サッカーのお祭り、ワールドカップが賑やかに行われている今日この頃、こちらでは夏を告げるお祭り、『札幌まつり』がクライマックスを迎えてた。
夏を告げるお祭りの割には、この10年で晴れたのは2回ほどと、雨にたたられるのが恒例らしい。今年も小雨降る中、『神輿渡御』が行われてた。
夏を告げるお祭りの割には、この10年で晴れたのは2回ほどと、雨にたたられるのが恒例らしい。今年も小雨降る中、『神輿渡御』が行われてた。
一部威勢のよい掛け声でわっしょいわっしょいと神輿をかつぐ部分もあったけど、基本は時代がかった装束をまとっての行列だった。
何をどう楽しめばいいのか、見当もつかないままとりあえず神輿行列を見に行った。あらかじめ行列の通過スケジュールがアナウンスされているので、あまり混まなさそうな場所と時間を選んで行ってみたけど、祇園祭の比じゃないくらい空いてたので拍子抜け。
車も通れば、人も通る。そんな中での神輿行列だった。市民のみなさん、意外と冷静なのね。日常と隣り合わせで、よさこいのような熱気もなく粛々と行列は進む。そんな感じだった。
(狸小路商店街を行く、祭典区の山車行列)
祭典区といって、町内会、または鉾町みたいものでしょうか。市内を地域ごとにいくつかの小グループに区分けし、祭典区ごとの山車も行列してた。9つとか言ってたような気がするけど定かではない。ウロ覚え。
こういう神輿行列は祇園祭でしか見たことがないんだよね。びっくりしたのは山車がトヨタやヤンマー製の車で牽引されてたこと。ヤンマー製ということは、もしかして元はトラクター?そりゃ粛々と行列が進むわけだ。神輿を四輪が牽引するのは今や普通のこと???あーびっくりした。
どの山車にも謎の芸人さん達が乗っていて、お囃子に合わせて踊りを披露してくれてた。ごくたまーに日本髪の似合う大変おきれいな方が乗ってたりする。ほんとにたまに。みなさん踊り達者で、祭以外の日には一体何を生業にされてるのか、結構謎。祭に参加してうん十年のベテランなのかな。
それでも沿道のお家の方々は、神輿行列の通過に合わせてちゃんと外に出て、行列をお迎えされてた。神様のお通りだもんね。
ほんとは賑やかしに手を叩いたりすればいいんだろうけど、あいにくカメラで両手がふさがっておりました。静かに見守るばかりのお祭りで、そうか、わっしょいわっしょいと賑やかなばかりでないお祭りもあるのかと、新鮮な驚きだった。
今日は和菓子の日でもあるらしいので。羊羹の上に錦玉がのった生菓子。夏らしいお菓子で美味しゅうございました。
お休みなさーい。