クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

札幌国際短編映画祭、開催中!

今日から始まった札幌国際短編映画祭。10周年とキリがいいせいか、初日のせいなのか、メイン会場には取材っぱい人の姿もチラホラと。昨年はもっと地味だったような気がするのは気のせいか、日程のせいか。

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(今年のポスター。ちょっとETを思わせるデザインで。雰囲気があってステキ。)

 

メイン会場となるのは、狸小路商店街の中にある「札幌プラザ2・5」、旧札幌東宝プラザ。好きなのよね、ここ。由緒正しい映画館って感じで。イベントの時にしか入れなくて残念。

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 商店街のアーケードも札幌国際短編映画祭の開催を知らせる旗(フライヤー?)で埋まる。去年とまったく一緒なので、使いまわし、いやリユースか。狸小路商店街、広域型商店街というにはやや無理があるからやっぱり地域型商店街か。単に覚えたての用語を使ってみたかっただけです。

 

1プログラムの長さは1時間45分。長くてもせいぜい20分程度の5~7本の短編で構成されている。面白そうな動画を漁ってたら、そのくらいあっという間に経ってしまうから、ほどよい長さ。動画をザッピングする感覚で見れる。プログラムごとに「ほのぼの」や「人間模様」、あるいは「世界の今」といったテーマでキュレーションされてる。長編だったらちょっとと遠慮しそうなテーマも、せいぜい10分くらいの短編だったら、まぁいっかで見れてしまう。ショッキングな内容や、性的表現が含まれた作品にはちゃんとお知らせがついてるので、心の準備もばっちりで安心。

 

実写にアニメにフィクション、ノンフィクションと、作風は幅広い。あんまり見たことのないタイプの映像作品を見るのが好き。

 

問題提起型の映像作品も、この形なら安心して上映できる。作品の評価は別モノでも、そもそも興味のある人が見に来てるから。

 

韓国の有名女優ムン・ソリ主演作が上演されるなど、一部例外はあるけど、基本的にはどの作品も“ビッグネーム”な人は出てこない。出てこないから、ストーリーに集中できる。短編で短いから、実験的な作品が多くて面白い、飽きない。一発芸が通じる世界。

 

高校生以下はご欄になれないプログラムには、デジタルとリアルを扱った、SFっぽい作品が並んでた。ネット、あるいはデジタル依存をテーマにすると、どうしてもディストピア風。ディストピアと捉えるのは、受け取り方の問題かもしれないけど。

 

会場で、この人ナニモノ???と思うような異形の人、見るからにクリエイター風の人とのニアミスがあった。今プログラムを見直してたら、本物の外国人クリエイターだったことが判明。キャラ立ちすぎ。。

 

ごくまれに、そんな変わった人との邂逅もあるかもしれない札幌国際短編映画祭は、12日(月)まで。シアターキノやイベントスペースEDiTでもなんかやるみたい。

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ノルベサのシンボル、観覧車)

オフィシャル・ラウンジはノルベサ1Fの「ミライスト・カフェ」。オフィシャル・ラウンジの意味はよくわからんけど、ミライスト・カフェは広くてまだ新しいカフェだから、居心地良かった。開幕までの時間つぶしにちょうどいい場所。フードもなかなかのもの。マンゴースムージー、美味しゅうございました。

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tabelog.com

 

去年の札幌国際短編映画祭の様子はこちらで。早いな、もう一年経つのか。。

waltham7002.hatenadiary.jp

 

お休みなさーい。