クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

先週食べたものの振り返り

アイスやソフトクリームといった冷菓がよく売れたに違いない、最高気温30℃越えの夏日。いきなりすぎやしませんかと、まぶし過ぎる日差しに文句もつけたくなって、紫外線が怖い。

 

週の始めには、これでいこうとそこはかとなく決めたはずのテーマ。振り返ると見事に反映されてなかった。在庫処分を優先させると、こうなった。

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  • 三つ葉のペペロンチーニパスタにニシントッピング、スープ
  • 油揚げの卵とじ、にんじんのジャコ炒め、お味噌汁
  • ニラのひき肉炒め、じゃがいも煮、ホウレン草とひじきの白和え、にんじんのジャコ炒め、ホワイトアスパラ
  • ちらし寿司、黒豆煮、アスパラとブロッコリー、お吸い物
  • 牛すね肉のカレーに野菜トッピング、黒豆煮、カルピス
  • カオマンガイ、大根の煮物、豆もやし

押し麦のスープは、ひと晩置くと水分を吸ってリゾットになるという知見を得た。押し麦を入れ過ぎたらという、条件つきだけどさ。ついでに、カレーにカルピスを添えるとラッシーっぽくなるという知見も得たね。

 

ジュワっとだしをたっぷり吸った油揚げと白和えが、どうしても食べたかったからの、豆製品多目の献立。大根と紫蘇のない国では暮らしたくないし、ジュワっと油揚げが食べられない国でも暮らしたくない。

 

食べ物の好みがうるさ過ぎる人間は、他の文化圏で暮らすと苦労する。何食べてもヘーキな味音痴か、どこで生きても何でも自分で作れる人間だったら、苦労も極小で済む。流通してる食材にも地域差があって、その地域でよく流通してるものが苦手だと、食卓を整えるのにも苦労する。

 

引っ越し前には、最寄りのスーパーチェックが欠かせないのも同じ理由。今はネット通販があるから物理的距離は関係なくなりつつあるとはいえ、選択肢については狭くなってる気がしてしょうがないから、ファーマーズマーケット好き。

 

実際に足を運んでみるとわかる。同じ系列なのに、何がどうしてお店に並ぶ在庫には大きな違いが出るのか。消費するだけで生産しない都市なんて、弱いもんさ。

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ここ最近の食品で、もっとも進歩著しいと思うのがフリーズドライ食品。これも、フリーズドライのお吸い物。フリーズドライとは思えないほど、帆立が生っぽかった。

 

フリーズドライ食品が、最初に発達したのはきっと宇宙食JAXAのお土産として、フリーズドライになったアイスクリームを食べたことがある。それから登山食(?)。

 

調理するには過酷な環境で、おいしく手軽に食べ物を食べるために発達した技術。宇宙という過酷な環境の食べ物が、やっぱり過酷な登山を経て、そこで培われた技術が一般家庭にまで伝播するようになった。そんなイメージ。

 

今の季節は元気で暇人だから、ドライブを兼ねてファーマーズマーケットまでわざわざ出かけていくことに何の問題もないけれど、冬季はできない。

 

御馳走は、あちこち走り回って食材を調達することだけど、環境によってはあちこち走り回るのも無理がある。あちこち走り回らなくても、お湯かけるだけで出来上がるフリーズドライ食品は、インスタント食品の進化した姿。

 

お値段だけが、今んとこ難だけどさ。

 

あちこち走り回るのが苦痛になった人にとっては、瓶詰や缶詰より軽くてゴミの始末も簡単そうで、きっといいと思うんだ。廃棄されそうになったフレッシュな食べ物。順次フリーズドライ化できる技術が浸透していったら、フレッシュなうちに。。という制約からも、より自由になれる。

 

お休みなさーい。