ご丁寧に言及いただきましたので、不本意ながらゆるふわじゃないことを書いてます。
原契約の内容、用途・車種・自動車の料率クラス・型式・現在の等級・事故の有無。そうした基礎情報には全く触れず、ただ「ネットだと保険料安くなったよ」と述べただけのエントリーだったので、以下のエントリーをアップしました。
そうしたところ、限定的ながら原契約を確認したよとのことで、idコールが飛んできました。
素晴らしい後出し情報で、全身が倦怠感に覆われました。つまりぐったりした。
車両保険の補償限度金額が変更前の165万円から120万円に変わっていました。1年経過していたので等級が5から6Fに変わっていました。
えっ?自動車保険の等級、つまり割引き・割増率が毎年変わることを折り込んでなかったの???
えっ?車の価値は年々下がっていくから、車両保険の金額も毎年下がっていくこと知らなかったの???
お父様、今まで全く無事故で鷹揚な性格ゆえに、保険料を払い過ぎていらっしゃった。そのような可能性もほんのちょびっと考えたのですが、全くの杞憂でしたね。
等級が5ということは、過去に一度保険使われてますよね?
初めて保険を契約された時には、6等級からのスタートになります(*1)。
過去に3等級ダウンか1等級ダウンか。いずれにせよ何らかの事故があり、保険をお使いになられたこそダウングレードをくらわれてますよね。
過去に保険を使われた方なのに、保険に全く無知のままなんですかね、お父様。
私自身は、社会人になってから自分の車を持ちました。周囲には18歳になったら当然のように免許を取り、親の車や友人から安く譲り受けた車、バイトで稼いで手に入れた自分の車を乗り回す人がたくさんいました。
そうした人達との会話の中で、「この車は家族限定がついてるから」「年齢条件がついてるから」と、詳しくはなくてもその程度のことは知ってました。
また、3年落ち・5年落ちの言葉もそんな中で自然に覚え、「ぶつけてしまったから保険使わんとあかん、保険使ったら保険料上がってしまう」なんて会話もありました。
そのあたりの暗黙知がすっぽり抜けた人が、自動車保険について書いてしまうんですね。ネットであれ、各保険会社から出てるパンフレット類であれ、そんなに難しいこと書いてますか?嫌味ったらしいこのエントリーより、よほど親切だと思いますよ。
自動車保険の仕組み・「等級別料率制度」についての説明、割引率の詳細については、必ず明示されてますから。
補償内容を取捨選択し、納得できる保険料水準まで絞り込むには若干の技術が必要ですが、自動車保険の基本的な仕組みはそんなに難しくないですよ。たくさんの人が利用してるものですから。
そういえば、10月11日付けの日経プラス1でも、自動車保険の見直しについて記事にしてましたが、料率体系にまで触れてませんでしたね。そこは了解済み事項との理解なんでしょうね。
元エントリーはいずれ消されるとのこと。では、この件もこれでおしまいですね。さよなら~。
*1:セカンドカー割引きとして2台目以降の車については、条件を満たせば7等級から始まることもあります。