クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ドカッときた

360度どこからみても、全方位からツッコミ入れられても文句の付けようがない型通りを習得済みだから、お手本にもなれる。

 

お手本となる、ほれぼれするほど美しい模範演技を披露できるような人がやる型破りだからサマにもなって、そもそも型さえ身に着いてないのにやってみた型破りは、単なるやぶれかぶれでヤケクソさ。

 

ヤケクソを見る機会がないと、ヤケクソであってももの珍しくて持て囃されるけれど、ヤケクソだらけになったら胸焼け。膨満感も止まらない。

 

例年より早いような気がするドカっと降った雪のおかげで、いきなりの雪景色で雪化粧。視界も白くなった。これから毎日のように見る、代わり映えのしない雪景色であっても初回で初物はやっぱりきれい。見惚れる。

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まだ木には紅葉した葉っぱがワッサワサだから、白と木々の緑に赤や黄色が混じって、地味に派手。白い雪の隙間からのぞくと、見慣れた赤や黄色に緑でも新鮮で、一層映える。今だから見られる、期間限定の景色。葉っぱが落ちて枝だけになると、侘しくなる。ワビサビ好きな人には、いいんだろうけどさ。

 

職種や職掌によって、求められる理想の上司像なんてそもそも異なるから、あんまり考えたこともない理想の上司。情緒の安定した人であれば、上司としても好かれやすそう。

 

上司なんて、そもそも煙たくて不愉快な存在。誰かを不機嫌にするのは簡単だけど、愉快にするのは難しいもの。だから、上司という不愉快な存在ながら慕われるような人は、きっと下についた人をどこかで愉快にしてるはず。

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愉快にと言ったって、そこは職場でエンターテイメントの場とは違うから、笑いが取れたらいいってもんでもなし。自分の希望は後回しで、下に付いた人の希望を優先させるタイプだと、下に付いた人の不平や不満も溜まることなく慕われそ。

 

上司の方がストレス溜まりそうだけど、上位下達で回ってる、強権がモノ言う組織の方がどう考えても少数で汎用性がなく、汎用性がないから、その種の流儀が染みついたままだと同じような組織をグールグル。と、渡り歩くことになるのかも。

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自身が愉快な状態にあれば、誰かを不愉快にする動機に乏しい。いつでもどこでも。自身を愉快な状態に保っていられるのは、情緒が安定している何よりの証拠。不愉快な目に遭うことが多いストレスフルな環境でもご機嫌のままでいられるのなら、安定した情緒は鍛えられたもの。

 

厳しい競争という環境に負けて呑み込まれてしまうと、情緒不安定になりがち、誰かを不愉快にしがち。厳しい競争という条件のもとでも、情緒が安定して誰かを愉快にできるのは、だから逆説的に厳しい環境に揉まれてきたサバイバー。

 

環境に負けて、道を踏み外した。あるいは、闇落ちした。

 

その種のサンプルにこと欠かない環境に身を置き続けてきたら、人格も磨かれて角も取れそう。角が取れてるから、誰かを不愉快にするよりも愉快にする術に長けていて、細かいところにまで目が届くようになる。

 

アラ、見てないようでちゃんと見てるじゃん。

 

という、細かいところまで実はちゃんと見てる相手には、見られてる側も手抜きしない。手抜きして怒られるよりは、ちゃんとしてるところを見せて褒めてもらった方がいいから。

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ビフォーアフター。劇的な変化であっても我関せずで、機能が停止することも麻痺することもなく、常と変わらずちゃんと回ってる。今日も明日も粛々と、やるべきことをちゃんとやってるとそりゃまぁ自然と鍛えられて、ショートテンパーにもならず負けずで、強くなるやね。

 

個人的には、奇跡の一枚。季節外れのライラックに積もる雪。バラだってまだ、咲いてるところでは咲いてる。雪が降るのが、唐突過ぎただけさ。

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いつも他の誰かの望みを優先してきた。なのに、その当人の望みが叶わないのなら、その地位にとどまる意味もなくなる。