クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

発想の転換

数字に弱いので、30℃超えという事実を目の当たりにすると、それだけで体温が上がる。

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夏だ。

大通公園ではビアガーデンも始まり、平日でも盛況。真っ昼間から、赤ら顔でえびす顔の人達が、ジョッキ片手に幸せそう。平日休日関係なく、もう夏休みなんだと思えば無問題。一ヶ月休みをもらえる代わりに、給料11ヶ月分。この暑さがこれからも続くなら、それでいいから真夏は休みたいという人も、一定数いそう。

 

車がないと、どこにも行けなさそうな不便な場所でバスを待つ人たちは、そうか避暑に来た人たちだったんだな、と通り過ぎてから気が付いた。

 

気温こそ高いけれど、湿度は低く夜ともなればもっと涼しい。避暑に来た甲斐のある涼しさとローカルっぽさは、間違いなく味わえるはず。どうせこの暑さも、長くは続かない。

 

ところで金(ゴールド)の価格が上がらない。

 

為替の問題もあるけれど、地政学リスクが一瞬盛り上がっても、以前のように金への逃避が盛り上がらなくなったので、逃避先が増えたに違いないと思ってる。

 

衣食住のうちどこに最も比重を置くのかという問題は、個人の嗜好をすっかり明らかにする。食べ物や、あるいは知識のような形になって残らない「消えもの」にお金を遣うのか。それともしっかりと形に残る「実物」にお金を遣うのか。

 

時計やバッグに車にその他。換金性の高いブランド品に囲まれて生活している人は、地震などの自然災害に備えて防災グッズを備蓄するようなもので、「いざ」という時のリスクに常に備えている人。という見方もできる。

 

食べ物に代表される、食べ過ぎれば脂肪にしか変わらない「消えもの」には決してお金を費消しない。臨時収入があっても、手堅くいつでも換金可能な実物にしか変えないというライフスタイルは、どう考えてもリスクマネジメントの賜物。リスクを意識せざるを得ない体験を通じて身に着けた知恵かもしれず、それは成金趣味とはちょっと違うかもね。かもかも。

 

脂肪にしか変わらないと知りつつも、食べ物のような「消えもの」にホイホイお金使ってる人は、思えばリスクに対して鈍感で、鈍感なままで居られるってことは、リスクからは遠いってことで、ある意味幸せな人なんだ。

 

持ち物はすべて、すぐに換金可能かどうか、取得価格とリリース価格との差額が極小になるかどうかを基準に選ぶという生活の知恵。どう考えても過去の生活は、カツカツやギリギリで、のほほんとは遠そう。

 

いつかは、すべて捨て去る日が来るかもしれない。

 

そう思っていたら、身の回りのものはすべて100均で揃えるか、名の知れたブランド品で揃えるかの二択になりがち。人前に出る必要のある人なら、100均グッズオンリーなわけにはいかないから、ブランド品に偏りがち。

 

時計にバッグに、アクセサリーにブランド品。

 

換金性の高いものを、素早くキャッシュに変えてくれるシステムの充実は、いつかはゼロになる日を恐れる人たちが増えたから。と、考えると、名の知れたブランド品で身を固めて武装した人ほど生き急いでそうで、大変ねぇという感想になるのでおすすめ。一体何をおすすめしてんだかわかんないけど。

 

お休みなさーい。