自分が信じてもいないことを、他人に信じてもらうのは難しい。UFO発見か?やビッグフット発見か?と、「か?」つきなものを発信することが常態化し、他人をたぶらかすことに無上の喜びを感じてるならともかく。
多分地味にそろそろ一年分は貯まったはず。あ、これ作ってみたいと猛烈に思う家庭料理には、やっぱりめぐり合うのが難しい。本格的な何かは外で食べればいいもので、家で食べるものじゃないと思っていると、繰り返し作ってるものはやっぱり似たり寄ったり。
先月食べたものでまた作りたいと思うものは、たらこと絹さやの混ぜご飯に、干しシイタケのバター炒め。あとはバジルとチーズ入りの餃子に、空まめの甘煮に蕗とタケノコのごま酢あえと、まぁなんて普通。
茶色いおかずが昔は嫌いだったけど、加齢とともに駅弁に入っていそうな茶色いおかずを美味しく感じるようになった。カフェ飯みたいなものは今後も食べられそうだけど、茶色い系のおかずはそろそろ絶滅が危惧されて、レッドリスト入りしてもおかしくないせいもあるから。
- たらこと絹さやの混ぜご飯、干しシイタケのバター炒め、かぼちゃの揚げ煮、サラダ
- ポークマヨケチャップ、サラダ、スープ
- 水菜とジャコの和風パスタ、ごぼうのホットサラダ
- 牛カツ、ズッキーニのナムル、サラダ
- 鰆の南蛮漬け、ナスのチーズ焼き、マッシュルームソテー、サラダ
- シャウエッセン肉の野菜炒め、鰆の南蛮漬け
- 鶏の照り焼き、野菜添え
- 野菜トッピングカレー
- バジルとチーズ入りの餃子、ポテトサラダ
- 肉野菜炒め、菜花のじゃこ和え
- 牡蠣とブロッコリーのペペロンチーノパスタ、ポテトサラダ
- 鮪とアボカドの山かけ丼、舞茸汁
- 舞茸入り卵とじ蕎麦、カブの中華風和え物
- お好み焼き、刺身コンニャク、菜花のじゃこ和え、干しシイタケのバター炒め
- 野菜そぼろ、炒りコンニャク、お味噌汁
- 豆腐と揚げ玉丼、帆立と干しシイタケのバター炒め、お味噌汁
- 八宝菜風肉野菜炒め、切り干し大根の煮物、トマトの甘酢、かきたま汁
- 塩サバ、納豆、切り干し大根の煮物、なめたけ、小松菜のごま和え
- タケノコご飯、若竹煮、空豆の甘煮
- 豚の生姜焼き、若竹煮、炒りコンニャク、ポテトサラダ、お味噌汁
- タケノコとオイルサーディンのパスタ、スープ
- 鮪のたたきマリネ、空豆の甘煮、切り干し大根の煮物、なめたけ
- たたききゅうりと牛肉のマリネ、蕗とタケノコのごま酢あえ、アスパラ春巻き、なめたけ
- ひっぱり、アスパラ春巻き
- 豚肉と緑の茹で野菜のマリネ、にんじんのポタージュ
節約を意識した時に重宝するのは乾物。丸一日以上かけて戻した干しシイタケは、生椎茸にも劣らぬ風味と厚み。生ものはすぐにダメになるから、乾物だと使い勝手がいい。
豆の甘煮、特にさやごと甘辛く煮含めたものは、個人的には関東以北の人の食べ物というイメージを持っている。お味噌汁を「おみおつけ」と呼んでそうな。ちなみに関西人は、おでんのことを「関東炊き」と呼んでたそう。
その種の地域性や季節性も、グローバルな金融資本主義の前には吹けば飛んでいきそうなくらい、儚くなったもんだね。一食のおかずの数が減ったというのは、昭和から平成にかけての家庭料理において、最も大きな変化だと思ってる。家族の数が多いままだと、そうでもないんだろうけど。
多数のフォロワーを手に入れたあとで絶対評価が存在しない場所に乗り込めば、数の力で評価も操作しやすくなる。なにしろそこは相対評価の場所で、絶対のものさしは存在しないんだから。
だからといって、いくら強力な推しがあったとしても、引きがなければせっかく操作した評価も台無しで、長続きなんかしないんだけどさ。