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パナマ文書にパラダイスペーパーでは、景気のいい数字が踊っていたからこそ、公開する方だって躊躇しなかった。それだけしか資産がないんだったら普通の人じゃん。。という人たちの資産をほじくり回すのは、趣味が悪いわな。
今年一年を振り返って思うのは、自分のフトコロとはちっっっっっっとも縁がないけれど、目にする数字がやたらと景気良かったこと。新規上場時の時価総額、あるいは新規調達額や、新規の設備投資額など、ゼロの桁がインフレ起こしてね?と思うくらい、景気よかった。
そこで思い出すのは、バブルを経験したとある古老の述懐。
「バブルで空前絶後に膨れ上がった地方の予算、再開発にともなう用地買収と用地移転でみーんな消えてしまったんや」
バブルで潤沢になった国、あるいは地方公共団体の予算が、結局は特定個人のフトコロを潤しておしまい♪ だったんだってさ。今回も同じ轍を踏むようだったら、さすがにどうかと思うわな。
暴力から生まれたものは、暴力に還っていく。
ウロ覚えだけど昔読んだ小説『光』に、そんな内容を述べた一節があり、深く納得したので覚えてる。暴力、つまり腕っぷしでのし上がってきた者は、行き詰ったら簡単に暴力に訴える。あるいは行き詰まらなくても、その方が簡単だったら、暴力という手段を行使する。
だから暴力的傾向のある人間は、システム的に暴力がふるえない場所、あるいは暴力に訴えようとしても効果のない場所に置くのが、最大多数の幸福のため。なんだけど。
数の暴力に対して、いったい何で対抗するのがもっとも平和的解決なのか。悩むやね。
Googleさんに「サンタクロースっているんでしょうか?」と聞いてみても、今のところはちゃんと、質問した少女が新聞社に出した手紙と、新聞社が少女の質問に答えた社説にたどり着くことができてにっこりできる。
思いやりや親切な気持ちが目に見えないからといって、この世に思いやりや親切が存在しないとは言えない。同じくサンタさんも目に見えないからといって、サンタさんがいないとは言えない論法は、優しい詭弁とも言えて好き。
ところで現代ではこの季節になると、積極的に見えないはずの存在になろうとする人がたくさんいて、サンタコスのサンタさんが大挙して街に現れる。特にクリスチャンの国あたりでは。
サンタコスでもサンタクロースとして振る舞うのなら、もうサンタさんでいいじゃない。
ちびっこがサンタしゃーん♪と言いながら寄ってく姿は、高価な贈り物よりはるかに大きな贈り物を、見てるだけの人にも届けてる。ついでにインスタ映えもする。
誰かを喜ばすこと、うれしい楽しい気持ちにさせることは意外と難しくて、難しいことをしてる、あるいはしようとしてる人は、季節限定でも職にありつける。
うれしい楽しい気持ちを届けようとする人たちのもとに、景気よくディズニーがお金払ったのを見たばかり。どっちがお金になる方なのか。これ以上ないほど、はっきりしてるやね。お金になる方をどうしても選べない人は、選べないなりの道を行くしかない。
システム的に暴力をふるうことができない場所に行った人は、もう暴力とは決別した。ってことでもあるんでしょ。
お休みなさーい。