クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

この道はどの道

てんこ盛りを英語に訳すとどうなるのか。Googleさんの答えはTankodonで、何がどうしたらそうなるのか。小一時間くらい、問い詰めたい。

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一発で英語に翻訳できないことばを見つけると、何となく勝ったと思う。誰にや、というのは置いておいて。翻訳しづらいことばは言い換えると、翻訳の必要性がないことばで、だからこそ捨て置かれてる。

 

いつかは消えていくことば、ちゃんと拾い上げたで。という満足感が、勝ったという感覚を呼ぶのかも。

 

英語に翻訳しづらいことばは、英語圏の人に説明しづらいことばで、彼らの文化圏にはそもそも存在しない概念だったりする。

 

てんこ盛りで試しに画像検索してみると、みごとにメガ盛りの画像ばっかり、日本ルーツとしか思えない画像が並び、あぁやっぱり概念としても日本オリジナルと思っていいんだと勝手に納得する。ついでに、てんこ盛りと山盛りの使い分けと違いについて疑問が浮かぶけれど、てんこ盛りは俗語、スラングってことでいいのかも。俗語だから、いつかは消えていく。

 

格調高くない、俗っぽいものの命は短いんだな、だいたい。

 

ただし「格調高い」リストに新しく加えてもらうにはハードルも高く、あっさり席がもらえるのは俗っぽい方でもあって。俗っぽいこと、バカっぽいことを長く続けられる人は少ないから、最後尾からどれだけ前に進めるかの競争となったら、どっちがいいんだかわかりゃしない。

 

俗っぽいことで日銭稼ぎつつ、格調高いリストでの上位をめざして精進するのが現実路線。どちらかしかできない人は、分担できる誰かを見つけて分業体制を整えるか。ラクな道なんて、もうどこにも残されてないのが成熟社会だから、未成熟な国やエリアの方がチャンスも増える。

 

自分に子供がいたら、どういう生き方を望んだかと考えるのはいつだって楽しい遊び。日本でしか生きられないと、生き残るチャンスはより少なくなるから、海外それも欧米ではなくもうちょっと居心地悪そうな国でも生きていけることを望む。

 

どうするんだよという具体的方法は、考えなくていいから遊び。自分がする苦労じゃないから、より厳しい方を選べと千尋の谷から突き落とすタイプ。

 

どの道を選んでもラクな道なんてもうないくせに、どこも楽しそうに勧誘してくるから油断ならねぇ。逆に、この道はとっても大変な道と言われて人払いする道の方が、案外ラクな道かもね。かもかも。

 

お休みなさーい。