クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

晴れ間

早朝にもかかわらず、なぜか長蛇の列が出来ていた某所。一体何事かとのぞいてみたら、パチンコ店の開店を待つ人の群れだった。平均年齢若め。

 

それが毎朝の風景なのか、新装なんちゃらで特別だったのかはわからないけど、常にない時間帯に常に歩かない場所を歩くと発見があるものよ。

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悪天候もあって運動不足だった週末の分も取り返すように、テケテケ歩き回って始まった週の始まり。青空も久しぶり。大通公園ではYOSAKOIソーラン祭りの準備が進み、道には、北海道神宮祭の到来を知らせる幟がはためいている。初夏ですな。

 

北海道神宮祭は市民のためのお祭りで、観光客もそう多くない。YOSAKOIソーラン祭りは道外や札幌市以外からの参加者や観光客も多く、どっちがより多く街にお金が落ちるかと言うと、間違いなく後者。

 

ホテルが埋まる。交通機関の乗降客が増える。ついでに飲み食いも発生して、見えないところでお金が回ってる。近頃はシェアエコノミーばやりで、思ったほどお金は落ちてないのかもしれないけれど、観光客が落とすお金がないと、回るものも回らない。

 

大きな街は、そこに住む人間の経済力だけではもう公共交通機関も維持できるか怪しいもの。観光客かビジネス客か。とにかく客人の訪れがないと厳しいのさ。

 

本屋で目に付いたので、つい買ってしまった『ミシュランガイド北海道2017』。

 

和食やフレンチといった料理のジャンルに、“イノベーティブ”というものもあり、分子料理でも出てくるのかと思ったけど、ちと違うっぽい。

 

読んでいてもっとも参考になるのは、ビブグルマン。

 

お手頃価格で良質な料理を提供するレストランを紹介しているので、ミシュランガイド中もっとも敷居が低く、ラーメン勢強し。なにごとにもカジュアル化しつつある現代に、もっともフィットしてるかも。お試ししやすい。

 

屋外のフードイベントは、割高にもかかわらずいつも大盛況(ラーメンフェアだと1時間待ちもザラ)で、適切な場所さえあれば財布の紐だって緩みやすい。

 

新規で紹介されてるお店の中には、通り掛かった時には大抵いつもお客さんでいっぱいのお店があり、納得できる。お店がオープンしたタイミングで“名店“と紹介され、その割にはずっと閑古鳥ね、な詐欺まがいのところもあるのが、飲食店が乱立するエリアなのさ。

 

何気に便利なのはホテルの紹介で、“わざわざ”道外から来る人でもまぁ納得できるんじゃないすか、なところが揃ってた。お財布と日程との相談になるとはいえ、欠点の少ないホワイトリストと思えば宿選びも楽になる。

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情報があり過ぎると選ぶのが大変になるだけだから、ある程度足切りしてあると選ぶことに労力使わなくて済む。そもそもコンプリート欲も薄いから、あらゆるところに行ってみなくてもいいのさ。

 

お休みなさーい。