喉が痛いうえに、筋肉痛。たったそれだけの不調でも、気分は満身創痍さ。大通公園のビアガーデンも解体が進んで、宴のあと。夏が終わるのはあっという間で、秋も駆け足とせわしない。四季があるというよりも、夏と冬プラスアルファと思っておけば間違いない。
二週間前のことなんて、大して覚えちゃいないけど食べたもののことはわりかしよく覚えてる。
- 豚バラと厚揚げ
- 麻婆大根
- ツナと塩昆布の炊き込みご飯、鮎の甘露煮
- 塩豚
- 豚バラとれんこんとピーマン炒め
- ひじきのパスタ
- ナスとツナの味噌煮込み
- マスのムニエル
- ピーマンと竹の子入り麻婆春雨
- 塩豚
メインだけ抜き書きしてみるとこんな感じ。ヒット作は、ツナと塩昆布の炊き込みご飯と塩豚。ツナ缶と市販の塩昆布を放り込んだだけ。他の調味料無しで作った炊き込みご飯は、炊き込みご飯というよりもピラフっぽかった。
ピラフっぽくなったのは、ツナ缶の油のおかげ。油っぽい缶詰を使えば、他にもピラフっぽい炊き込みご飯が簡単にできるんじゃないかと、ツナ缶と塩昆布以上のゴールデンコンビを考え中。塩昆布に匹敵する具材を見つけるのが、なかなかに至難の業。旨味の塊だからな、地味に。
塩豚は、豚のかたまり肉に塩を揉み込んで数日放置したのちに茹でただけ。
とろろと合わせると、気分的には牛タン定食。塩でしっかり味が付いているので、こちらも他に調味料の必要無し。皮がない分、鶏肉を扱うより豚かたまり肉の方が扱いやすい。ゆで汁はスープとして利用可能で、塩豚の有用性を久しぶりに思い出した。また作ろっと。
暑い時は冷たく冷やしたくだものが美味しいから、メロンに桃に梨にとくだもののお世話にもなった。あってよかった冷蔵庫。常温だと、いくら完熟でもやっぱりそこまで食は進まないから。
冷蔵庫普及前は、井戸や小川の流れで冷やしてたのか。コンポートにしても、冷やした方がより美味しく感じる。
8月16日は大文字の送り火で、送り火のテレビ中継を見ながら、送り火ミニどらを食べた。もっと上品な麩菓子系もあったけれど、しっくりくるのはやっぱりミニどら系。ひとつのどら焼き(三笠)の上に、五山の送り火文様をすべて模したお菓子なんてのもあって。
ひとつで功徳総どり系っぽくて、日本人の合理性というかちゃっかり性というか、面倒くさがりが凝縮されてるようで好きさ。ちゃっかりという言葉や態度も、そういや英語にしにくい系の日本語。近頃は外国の人が英語で落語をやってたりするけれど、英語にしにくい系のことば。どう訳してるのか、気になるやね。
やってはいけないことをやらかした集団は、より抑圧的な強者がやって来る前にスタコラ逃げる。というのは、休み中に見た絵の解釈さ。
お休みなさーい。