べられず、ひと手間がかかる。ただ茹でただけのホワイトアスパラガスは、茹でたては苦く、水に晒すほどにお馴染みの味になった。
人件費と物流コストが上乗せされているから、農産物王国を実感するほどには街中で買うものは安くない。加工品の方が安上がりになるとますます原材料高につながるから、まめに手作りしたい派としては、まめに原材料からの加工にこだわっている。
人の手が使うものは人の手で作ったものの方が、なにかと都合がいい。