すでにあるものをネットに移すのは簡単で、あぁ今はネットあるいはアプリに移行したのねと変化もすんなり受け止められる。いつの間にか増えるポイントカードはアプリに移行しつつあるので、そのうち長財布は不要になりそう。
「手を洗って」「宿題はさっさと片付けて」「散らかしたものはちゃんと元に戻して」と、日頃から“命令”することに慣れた人とスマートスピーカーの相性はきっと抜群で、口答えを許さない人ほどAI秘書との相性もきっとよし。
花粉症が悪化するほどに、食事から油っ気が抜けていく。
- 大根と鯖の水煮の煮物、いかのくんせいとアスパラ・きゅうりの和え物、しめじとにんじんの混ぜご飯、豆乳スープ
- 大根めし、豚肉と豆苗の炒め物、こんにゃくの含め煮、蕗とにんじんのチャンプルー風、いかのくんせいとアスパラ・きゅうりの和え物
- かき揚げとかぼちゃの天ぷらのせうどん、かぶのサラダ、茹でそら豆
- 厚揚げステーキ、こんにゃくの含め煮、かぶのサラダ、豆乳スープ
- 炒り豆腐、ポテトサラダ、コーンと枝豆のつまみ揚げ
- 豚肉と白菜の煮物、トマト入りもずく
生の蕗が手に入ったので、蕗の水煮を作り置きしておいた。蕗の水煮は年中手に入るけど、やっぱり生から作ると香りが違う。昆布と一緒に佃煮にして、あっという間に食べ上げた。
昆布の佃煮は、祖母の味で、母の味。有名店のものは、昆布も柔らかくて上品な味だけど、何かが違う。舌が祖母の味と母の味に慣れ過ぎていて、美味しくても他の物を受け付けない。自分で作ってみて初めてわかる、昆布を柔らかく炊く難しさ。使ったのは、去年旅行で行った、羅臼のもの。
祖母に連れられて、八坂神社近くの乾物屋まで買い物に行ったのも今はもう昔の話。どこ産の昆布だったのか知らないけれど、乾物屋でわざわざ売ってるようなもの、意外と北海道産だったら面白い。
観光客で賑わう今は、あの界隈からは乾物屋のようなお店はもう残ってるとは思えない。細い路地の間にあった、羊羹が美味しかった和菓子屋さんとか。もう名前も覚えてないような個人経営のお店の数々。生活があるとは思えない場所から、生活に必要な品を見つけるのが、思えば上手な人だった。
生活があった場所からコストの関係で生活が消えていくのなら、コストがかからない場所に、順次居場所を変えていくんでしょ。
コンビニでもスーパーでも、おばんざいと呼びたいような茶色っぽい総菜は簡単に手に入る。だけど手作りのものに慣れていると違いだけが際立って、どうしても受け付けない。だから、買うのは別のもの。
お休みなさーい。