クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

アナログ

大根おろしにゴマのすりおろし。あるいはチーズおろしと、おろすという行為はとかく無心になれる。無心になれるから、省力化しない。アナログな行為を敢えて残した作業は、義務ではなく癒し。

 

詰め込みたい人ではなく、カラッポになりたい人向け。詰め込む作業は、そもそもがカラッポな人ほど吸収もよく、雑念が多過ぎると詰め込もうにも詰め込めない。

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駐車場代と入園料を払った先に広がる景色。多分今年はもう閉園し、ウィンターシーズンまでお休みのはず。今では感慨も薄くなったけど、ここに来るとやっぱり北海道はでっかいどうで、自然と隣り合わせなんだと実感できる。札幌駅からは、ルートにもよるけど20㎞ちょっと。

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190万都市であっても、小一時間かからずにそれなりの自然にたどりつけるのは、どこの人口200万級都市でも同じなのかも。違うのは大都市だけで、大都市の方がイレギュラー。

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11月に入ったというのにいまだに雪も降らず、例年より暖かいせいか、街路樹の葉っぱはいまだにわっさわさで例年より遅い紅葉が楽しめる。昨年の写真と比べると違いは一目瞭然で、自分で撮った写真だから嘘かまことかも気にしなくていいからノーストレス。

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大量に撮りためた写真。どうするか決めあぐねていたけれど、まずは自分を楽にするために使う。自分を楽にするためと一覧性。どうするのがいちばんいいかと考えたら、やっぱりアナログに落ち着く。

 

自分以外も一覧可能だと、自分以外の人をまずは楽にしそうで、それは本意じゃない。

 

はたを楽にするのが、はたらく。という語呂合わせをどこかで見たけれど、はたをらくにする必要がなければ、まずは自分を楽にするのが先。欲しいあるいは使いたいのは、まずは自分を楽にするツール。自分以外の誰か、例えばサービス提供者を先に楽にするようなツールは使いたくない。

 

サービスを提供したい人の頭数は揃っていて、あとは使ってくれる人を待つだけというのは、どこか変。サービス業には、大なり小なりそういう一面があることは承知していてもさ。

 

移り気で気まぐれな、ユーザーの首に縄をかけるのがお賃金。

 

お給料で結ばれた鎖を、引っ張ったり緩めたりするだけで需給調整ができたら何かと便利で、その手のことを考えて実行に移すのは大抵強権的な人。便利になるために使うサービスに、逆に便利に使われたらたまんないわな。

 

お地蔵様は子供の守り神で、子供がお地蔵さまよりも強力な守護を得たり、子供がもう子供ではなくなったら役目を終え、また新しく守護を必要とする子供が現れるのを待つ。待つこともお仕事のうちで、せっかちで待つのが苦手なお地蔵様は、お地蔵様にはミスマッチかもね。かもかも。