クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

あぁ夏、水に花。

水も滴る花壇の花。

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ビアガーデンが始まる前の時間帯は、花壇の水遣りタイム。今日みたいに暑い日は目に涼しいだけでなく飛沫が飛んできても無問題で、スプリンクラーからの水が心地いい。


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真夏とはいえ基本的に涼しい札幌で、水遊びが楽しいのも一年のうちでほんのわずか。日差しがあって水量たっぷりだから、虹もあっさり出現する。水遣りタイムの間は、きっとそこかしこで小さな虹が出現しているはず。


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何しろ水量たっぷりなのは目視で確認済みだから、気前のいい放水も、夏のイベントにひと役買ってる放水ショーかも。かもかも。

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基本的に涼しいから、日陰に入ると気温ほどの暑さは感じず特に夜になるとヒンヤリ。もうすぐ8月だというのに雨が多かった。日によっては平年並みに気温も上がらなかった。

 

という個人的感想を裏付けるかのように、もうすぐ8月なのに春先に咲くはずのモクレンが咲いていてびっくり。二度三度見ても目の錯覚ではなく、あっさり散ってしまったけれど花びらは残っていた。

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日照時間に外気温。花や街路樹は環境から受ける影響が顕著で、天候不順にも気付きやすい。花や花の咲く木を商品作物のまわりに配置するのは、目の保養以上の意味があって、前例のない土地で前例のないものを育てる際にはちょうどいい目印。

 

札幌のぽろには広いや広大なという意味があったとか。事実、早くから開拓がすすめられた“昔っから街だった”場所はどこも高低差がなく、その気になればどこまでも歩いて回れそうな雰囲気さえある。

 

高低差を感じるのは、“昔っから街だった”場所とはちょっと離れたところ。

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ぽろ、広く広大な場所を見晴るかす幌見峠という名が、いつ頃つけられて道が通ったのか知らないけれど。ここからだと、“昔っから街だった”広くて平らな場所がよく見える。


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今年もきれいに咲いていたラベンダー。ここのラベンダー畑は、都市と自然の近さがしっかり感じられる。都市と自然が近いけれど、ヒートアイランドとは縁が薄いはず。


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都市と自然の近さが感じられるポイントかつ絶景ビューは、札幌市内にいくつもあるけれど。自然から“下されたもの“を生かした絶景というよりも、歴史の浅い街だけに人為で(それもとびきり強力な)造り上げた気配が濃厚で、覇権や覇者あるいは制覇というワードがチラつく。

 

獲得した権力を誇示するかのように、壮麗な建築物を建てる。という発想は、覇者が時々で入れ替わる場所あるいは土地にありがち。

 

目に見える立派な建物を建てるという行為はだから権力を誇示する古くて新しいやり方で、砂上の楼閣以上のものが造れる証しなんだと思う。


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あぁ夏。ノウゼンカズラが満開だと真夏っぽいけど、百日紅まで咲き誇るようになると、ヒートアイランドがちょっと心配。