クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

ドーナツをフレンチトーストにしてみた

甘党ではあるけど同時に山椒や七味、タバスコを愛する辛党でもあるので、超絶甘いだけで虫歯に一直線な激甘スイーツは、そんなに好きではない。

 

ないけれど、ドーナツをフレンチトーストにしたらどんな味になるのか。まったく知らない新たなる味覚の新地平、あっという間に手に入る簡単な材料でできそうだったので作ってみた。

 

やってみようかしらですぐできる、敷居の低さ大事ね。下の記事にインスパイアされた。同日に公開された、汚な美味そうなメシ記事の方がブクマを集めるあたり、ほんっとはてなって感じ。

r.gnavi.co.jp

ふだんフレンチトーストを作る時は、卵1個に牛乳1カップ、砂糖少々の卵液で作ってる。ドーナツにはそもそも砂糖が使われているので、今回砂糖は抜きにしてみた。卵液の分量は自己流で、レシピ通りには作ってません。

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(使用したドーナツは、ミスタードーナツの中でも控えめな甘さがウリのシュガーレイズド。1個225kcalだってさ!)

 

卵液に浸した時間は30分強。卵液に浸している間に、トッピング用のフルーツを準備したりコーヒー入れたり、他のことをするのさ。

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卵液が減った気配がしない30分後。本当に卵液は浸みたのか???という一抹の不安とともに、バターの溶けたフライパンへGO!

 

両面にほどよく焼き色がつけば完成。今回はフライパンで焼いてみたけど、ふだんはひと晩卵液に浸したパンやバゲットをオーブンで焼いてる。その方が外側カリっ、中はふわとろな仕上がりになる。

 

あとオーブンを使うとフライパン洗うよりラク。洗うのはオーブンシートを敷いたトレイだから、大して汚れてもいない。

 

ドーナツをフレンチトーストにしようと思いついた時点で当然記事にするつもりまんまんだったので、ひと様にお見せすることを前提で盛ってる。もとい、盛り付けてる。

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(赤い粒々はザクロの実。ザクロとイチゴと缶詰の黄桃をトッピング)

 

赤いザクロの実に一瞬で心を奪われた。白い生クリームの上に舞う赤いザクロの実、きれいやーんとビジュアル重視で臨むも、実はごっつい食べにくい。粒々の中にはぶどう状のタネがあり、きれいに食べられない。ビジュアル重視、大失敗。味は美味しいんだけど、ザクロはやっぱりジュースでいいや。

 

砂糖もハチミツもメープルシロップもなしで、甘みといえそうなものは生クリームのみ。そのくらいでちょうど良かった。卵液がちゃんと浸みているのか不安だったけど、中はとろっとろ、外側はもともとまぶされていた粉糖がカラメル状になるせいか、カリっと歯応えあり。なかなか美味しくできました。

 

ドーナツでフレンチトースト、全然ありだわ。今回はミスタードーナツのドーナツを使ったけど、コンビニドーナツで甘くなさそうなもの、もひとつと思うドーナツがあれば、材料としてちょうど良さげ。

 

固くなったパンやバゲットの再利用として、フレンチトーストにすることが多い。これからは、もひとつだった(あるいはもひとつそうに見える)ドーナツやバームクーヘンの再利用にも役立ちそう。