クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

バイバイ、雪だるまのホテル

降るときゃ降る雪のせいで、いつの間にかすっかり雪景色。見てるだけなら、キレイ。雪道を行かねばならぬ時は、まじ勘弁。転ばぬようにペンギン歩きで、ポテポテ歩いてる。

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ビバ、ロードヒーティング。文明の利器はスバラシイ。ロードヒーティングなしの歩道は、歩きにくくてしょうがない。

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歩道の雪を融かすため、道路の中に温水などが流れるパイプ(その他イロイロあり)を埋め込んで、真冬の寒冷地でもラクラク歩ける仕組みさ。と、説明したところ、エコじゃないとかエレクトロニクスの国はクレイジーとか、散々バカにされたものだけど、どう考えても便利。

 

積雪に悩む国、例えばロシアなんかは積極的に取り入れたらいいのにと、かなり真面目に思ってる。低賃金の奴隷労働で、誰かに雪掻きしてもらうよりよっぽど文明的。超冷温にどこまで耐えられるのかといった周辺技術は、軍用機素材の開発にだって、転用可能で何かとお得。そんなことはまったく考えずに、雪道をテクテク歩く。

 

ひとの行き来が激しい横断歩道ほどツルツルで、滑るように歩いて転ばないようにする。

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札幌市中心部では、ジェントリフィケーションが絶賛進行中。古くからある建物が、またひとつ歴史を閉じていた。

 

大通公園ホテル」。

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看板の雪だるまが目印。大通公園北側という、超超超好立地にあるホテル。跡地はホテルになるのか、はたまたマンションとなるのか。今からその未来図に興味津々。泊まったことも、お世話になったこともないとはいえ、寂寥感も山盛りだけど。

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大通公園の写真を撮っているうちに、その存在に気付いたホテル。写真を撮っていなかったら、気付きもしなかったかも。かもかも。雪だるまの看板がやっぱりトレードマークだったらしく、閉館のお知らせにも「“雪だるまのホテル”として皆様より格別なご厚情を賜り“」との文言あり。

 

立地良しなわりには宿泊料金も良心的っぽくて、定宿にしてた人も居そう。古くからあって建物の減価償却はとっくに終わってるからこそ、良心的なお値段で運営できた、飲食店やその他。年々減りゆくばかりで寂しい限り。

 

外国人観光客の数は右肩上がりで、大通公園で行われるイベントは年々大がかりになっているのと好対照。

 

さっぽろホワイトイルミネーションも、キラキラ仕様に磨きがかかってきた。

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平日の夜だと観光客も少なくて、見やすくて歩きやすい。地面もツルッツルなので、マイペースで歩けないと、滑って転びそう。

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ゆるキャラ発見。愛想を振りまいてた。

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カラフルなドーム型のイルミネーションが、今のところいっちゃん気に入ってる。

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こういうツリー型もいいんだけどね。たいへん立派でインスタジェニック&フォトジェニックなツリー、台座には“冬期オリンピック・パラリンピックを札幌に“のスローガンありで、なかなかあざとい。

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インスタやSNSに写真をアップすると、少なからぬ人の目に“冬期オリンピック・パラリンピックを札幌に“のスローガンも拡散されるわけで、スローガン入りのものは大抵気合が入ってる。

 

右か左かの政治が嫌になったら商売、あるいは広告へとは言うけれど、何を売って何を広告するかも、じゅうぶん政治的。

 

お金もらったら何でも広告する無節操スタイルが、いっちゃん政治から遠いのは間違いなし。

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犬が喜んで庭駆け回りそうな、わざわざ誰も行かない、歩いてない場所を選んで歩く人多数。大勢が歩いた後はツルツルで、転ぶ危険もマシマシなのさ。

 

お休みなさーい。