クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

プルーンを買いに仁木町へ

朝ドラ『マッサン』の舞台にもなった余市はりんごの町で、隣接する仁木町はさくらんぼの町。として著名、主に道内で。どちらにしても、美味しいくだもの産地として認知されてる。

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さくらんぼも美味しいけれど、それ以上に美味しくて旬を楽しみにしているのが、プルーン。

 

初めて食べた時には、その美味しさにびっくりした。眼鏡を外したら美男美女で驚いた!という例えしか思いつかないほど、熟したプルーンは甘くて美味。旬は8月下旬から10月上旬。というわけで、プルーンを買いに、仁木町に行って来た。

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余市も仁木町も、小樽の先。夏にはウニを食べに行く人で渋滞ができるせいか、小樽から先の道は、道路拡張工事中。そのうち観光客がどーんと増えるんでしょ。

国道5号線沿いには、くだもの農家さんによる直売所が軒を連ねてる。農家さん直売なので、この上なく新鮮。今朝摘んだばかりよ~という、プルーンその他が手に入る。

 

その5号線と平行するようにフルーツ街道と呼ばれる道が走り、各種くだもの狩りが楽しめたり楽しめなかったりする果樹園が林立。さくらんぼの町なので、さくらんぼの木多し。さくらんぼ山なんてものもある。

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プルーン買って、はいサヨナラだとあまりにも味気ない。なので、「フルーツパーク仁木」へと足をのばす。疑問しかわいてこない、農村公園という場所の正体が、見てみたかったのさ。

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だだっ広く見晴らしのいいここは、国内でも珍しい果物をテーマにした公園だそう。テーマなので、くだもの狩りはやってない。園内のくだものは、採っちゃいけませんとの注意書き付き。

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果物の木、こんな感じだよ!と、学習する場所らしかった。

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プルーン、やたらとでっかいパープルアイとかオパールとか。ほんとはいろいろ種類があるんだけどさ。関アジ関サバみたいなもんで、『ニキプルーン』とのブランドで出荷してるらしい。絶対狙ってるよね。。あれ?ニキ?ミキ?と混乱したくらいだから。

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ドッグランもあって広々として見晴らしもいいけど、人は少なめ。

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人が少ないから、散歩するのにもちょうど良さげ。お子様が遊べそうなアトラクション、“ローラーすべり台”もあり。見晴らしのいい、展望台もあり。遊んでる人、少なかったけどね。

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遠く海の見える景色。スロープカーは休止中。季節は夏の終わりで、もの寂しさも満点。

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コスモスまで咲いていた。

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時間が止まったかのように静か。

 

静けさが存分に味わえる、そこここに粗が目立つものの、基本的には人の手が入った安全できれいな公園。いつ野生動物に遭遇するかと心臓に悪い、安全でも人の手が入ってもいない場所は、もうイヤなのよ。という気分にぴったり。

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なぜかコテージもあり。海へも小樽へもさほどの距離ではないから、穴場かも。カフェっぽいものもあり。

 

各生産農家が季節のくだものや野菜その他を持ち寄って、直売所として賑わえばまた違うんだろうけど、かつてはそうだったのか???

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直売所を各自が自前で用意してると、“集う“という意識は薄くなっちゃうよな。。茨城県にある”みずほの村市場“は、格安競争にならないよう、後から市場に参入する農家は”品質”が高くないと、市場参入そのものが許されないというルールだったはず。

 

ルールは厳しいけれど、そのおかげで、高品質なものが手に入るとの評判が人を呼んで賑わってた。品質のよしあしはわかんなくても、賑わいはわかるから、賑わってるとそこで買ってしまうもの。 

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野菜直売所の激戦区だったから、安売りに巻き込まれない戦略が有効だったんだな、と思い出す。買い物は、雰囲気、気分に大いに左右されるから、「気分」を買いに来てる人けっこう居るんだよな。

 

余市・仁木町エリアでもっとも有名な、海鮮丼のお店柿崎商店は、相変わらず大人気で行列ができていた。

 

余市も結構観光客が来る場所だけど、食べ物が美味しいお店が少ないところが難点。食べ物さえ美味しければ、ドライブや気分転換に足伸ばす人は少なくないはずなんだけどさ。

 

観光客の数が増えれば、将来的にはまた違った姿を見せるのかも。

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果樹園内に、なぜか羊が居た。草取り要員?

完熟のプルーン求めて、旬のあいだにもう一回くらい行きたいところ。

 

お休みなさーい。