ネットはもはやお金儲けが楽にできる場所では全然なくなって、楽にお金儲けできる場所じゃないのに楽に稼いでたらそりゃ叩かれますがな。
ネットとリアルが限りなく近づいて、地盤・看板・カバンのない人やモノは、ネットでもリアルでもコツコツ地道にやるしかない。楽そうに見えて、その実全然楽なんてしてないんでしょ。グレーゾーンを突っ走るなんて論外さ。
HPによると、7月20日頃が見頃とのことだったので、幌見峠のラベンダー園に行ってきた。ちょうど満開かつ天気予報を裏切っての青空。大変よいものを見た。
去年は混雑を避ける目的で早朝に出掛けたけれど、今年は午後からお出掛け。午前はいまいちだった天気のせいか、それとも飽きたのか、車も人も少なめ。スムーズに入場できた。
天気がいいと、どうなるのか知らんけどな。
はい、絶景。
都市と自然が近い、札幌のよさを凝縮したような景色。
こうして見ると、中央区は最早ぎゅうぎゅう詰めだな。後方に見えるよその区(どこの区かは知らね)にあるような緑地帯は、見渡す限り見つかりゃしない。
一面のラベンダー、そして微かなラベンダーの香り。ええわぁ。
富良野あたりに行けば、ラベンダーもマシマシだけど、その代わり観光客の数も車やバスの数もマシマシ。ついでに現地まで時間が掛かる。その苦労(面倒くささとも言う)を思えば、そうだラベンダー見に行こうで思い立ったらすぐに来れる近さが貴重。ラクチン。
頭上には、夏らしい青空が広がる。ええわぁ。
一面のラベンダーだ。
今年は一部のラベンダーが枯れてしまったそうで、その箇所だけ一部茶色。丈夫そうに見えるラベンダーだけど、意外と脆いとこあるんだな。。一度植えてしまえば、後は手間がかかるものでなし。というものでもないらしい。
上を見れば青空。
蝶が舞うラベンダー畑。ついでに蜂も飛びまくり。養蜂でもしてるのかな?というレベルで、蜂いっぱい。
去年はラベンダーの摘み取り体験ができたけれど、今年はその種のアトラクションもなし。小屋があった場所は、ソフトクリームやかき氷が食べられる場所に変わってた。
去年はなくて今年からできたものといえば、駐車場のゲートか。一台500円なり。ひとり500円の入場料なら100人来ればちょっとした収入にもなるけれど、100台集めようと思えばなかなかに大変そう。そもそも100台駐車できるのかも謎。
1株から始めて、今では5000株ものラベンダー畑に成長中。手作り感あふれる園内で、上野ファームや風のガーデン、あるいは六花の森など、立派なガーデンを見慣れた人にとっては物足りなさを感じるかもしれないけれど、そもそも比べる対象はそこじゃない。
「森、プリーズ」とひと声かければ、金余りかつ新規貸出先探しに余念がない向きがイソイソとお金出してどっかんと大きな施設ができる可能性もあるけれど、身の丈に合わない大きな入れものはかえって持て余すこともあり。
立派な施設に、目立つのは閑古鳥ばかり。足りないのは人。なんて景色はそこかしこで見かける。
働き手や、時には客でさえ足りない今、大きいことはいいことじゃない。
上を見れば夏空。
目の前に広がるのはラベンダーと札幌を一望する景色。
図体が大きいと取り回しにも苦労して、方向転換も楽じゃない。不要なものは即座に取っ払い、必要なものを必要な時に即座に取り寄せることができれば、方向転換もらっくらく。
滅多に移動しない人は家財道具一式を貯めこみがちだけど、移動が多い人は、もっと身軽。
すぐそばにコンビニがあれば、家の中に過剰にモノを貯めこむこともない。移動が激しい人にとってのコンビニは、必要なものを即座に売っ払って、必要な時には即座にお取り寄せできるシステムなんでしょ。
今あるECサイトはやっぱり売ることに注力してるから、買い取りも実装してくれれば、壊れるまで使うこともなくなって、売り買いももっと活発になる。
もったいないの気持ちが薄くなれば、買い替えのサイクルも早くなるかもね。かもかも。
白丸がプリンスホテル、青丸はロイトン札幌。黄色い丸はJRタワーホテル日航札幌。
ホテル不足でホテルが増えたとはいえ、目立つのはこの三つ。よく目を凝らせばもう少し見つかるかもだけど、意外と覚えてない。
札幌はすでに立錐の余地もなくビルやマンションが立ち並んでいて、多少建物が増えても減ってもわかりゃしない。
緑地面積が増えた方がむしろ、「札幌変わったな」になるんだけど、土地の高度利用には思いっきり反してるから、そうはならない。都市なのに緑地面積が多いのは、他の都市にはない魅力にもなると思うんだけどな。どうなんでしょ。雪捨て場にも困りませんぜ。
来年はどんな景色が見えることか。
お休みなさーい。