クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

気が長いか短いか

他の人が気付くより前に、足りないものを足せる人は重宝される。

 

だけど、他の人もすでに気付いているしわかっている、欠けてるものを足して満たそうとする人は、重宝されるとは限らない。

 

みーんな気付いているのに欠けたままなのは、欠けさせているものだから。

 

欠けていると、壊れやすくなる。つまり、壊したくなった時にはラクに壊せるよう、わざと欠けを放置しているものかもしれないから。

 

壊して、作り直す。最初からそういう類のものだったら、時期が来た時には壊すか、壊しやすいよう欠けさせる。期限が切られているものは確実に壊し、期限の定めが緩やかなものは壊れるに任せる。

 

期限の定めが緩やかだから、壊れさせるに忍びないと再建を志す人が勝手に集うまで待つか、それとも壊れるに任せるか。いずれにしても期限の定めが緩やかなものは、持ち時間が長くて待てる人のやってることで、時間の流れ方がそもそも違う。

 

時間の流れ方がそもそも違うものを、期限が切られているものと一緒にすると、さらに時間の流れ方がおかしくなる。満ちてくるのを待って、欠けてくるのを待つ。そういうものは、満ち足り欠けたりが当たり前で、欠けたからといって大騒ぎする性質のものでもなし。